六実駅から「ぶらり」~その一~ | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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散歩おじさんが街中やら、公園やらを「ぶらり」した様子を載せています(^.^)

本日未明までは強い風に煽られた雨が家の壁や雨戸に打ち付けていた散歩おじさん地域でしたが、通勤時間帯には雨も上がり風が弱まっていたので助かりました!

さて今日の記事は千葉県を走る東武野田線の「六実(むつみ)駅」をスタート&ゴールとして歩きました「ぶらり」の様子をご覧くださいv(。・・。)イエッ♪

まずは「六実駅」の眺めからドウゾ!
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東京駅から電車を乗り継いでも1時間とかからない場所の駅なのですが、どこかノンビリした雰囲気が良いでしょ!

駅前にコンビニがありますが、駅自体が住宅地の中にあるような立地なのですよ(^^)
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駅から10分足らず歩くと、立派な桜並木が見えてきます(p_q)
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画面手前に写っている道路は車で何度も通ったことがありまして、桜並木の道がその名もズバリ「さくら通り」と呼ばれていることも知っており、桜の時期に通ったら見事だろうなぁ~・・・と何度も思っているのですが、未だに実現していないんですけどね(^^;

「さくら通り」交差点際には「桜まつり20周年記念碑」なるものもありまして、地元の方々の桜並木ならびに桜まつりへの思い入れの強さがうかがえます!
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行ったのは8月下旬の暑~い日だったのですが、上空には夏のものとは思えないような雲の模様が見えました(@。@)
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「桜まつり20周年記念碑」から5分足らず歩いた所の丁字路は「火の見下」という名前が付けられています!
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交差点の名前の由来をご想像された方がいらっしゃったら、きっと当たっていると思いますが、「火の見櫓の下」という意味の「火の見下」なのです(^^)

そしてその名の通り・・・少なくとも散歩おじさんが記事に載せた2010年4月までは、あのフェンスで囲われた所に「火の見櫓」があったのです!
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ご存知の通り「火の見櫓」というのは、比較的簡便に作られた鉄塔ではありますが、それだって維持するには費用が掛かるでしょうし、いまどき実際そこに昇って「火の見」をするわけでもない櫓を保存・維持するのはたいへんだったのでしょうねぇ!?

なお、かつてここにあった火の見櫓に興味がおありの方は、以下のリンクから20014年の記事をドウゾ(^.^)
2010年4月26日掲載の「新京成の駅から「ぶらり」~その一~」の記事

ところで話は急に昔の物流のことになりますが・・・

江戸時代、人口が増えたお江戸の魚の需要を賄う必要から、銚子沖などで獲れた魚を日本橋の市場まで運ぶため、銚子から利根川を船で上り、現在の千葉県我孫子市の「布佐河岸」で陸に揚げ、そこから千葉県松戸市の「納屋河岸」まで馬で運ぶというルートがあったそうでして、この日「火の見櫓」跡を眺めつつ歩いた道が「鮮魚(なま)街道」と呼ばれた、布佐から松戸へ至る陸路の部分の一部だったのですよ(^.^)
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調べてみますと「鮮魚街道」沿いにもいろいろ見所があるようなので、機会があれば布佐から松戸までのルートも辿ってみたいものです!

もちろんこの日も街道沿いのスポットの一つであります「髙龗(たかお)神社」にお参りしてきましたよ(^人^)
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千葉県内には困窮した江戸の武士などが明治時代になってから入植して開拓した土地が各地にあり、それぞれ入植した順に初富(はつとみ)、二和(ふたわ)、三咲(みさき)、豊四季(とよしき)、五香(ごこう)、六実(むつみ)・・・というように、順番の数字を交えて縁起の良い地名が付けられたのです!

縁起の良い名前とは裏腹に入植者たちの苦労は多かったそうですが、「六実」の地名は由来はそういうことでして、この神社は入植した開拓民が出雲から龍蛇神を勧請したのが始まりということだそうです(@。@)ホホォ~!

お参りしようとして、ふと脇を見ると自然の石の形を巧みに生かした石灯篭がありましたよ(^.^)
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拝殿前に松が枝を張る様子も良いのですが、拝殿の姿が見えるように少し横方向からパチリしてみました!
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