今日の散歩おじさん地域は朝からず~っと曇り空で、見上げる空模様としては冴えない一日でしたが、気温は暑くも無く寒くも無く、日差しが無いので日向、日陰の温度差を気にする必要も無くおまけに風も無く・・・、早い話が過ごし易い一日でした(^笑^)
さて記事の方は「旧川越街道歩き」の続きです!
今回の連載はタイトルを「大和田宿から大井宿へ」としてあり、前回の記事で「大井町本陣跡」をご紹介したことから既に大井宿に到着していることはお分かりかと思いますが、次回の行程を考慮して大井宿の先まで進みましたので、もう少しお付き合いください(^.^)
前回の記事の最後に載せました二股の所で国道と別れて旧道に入り、街道沿いの立派な蔵など拝見しつつ進みますと・・・
二股から500mあまりの所の交差点際に「角の常夜燈」があります!
旧川越街道と地蔵街道と名付けられた道が交差するこの地を「角」と呼ぶそうで、そこにあるので「角の常夜燈」なのですね(^.^)
説明板によりますと「享和二(一八〇二)に建てられたもの・・・」とのことですので、さっそく散歩おじさんの自作年表で調べましたところ、十返舎一九の「東海道中膝栗毛」が出来た年であることが分かりました(@。@)ホホォ~!
弥次さんと喜多さんが滑稽に歩いた東海道とは方角が違いますが、そういう滑稽本がウケた時代の常夜燈なのですね!
交わる「地蔵街道」にも興味があったのですが、川越街道を道中する身としては、ちょっとそっちまでは探索の手が回りませんでした(^^;
「角の常夜燈」からは300mほどで次なるスポットであります「地蔵院」に到着です!
前回の記事でご紹介した「徳性寺」さん同様、こちらもご門前に仁王様がいらっしゃいました!
散歩おじさんは仁王様というとすぐに「仁王門」を思い浮かべるくらいで、これまで拝見した仁王様の多くは門の中にいらしたのですが、この日は廣源寺さんでは本堂前に、徳性寺さんとこちらの地蔵院さんでは門前にと、いずれも「門」ではない場所にいらっしゃいました(@。@)
たまたまだったのかもしれませんが、ひょっとしたら仁王様の安置の仕方に地域の特徴とかあるのでしょうか(?。?)
なお、地蔵院さんに受け継がれていた鎌倉時代からの仏像と江戸時代からの本堂は、残念ながら昭和27年の火災で焼失してしまったのだそうです(-.-)
・・・ということで、なるほど本堂は比較的新しい様式の様ですね!?
本堂前には「お砂場踏み」という礼拝場所がありました(-人-)
「お砂場踏み」とは、各地の霊場のお砂が納められた「お砂場」を踏んで礼拝することで、霊場を巡ったのと同じ功徳を頂けるということですので、散歩おじさんもありがたく足跡の印の「お砂場」を踏んでお参りしてきました(^人^)
お砂場踏みのすぐ横には可愛らしい道祖神様もいらっしゃいましたよ(^.^)
地蔵院さんからは200m足らずで再び国道と合流するのですが、合流点脇の石垣の上に玉垣らしきものが見え、どうやら神社があるようです(p_q)
参考にしているマップに記載は無かったのですが、行ってみると神明神社でしたので、この日の残りの道中の無事を願ってお参りしました(^人^)
神明神社から200mほど進むと、この日3か所目の並木道に至ります!
並木の始まりの所に「川越街道」の石碑が無かったので、川越街道に江戸時代から残された並木ではないようですが、立派なイチョウが整然と並び、黄葉のころには見応えのある眺めが期待できそうでしたよ(^_-)-☆
イチョウ並木を抜けてすぐの所に、この日最後の立ち寄りスポットであります「鶴ヶ岡八幡神社」がありました!
鳥居は「天皇陛下御即位記念」の文字も新しく、建立年が「令和元年」となっていましたから、今上天皇の御即位を記念して建てられたのですね(^.^)
拝殿の戸にはゴム動力のプロペラ紙飛行機が供えられていましたけど、「紙飛行機が良く飛ぶ」というようなご利益でもあるのでしょうか(?。?)
紙飛行機に「???」となりつつも、散歩おじさんはこの日ここまで無事に道中できたことにお礼のお参りをしました(^人^)
そして神社の真ん前にはこれまた二股に分かれる道があり、言うまでもなく左の細い方が旧道ですので、次回はここから旧道に入って道中再開ということになります!
今回も連載にお付き合いくださったみなさん、ありがとうございました(^.^)