旧日光街道~寄り道編~ | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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散歩おじさんが街中やら、公園やらを「ぶらり」した様子を載せています(^.^)

今日、散歩おじさんは茨城県の南西部にいたのですが、その場所の天気はと言いますと雲も散見されるものの青空が広がり日差しタップリというものでした!

ただ北寄りの冷たい風が強かったので、風上側は吹かれて寒いけど、風下側は日差しを浴びてポカポカという、まことに奇妙な体感でしたよ(^笑^)

さて今日は前回の記事で予告しました通り、旧日光街道歩きの際の「寄り道」の様子です(^.^)

まずは寄り道の主たる目的でありますものに関連する武家が、祈願所としていたという「華蔵寺(けぞうじ)」さんへ向かいました(^^)
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武家の祈願所だったと思って見るせいか、シンプルな山門が武張って見えましたよぉ!
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立派な本堂と、それに相応しい香炉にも目を引かれました!
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本堂手前の「薬師堂」の茅葺も趣ある眺めでしたよ(^.^)
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お参りを終え、主たる目的のものに向かうべく本堂裏手に向かおうとしましたら・・・

なんと本堂横に「にゃんにゃん堂」がありましたよ(=^・^=)
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中では可愛いニャンコさんが4匹、気ままに歩き回っていたのですが、散歩おじさんが入り口のガラス戸から中を覗くと、ワラワラと集まってきて「ニャ~、ニャ~」って大きな声で鳴く様子にニッコリになりました(^^♪

にゃんにゃん堂の裏に回ったら1匹のニャンコさんが台に登って見送って・・・くれたのかな(^笑^)
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可愛いニャンコさんにすっかり気分を良くして向かったのは、寄り道の目的であります「児山城跡」です(^^)
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・・・と言っても、ご覧のとおり残っているのは空堀と土塁跡なのですが、土塁の保存状態が良いので興味深く見物できました!

ところでそもそも「児山城」とはどういうお城かと言いますと・・・
栃木県指定史跡 児山城跡 昭和三十六年五月六日指定

 この城跡は、姿川東岸の台地上に、谷や丘陵をたくみに利用して築かれた平城で、本丸の堀と土塁がほぼ完全な形で残されています。土塁の四隅は他の部分に比べ、高く築かれていて櫓があったと考えられています。本丸以外にも、周辺には部分的に堀や土塁が現存していて、城の範囲はかなりの広さであったと想像されます。
 本城は、鎌倉時代後期(十三世紀後半)に宇都宮頼綱の四男多功宗朝が、その二男(または三男)朝定にこの地を分封し、築城したと伝えられています。

~児山城跡の説明板より~
・・・ということです!

残念ながら歴史に疎い散歩おじさんは、武将の名を見てもチンプンカンプンだったのですが、土塁の説明があったので実物を見物するのにたいへん助かりました(*^^)v

本丸跡の周りは「空堀」の跡がよく観察できましたよ!
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土塁の内側にも入れるようになっていました(^。^)
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画像だと分かり難いのですが、散歩おじさんが立っているのは本丸跡のほぼ中央で、画面右から奥に向かってず~っと土塁が残っています(p_q)

そして画面の中央辺りに↑の説明にある「土塁の四隅」の一つを捉えていると思って見ていただくと、なんとなく城跡の形がお分かりになるかもしれません!?

土塁の上に登ってみると「ほぼ完全な形で」残っていることが良く分かりました!
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それにしてもこの城跡は、「空堀と土塁」による大きな地面の起伏があるという以外は、周りの雑木林と見分けがつかないような場所なのですが、昭和36年に県の史跡に指定されるまで、よくぞ鎌倉時代の土塁が残っていたものだと感心しましたよ(@。@)

そして城や城跡について特に勉強しているわけでもないのに、城跡を見て縄張りなどを想像するのが好きな散歩おじさんにとっては、旧日光街道歩きの途中でちょいと寄り道したおかげで興味深い史跡を見物できて楽しかったです(^^♪

もちろんニャンコさんも可愛かったしね(^^♪