今日の散歩おじさん地域は雲が多かったものの薄日が差す時間帯もあり、外出に差し支えはありませんでした!
そういう空模様でしたので、昨日ほど気温も上がらず過ごしやすかったです(^^)
さて記事の方は徳次郎(とくじら)宿から大沢宿を経て今市宿を目指した旧日光街道の続きです(^.^)

歩いたのは4月28日ですよ!
街道沿いにある距離の表示が、この手前の所では「日光11km」となっていて、おそらくは市街地まで距離を示していたと思うのですが、大沢の町に入ってからは「日光の社寺15km」と、より具体的になりました!
この地点で日光の市街地までは10kmを切っていたはずなのですが、散歩おじさんが目指す旧日光街道の終点はまさに日光の社寺がある所ですので、これから歩くべき距離を正確に知ることが出来たのはありがたかったです(^^)

大沢という町名からも分かる通り、この辺りがかつての大沢宿だったようですが、杉並木が途切れた所に集落があるという以外、宿場の痕跡を見ることはできませんでした!

ところで昔は小学校の校庭に必ずと言って良いくらい立っていた「二宮金次郎(尊徳)」の像って、いつの間にか見なくなりましたよね!?
二宮尊徳は小田原の生まれなのですが今市で没したという縁もあって、今市の町には「報徳二宮神社」という二宮尊徳を祀る神社があるほどなのですけどね・・・
さすがそういう町ですから小学校の校庭には「二宮先生幼時之像」がありました!

二宮金次郎のこのポーズは、苦しかった家計を支えるため、まだ幼かった金次郎が薪を背負って仕事をしながらも本を手放さず勉強したということが美談として伝わり、子供たちにも見習ってほしいとのことから小学校の校庭に設置されたって教わりましたけど、像が校庭から消えた理由の一つに「ながら歩きは良くない」というのがあるのだとか・・・!?
最近では「ながらスマホ」による事故なども問題になってますから、そういう理由があるのでは二宮先生の像が小学校に復活するのは難しいでしょうね(^^;

実は杉並木街道には「普通地域」と「保護地域」がありまして、特に保護地域ではこのような昔の風情を感じられる街道歩きを楽しめます♪
そして車の通行が禁止されている保護地域もありますので、こういう景色は徒歩じゃないと見られないのですヨ!
もっとも杉の花粉症の方は、季節によっては「昔の風情」どころじゃないでしょうけど・・・(^^;

一里塚の先で杉並木が途切れた所にあったのは「延命地蔵尊」だそうです!
街道沿いですからもともとお堂や祠が多かったのだろうとは思いますが、旧道歩きをすると思った以上にこういう物が残っていることが実感できます(^人^)

街道脇を流れる水がえらく勢い良かったのは雪解けなども関係していたのでしょうかねぇ(?。?)

並木の間から見えた雲がきれいだったのでパチリとね(^_-)-☆

杉並木の中でもたいへん興味深かったのがこちらの「さくらすぎ(桜杉)」です!
なんと杉の幹の割れ目に落ちた山桜の種が芽を出してそのまま成長したとのことで、杉の幹から桜の枝が出ている珍しい光景を見ることが出来ました(@。@)
