富津岬の戦争遺構~その四~ | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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散歩おじさんが街中やら、公園やらを「ぶらり」した様子を載せています(^.^)

今日の散歩おじさん地域は風が強かったものの、日中は吹かれる寒さが気にならないくらい日差しのポカポカが気持ち良かった~(^.^)

さて記事の方は「富津岬の戦争遺構」の最終回です!

全部で6つある遺構を番号順に辿って来て、赤の⑤から目指すは⑥ですよv(。・・。)イエッ♪

地図上に白い線で表されているのは車が対面で走れる普通の道路、茶色い線が公園や森の中の散策路でして、見たところ⑤から一旦白い道路に出て、反対側の茶色い散策路を辿れば分岐する所も無いので、簡単に行けそうに思えたのですが・・・

まずは白い道路から右へ折れる細い道が踏み分け道のような状況でして、「ホントにここで良いのかなぁ?」っていう不安があったのですが、ともかく行ける所まで行ってみようと入ってみたんですけどね!


↑地図では大きく左にカーブしてそのまま遺構へ直進するはずが、左にカーブして少し進んだ後、案に相違して大きく右へカーブして地図の上(北)側に描かれている海へ出てしまいました(@。@)

「こりゃ困ったな(;´・ω・)」と思いつつ、遺構があるはずの辺りを見ますと・・・

むむむ・・・!? 何やら人工の建造物らしき丸い屋根が見えますゾ(p_q)


方角的には合っているようなので浜沿いに歩いて行ってみますと、たしかに戦争遺構と思しき建物(?)があったのですが、遺構にたどり着くには砂浜で繁ったまま枯れている、膝くらいの高さのゴッツイ草を踏み分けて進まねばなりませんでした(^^;


そんな苦労をしながら、なんとか正面側にたどり着いて説明板を見れば、この遺構は「監視所(通称:ボウズ)」です!

監視所は試射の際に赤旗を掲げて、周囲に危険を知らせる役割を担っていたのだそうですよ(@。@)ホホォ~!

地元の漁師さんたちは「ボウズ」とか「山」と呼んで、海上からの目印にしているのだとか!

公園内の砲台跡や森の中にあったトーチカなどと比べると、コンクリート表面の傷みが激しいようですが、浜辺で吹き曝しと言う環境が影響しているのでしょうか(?。?)


ここは羽田空港へ向かう旅客機のルートになっているのですが、航過する旅客機を見送りながら思ったことは、頭の上を飛び交うのが軍用機ではなく旅客機であることに感謝しなきゃいけないなぁ・・・ということでした(p_q)


因みに正面にたどり着いた所で地図通りに進めなかった理由が推測できたんですけどね・・・

どうやら以前は地図の通りにあった散策路が草で覆われて通れなくなって、いつしか海の方へ曲がるようなルートが出来てしまったようなのです(^^;

ひょっとするとこれまでにも、散歩おじさんの様に地図に「???」になりつつ、浜沿いにたどり着いた人も少なからずいるんじゃないでしょうかねぇ(^笑^)

そんなわけで最後はちょいとばかり苦労しましたが、無事に6ヶ所の戦争遺構を見学することが出来ました!

戦争の遺構は見ていて楽しいものではありませんが、いろいろ勉強できてありがたかったです!

そして連載にお付き合いくださったみなさん、この度もありがとうございましたm(__)m