成田街道~臼井から佐倉へ③~ | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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散歩おじさんが街中やら、公園やらを「ぶらり」した様子を載せています(^.^)

今朝の出勤時、散歩おじさんが家を出た直後は全天が雲に覆われで日差しが無かったせいもあり、「長袖の方が良かったかな?」と感じるくらいだったのですが、だんだん青空が見えるようになって日差しを浴びると暑さを感じ、職場に着くころにはかなり汗をかいていたような状況でした!

このところ朝夕はだいぶ過ごし易くなりましたが、日中との気温差もあり、着るものを選ぶのに困ることがありますね(^^;

さて記事の方は佐倉宿を目指した「成田街道」の3回目です!

前回の記事の最後に載せました八幡神社から400m足らず進むと、鹿島川に架かる「鹿島橋」に至り、ここを渡るといよいよ佐倉の城下です(^.^)


橋を渡った先で道なりに画面左奥へ進めばそのまま佐倉の市街地なのですが、街道は信号を右へ折れ、300mほど先で左折して城跡の方へと進みますと・・・


佐倉城の出丸を囲む堀があります(@。@)

水草が水面を覆い尽くしているので芝生みたいに見えますけど、うっかり足を踏み入れたらボッチャンって落っこちちゃいますよ(^笑^)

因みに堀の先に住宅街があるのですが、そこの地名は「佐倉市城内町」ということで、まさにお城に密着の場所なのですね!

城跡に沿ってぐるっと回り込むように北側へ向かうと、道なり距離600mほどで愛宕坂に至り、この坂を上れば城址公園や国立歴史民俗博物館などがあります!

城址公園および国立歴史民俗博物館ではたいへんに興味深い見学が出来るのですが、これまでに何度か訪れたことがありますし、興味深いが故に下手に立ち寄ると街道歩きに戻って来られなくなる懸念がありましたので、この日はスルーして先を急ぎました(^笑^)

スルーしたと言っても道中に戻るまでに二つほど説明板がありましたので、そのレポートをさせていただきますと・・・

愛宕坂の下には「明治7年、日本最初の軍隊歩兵第二連隊が佐倉に駐屯し・・・」という説明文とともに「佐倉歩兵連隊跡案内図」がありましたが、城跡のような地形は軍隊を駐屯させるのにも都合が良かったのでしょうかねぇ(?。?)


二つ目の説明板はお城の土塁についてのものでして、佐倉城は石垣の無い土づくりの城だったそうなのですが、土塁などもしっかりした形で残っていますので、そういう跡なども見物しつつ進みました(^.^)


間もなく城址公園を抜けると、城の堀からすぐの所に茅葺屋根の建物がありました!

茅葺屋根と瓦の庇が組み合わされてますねぇ!

茅葺屋根の建物から真っすぐな道を200mあまり進むと、「海隣寺の坂」があります!

画像でもかなりの急勾配なことがお分かりいただけると思いますが、コンクリート舗装が施された現在ならともかく、土の坂だったころに雨でも降った日には、滑っちゃって登れなかったんじゃないでしょうかねぇ(^^;

坂の途中にあった説明板によれば、成田街道が台地上の町に上がる場所にある坂で、街道筋の要衝として木戸が設けられ、土手・竹矢来で守られていたのだそうです(@。@)ホホォ~!

坂を上り切った所には佐倉市役所があり・・・


市役所前では丸ポストが現役で活躍中でした(^.^)