サンペーとあつしとアラブ音楽の日々。 -43ページ目

サンペーとあつしとアラブ音楽の日々。

アラブ音楽家・サンペーです。
レッ(req)、ダラブッカ(darbuka)など中近東の打楽器を演奏しています。
イベント告知が中心になってしまってますが、お気軽にのぞいてって下さい♪

 先月のFarhaの興奮も未だ冷めやらぬまま、昨日は常味裕司さんが単身大阪にお越しになり、ソロライブがあった!これはいくっしょ!

 場所は、北浜のチャクラ。
外から見ると、日本の一軒家。
中は・・・
 お店に入ると、まずアジア(インドが多いかな?)の服や雑貨がたくさん並んでいる。
ここだけでもまた行く価値あり!
 そして、ライブスペースになる奥は・・・
めちゃくちゃいい雰囲気!
もとの家屋の構造をうまく使った、とてもおしゃれなカフェに。
 あぁ、写真撮らせてもらったらよかった~


 さて、ライブ。

 前半は主にトルコ古典。
オープニングはlongha hijazkar-kurd(ヒジャズカークルドによるロンガ)。
この曲は、本当に解釈によっていろいろ化ける曲だと思った。

 そして、本ライブで一番心に残った曲。
前半はトルコ中心だったけど、中に1曲、イラクの古典を演奏された。
光輝く街(Al Medina Al Munawwara)」。常味さんのソロアルバムのタイトルにも
なった名曲。大げさじゃなく、本当に泣きました。

 後半はサンペが大好きなアラブ古典中心。
Ibn El Balad(田舎町の息子)のリズム感が思わずレクを叩きたくなった。

 Samaai Rast(マカームラストによるサマーイ)は知っているサマーイの中で
特に熱い感じがした。

 Enta Omri(あなたは我が命)を常味さんのソロで聞けたのも嬉しかった!

 Kull Da Kan leh(私の人生に起こったすべてのこと)がスゥーっと心にしみこんだ。
深い。常味さんの人生の美しさ。
 この曲はきっと一生、常味さんの演奏が一番だとサンペは思い続けるだろう。

 最後のPafun de Gitane(ジプシーの香り)もソロだとまたかっこいい!
チュニジアの曲だったんだなぁ。

 もちろん他も名曲ぞろいであり、そして常味さんの音楽は感動!感動!感動!


 演奏はもちろんなんだけど、常味さんのMCが大好きだ。
 笑わせたいわけじゃなく、単に場ツナギしたいんじゃなく、観客に、自分の知る
いいものを、伝えたいから、語る。
 でも、押し付けにならない。
 どこまでも、あたたかい。
 始まりと終わりのあいさつも、ポーズな要素はまったくなく、心のそこから
「ありがとうございます」と伝える。伝わっている。
 常味さんのMCは、そんな感じ。

 終了後、終電ギリギリまでお話しをきかせていただく。
 あぁ、ウードやりたい!マカームやりたい!でもまだレクが!レクがぁ!!

 あぁ、また行きたいなぁ常味さんのライブ。
今度あるときはこのブログでも勝手に告知しますから、みなさんもぜひ!!
 去る10月、お誘いをいただいて、お芝居にエキストラで出演させていただいた。

 「劇団犯罪友の会」という老舗の劇団で、毎年この季節にあの難波宮に大きな
野外劇場を作って公演する。
 劇場、すっごい本格的!舞台は2階建て、客席もそれにあわせて4列ぐらい高さがあがる!
 食事を作る炊事場がすごい!作ってはるメシも最高!
 俳優さん、とても個性的で、魂が入ってて、すごい!
 そして、もちろん、お芝居がめちゃくちゃオモシロイ!!

 昨年、舞踊家・役者の藤崎小梅ちゃんにお誘いいただいたのをきっかけに、今年は
座長の武田一度さん御自ら連絡を下さった。昨年は2回、今年は4回、舞台に
あがらせていただいた!

 舞台に立つことはもちろん面白かったし、緊張したし、一生懸命やったし、すごく
よかった。役者さんと多少なりともお近づきになれて嬉しかった。
 でも、何より印象深かったのは、武田さんとお話しできたこと。

 ある日の本番の後、武田さんとの会話。(趣意)
「役者さんも、劇場も、何もかもすごいですねぇ!」
「そうでしょ、最強やろ!」
「ええ。なんというか、そう、『最強のチーム』やと思います」
「『最強のチーム』を作るにはね、自分が最強になることですわ」

 なんというか、ズドン!と、頭を殴られたような、ひと言だった。
言うまでもない当たり前のこと、なのかもしれないけど、それを何十年も
やり通してきて、スラっと口から出された言葉には、いいようのない重みが
感じられた。

 また、千秋楽の打ち上げの後、こんな言葉も。(趣意)
「武田さんは、役者から裏に回られて長いんですか?」
「そやね、最初はチョイ役やりながらとかあったけど、もうずっと裏方ですね」
「それって、すごく勇気いったんでしょうねぇ?」
「まぁ、最初は役者に嫉妬とかもあったんかなぁ?でもすぐ慣れますわ」
「自分(サンペ)は、舞台をおりる勇気はなかなか持てませんわ」
「まぁね、・・・・・・武田演劇を確立させたかったんですよ」

 こんなかっこいいことを、うそぶくんじゃなく、しっかりやってきた経験として、
スパっと言えるように、頑張ろう!

 お芝居という、音楽とは異なった世界に足のつま先ぐらいだけど踏み入った
わけだけど、「ンなことする暇あったら音楽やれや」とか言う人もいるだろうけど、
とってもとってもいい刺激をもらえたし、勉強になったし、いい経験させてもらい
ました!

10月25日、Farhaが初めて大阪に来た!!

もうずっとずっと前から本当に楽しみで楽しみで、夢のようだった。
日本の、アラブ音楽の粋は、Farhaにこそあるから!

オープニングはサマイ・バヤティで、すでにサンペは昇天してしまって
いたのだけど、AbdelWahabのナンバーが始まると・・・・

もう、テンションなんてあがりすぎて逆に身動きもできず、ただただ
あっというまの2時間でした。

お客さんの反応はきっといろいろだったのだろう。
特に、ダンサーの方々の中には、物足りないと思った人もいることだろう。
でも、サンペは、終演してもしばらく席を立つどころかただ呆然として、
自分達の道の遠さ、壁の厚さを感じ、その恐ろしさと嬉しさに涙をにじませて
いました。

やるぞ、しんちょん!やるぞ、よしきさん!

その後の打ち上げに参加させてもらい、常味さんや和田さんや充さんと
いろいろじっくり語りあい、とても有意義な酒を飲みました。

翌日は和田さんに朝早くから時間をいただいて、稽古をつけてもらい、
これまた楽しい、意味のある時をすごしました。

しばらくは、大きな本番もなく、じっくりきっちり基礎をやって、
力を蓄えようと思います!

タリスマンハフラが無事に終了した!

教え子一人とサンペだけでの参戦ということもあり、華々しさには欠けたけど、
彼女はタブラソロ1曲を見事に演奏してくれた!

おまけでサンペも1曲。
それでもあっという間なので・・・しゃべりでごまかす(笑)!

アットホームで、いい発表の場になった・・・かな?

終わった後、何人かのひとが、タブラを見に来てくれたり、触ってみて
くれた。近いうちに体験レッスンに来てくれるかも♪

太鼓叩く人が増えたら、もっと分厚くやれるんだろうけど、いかんせん
生徒さんはなかなか増えないし、強いてふやそうともしない(すみません)。


ともあれ、あつこさん、お疲れ様でした!よかったよ!

剣道を習い始めた1年生のしょうくん。
彼を引率することになり、稽古場にいった。

しょうくんと、もう一人小さい子がいて、彼らは
脇で女性の先生に竹刀の降り方を教わっていた。

で、他の子らの稽古の模様を見ていると。

先生が、それはもう怖い怖い(と思われそうな)人で、カラダは大きく、
声も大きく、ガラが悪い河内弁(笑)
現役の警察官らしい。道場出ても竹刀持って歩いてそう!

前半は児童同士で稽古。先生はすごい剣幕で指示を出す。
後半は、先生も防具を着け、一人ずつ稽古をつけていく。

どなられ、打たれまくり、中には蹴り飛ばされる子も!
それでも、どの子も、とてもいい目をしていて、一生懸命に、
先生に向かっていく。

子供達も、先生も、かっこいいなぁと思った。
持ち物が違うだけで、この心意気は、ミュージシャンにも必要なわけで、
わかってるんだけど、ついついゆるんでしまうかも知れない自分に
おおいにカツを入れてもらった貴重な夜だった。

しょうくん、剣道頑張れよ!
おれもレク頑張るよ~!!