散歩おじさん地域では桜に変わってハナカイドウが見ごろを迎え、家の前の歩道沿いに植えられたドウダンツツジもだんだんに咲き始めています!
サザンカやスイセンなどのように、寒い時期に楽しませてくれる花も良いですが、季節が暖かくなった上に花が咲きだすと、やはりウキウキしますよね(^_-)-☆
さて記事の方は、杉戸宿から幸手宿を目指した「旧日光街道ぶらり」の2回目です!
杉戸宿を出てから、しばらく国道4号線を歩きましたが、旧日光街道は国道4号線と分かれます!
道が二股に分かれ、画面右奥に向かうのが国道4号線で、左に分かれるのが日光街道の旧道ですよ(^^)
以前からある国道4号線に対して、「新4号バイパス」なんていう道もあるので、元からの国道4号線を「旧4号線」なんて言い方をすることもあるのですが、日光街道の旧道は「旧4号線」から更に分岐しています!

言ってみれば「旧旧街道」ってことになるんでしょうかね(^笑^)
そんな「旧旧街道」を歩き、途中で東武線の踏切を渡りながら進むと、右手に特徴のある屋根が見えてきました!


特徴のある屋根の建物は幸手市民の方が利用される、幸手市の「南公民館」という建物なのですが、その公民館前にあったのは「上高野村道路元標」です!


・・・前略・・・ 道路元標とは市町村の道路の起点となるもので、この地点から他の地点への距離を測定したものです。 ・・・中略・・・ この元票の年代は不明ですが、大正8年(1919)に法律の定めにより各市町村に一ヶ所ずつ建てられることになった、という記録が残っているので、合併以前の旧村時代のものと考えられます。 上高野村道路原標の説明板より~江戸時代の史跡ではありませんが、こういう物を探しながら歩くのも面白いものです(^^)
旧道は「圏央道」の工事現場を通過して進みますよ!
それにしても、この「圏央道」というのも、徐々に部分開通しているものの、ずいぶんと時間がかかってますね~(^_^;

エッチラオッチラ歩いた散歩おじさんは、やがてある交差点に到着しましたよ!
交差点脇にありました説明板には「日光道中・日光御成道合流点」と書かれていて、この様な図が描かれていました(@o@)
「日光道中」とは、今さら説明するまでも無く散歩おじさんが歩いている「旧日光街道」のことで、散歩おじさんはこの図の黒で示された道を左上から歩いて来て、今まさに「現在地」でこの図を見ているわけです!

「それじゃ『日光御成道』って何なの?」ってことにつきまして、説明板から抜粋してご紹介しますと・・・
・・・前略・・・ 川口・鳩ケ谷・岩槻を抜けて幸手に至る御成道は、家光の時代に整備され、徳川家康を祀る東照宮に参詣する代々の将軍が通行しました。 ・・・後略・・・ 「日光道中・日光御成道合流点」の説明板より・・・ということだそうです(^^)
この画像は合流する2つの道が分かり易い角度から撮ったものなのですが、画面右奥から交差点に至る道が「日光御成道」で、一方左奥から来る道が「日光道中」です
つまり散歩おじさんは画面左奥から歩いて来て、左手前方向に進もうとしているところですv(。・・。)イエッ♪

画像でお分かりいただける通り、今の視点で見れば何ということも無い交差点なのですが、江戸の頃には街道が交わる場所で、これから散歩おじさんが目指す幸手宿もそれが故に栄えた・・・という説明を読んだ後で見ると、この眺めもなかなか興味深かったですよ!
ところで交差点の所には、駐車場完備の大きなスーパーがあったのですが・・・


その真ん前では、昔ながらの営業形態で「八百留」さんが営業してましたよ(^_-)-☆
最近はこういうお店もなかなか見かけなくなりましたし、ましてや大型スーパーの真ん前で営業している「八百留」さんの健闘には拍手を送りたいですね!

さてさて、「八百留」さんにエールを送ったところで画像枚数も8枚を数えましたので、今日の記事はこれくらいにして、また次に続くということでお願いします(^^)