実籾を「ぶらり」~その三~ | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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散歩おじさんが街中やら、公園やらを「ぶらり」した様子を載せています(^.^)

今日の散歩おじさん地方は一日を通して冴えない曇り空でした!

気温はこの時期らしく25℃前後だったようですが、湿度が高かったせいかムシムシと不快で気温の数字より高く感じられましたよ(-_-;

さて記事の方は実籾駅からの「ぶらり」の最終回です!

前回の記事の最後に載せました八幡稲荷神社から道なり距離で500mほど進むと、コースは小学校や中学校が並ぶエリアに入りました(^.^)

画面右側の緑は小学校の敷地外周に沿って植えられている木々で、道路を挟んだ反対側は松並木が並びます!
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市街地で風の影響が少ないせいか、松としては幹がまっすぐな木が多かったですよ!

松ぼっくりがコロコロ転がっている光景って、なんとなく楽しく感じます(^。^)
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コースは中学校の敷地に沿ってグルリと回り、画面奥の突き当りを右に行くようになっていたのですが、突き当りを左に折れて寄り道することにしました!
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ナゼ寄り道したかと言いますと、コースから外れた所に「旧陸軍演習場内圍壁(きゅうりくぐんえんしゅうじょうないいへき)」という、史跡らしき物が記載されていたからなんですけどね・・・
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寄り道しようと決めた時点で「旧陸軍演習場内圍壁」が如何なるものか知らなかったのは当然のことながら、なんたって「壁」なんだから行けば分かるだろうと思い、↑のマップを頼りに「その辺り」まで行ってみましたが、「その辺り」は集合住宅や普通の民家、およびちょこと畑という一帯で、史跡らしき物が見つかりません(@。@)

「ハテ、コマッタナ(;^_^A」と思いながら、もしかしたら窓から見ているかもしれない住民の方に不審に思われない態で「その辺り」の道を何度か往復していたら、プチ畑の向こうにそれらしき「古い建造物」を見つけました(p_q)
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きっとアレに違いないと思いそばまで行こうとしたのですが、個人のお宅に囲まれた中にあるのでこれ以上近づけないのです(^^;
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「それらしき物」を見つけたのに確証を得ずに立ち去るのも残念なので、その場でスマホを駆使して確認したところ、幸いいくつかのサイトの写真が見つかり、その写真と目の前の建造物を見比べた結果、これが「旧陸軍演習場内圍壁」であることが確認できましたv(。・・。)イエッ♪

さらに調べてみると旧陸軍演習場内圍壁が「国登録有形文化財」であること、そして個人の所有(個人の敷地の中にある)であることも分かりました!

個人所有ということで公開もされていないし、史跡としての案内板や説明板なども無いのでしょうね!

そう言えば壁の向こうから聞こえた物音は、所有者の個人の方がごく普通に「敷地内に昔からある壁」として扱っていた物音なのでしょう!?
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それにしても国の文化財として登録された以上、やたら壊したり手を加えたりするわけにもいかないはずですから、それはそれでたいへんなんだろうなぁ・・・などと、よけいな心配もしちゃいましたよ(^^;

「よけいな心配」をしつつコースに戻れば、次なるスポットは住宅街の中の公園であります!
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公園は子供向けの遊具などがあるごく普通の児童遊園なのですが、その一角にある「ドイツ人捕虜オーケストラの碑」が目的のスポットです(^_-)-☆
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ドイツ人捕虜というのは第一次世界大戦で日本が占領した中国・青島のドイツ租借地からから連れてこられたドイツ兵のことで、この地にあった習志野収容所では「武士の情けを知る収容所長・西郷寅太郎(西郷隆盛の嗣子)」が捕虜に対してオーケストラ活動を許可し、その結果当時の習志野人々がドイツの音楽を聴くことが出来たというお話なのですよ!

↑の説明は散歩おじさんが碑文を要約したものでして、どう贔屓目に見ても碑の文章の内容を的確に伝えているとは言えません(^^;

・・・ので、次の画像は少し大きめにリサイズしてあります!
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興味がおありの方は画像右下の(+)マークをポチっとして全文を見てくださいな!

「ドイツ人捕虜オーケストラの碑」からはゴールの実籾駅を目指しましたが、途中で見上げた青空がきれいでしたので、木々の緑をフレームにしてパチリしてみました(^^)
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そして実籾駅に帰り着いてこの日の「ぶらり」を終了しました!
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今回も連載にお付き合いくださったみなさん、ありがとうございました~(^O^)