長岡百穴古墳 | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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散歩おじさんが街中やら、公園やらを「ぶらり」した様子を載せています(^.^)

本日、散歩おじさんは栃木県の宇都宮方面に出かけておりました!

「曇り」という予報だったはずの宇都宮は・・・雲も多かったものの・・・ガッツリと日差しが降ってきて最高気温が28.8℃という、夏が忘れ物を取りに戻って来たような陽気で、久しぶりに「暑い!」という言葉が口から自然に出ましたよ(^^;

さて今日の記事は、本日のドライブの途中で見学してきました「長岡百穴(ながおかひゃくあな)古墳」ですv(。・・。)イエッ♪

長岡百穴古墳とは宇都宮市長岡町にあります横穴墳墓群ですよ!

横穴は東群と西群に大きく分かれているのですが、まずは東群の全体の様子が分かる画像からドウゾ(^^)
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「百・・・」というのは「たくさん」という意味の用法のようでして、現地にあった説明板によれば実際の墳墓の数は、東群44基+西群8基の52基だそうです!

こういう墳墓群として、関東では埼玉県の「吉見百穴」が有名ですが、200以上の穴の数が確認されている「吉見百穴」と比べれば数こそ少ないものの、ここも貴重な史跡と言えるでしょう!?

ただ残念なことには保存状態があまり良くないのだそうです(^^;

余談ですが、有名な「吉見百穴(よしみひゃくあな)」の読み方も「よしみひゃっけつ」だと思っている人が存外多いそうで、あるTVのアナウンサーがちゃんと下調べして「よしみひゃくあな」と読んだにも関わらず、「アナウンサーともあろう者が『・・・ひゃくあな』などと読み間違えるとは怪しからん(-"-)」というクレームが少なからず寄せられたことがあるのだそうです(@。@)

漢字の読み方って難しいよねぇ~(^^;

閑話休題! こちらは西群なのですが、ご覧の通り駐車場に隣接して墳墓群があるような状態なので、見学するにはまことに都合が良いのですが、たしかに「保存」という意味では、柵か何かを設けた方が良いように思いますよね!?
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東群と西群の間には「百穴観音堂」がありましたので、観音様に手を合わせてから見学させてもらいました(^人^)
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正面から見ると、穴の奥に像が見えますねぇ~(p_q)
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穴の奥にいるのは様々なお姿の観音像でして、横穴墳墓が作られたよりはるか後世の室町時代に彫られたと考えられているのだそうです!
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室町時代の人々も横穴がお墓であることが分かって、供養のための像を彫ったのでしょうかねぇ?

間近でみると岩のゴツゴツした感じは、けっこう迫力ありましたよ(@。@)
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穴が崩れて、奥に掘られた像が露出しているような穴もありましたが、なんとか今の状態で保存してほしいものです!
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改めてこうして眺めると、まさに奇観ですよねぇ(@。@)
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長岡百穴古墳のことをどういう経緯で知って、実際に見学に行ってみようとまで思ったのか、実を言いますと散歩おじさん自身も記憶が定かでないのですが(^^;・・・、行ってみたところ大変に興味深く見学出来て大満足でした♪

それにしても「ここは長岡百穴古墳の見学者のための駐車場です。」っていう注意書きが立っていた駐車場がほぼ満車だったのに、古墳を見学していたのが散歩おじさん一人だったのはナゼだろう~?・・・(^笑^)
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