鮫鰐通信にしては珍しくIT(?)ネタ。もしかして需要あるかなー、と思って書いてみます。
このところ調子の悪かった私の携帯、SAMSUNG Galaxy Fit。もう3年くらい使ってるので色々仕方ないんですが、最近とみに電波の入りが悪くなって、気がつくと「Emargency call only」になっていることもしばしば。タッチの感度も良くなくて、イライラすることが多かったんです。
次はSONYのEXPERIAにしようかなあ、と買い替えを検討していた時、
「Appleが日本でiPhone5SのSIMフリー版を正式リリース」 とのニュースが!!
ままままじかーーー!!と早速アップルストアを覗いてみれば、ホントに買える…!
実は私Macユーザーでして、iPhoneはずっとずっと欲しかったんです。でも高いし、インドネシアで買っても日本では使えない。そもそもインドネシアでも、SIMフリー版はなかったんですよね(4からだか4Sからだかわからないんですが、現在はインドネシアでもSIMフリーiPhoneは購入可能です。ちなみに2013年12月現在、インドネシアでは5Sはまだ発売されていません)。
周りのiPhoneユーザーのお友達に聞くと、「香港でSIMフリー版を買った」「シンガポールに行った時に買った」と、近隣諸国でSIMフリー版を買って使っている、という人ばかり。それでもやっぱり彼女達も、「日本に持って帰ると電話機としては使えないから、Wi-Fi専用端末になっちゃう」「日本ではポケットWi-Fi契約して、それでネット専用端末にしてる」と言う。
私そろそろインドネシアで暮らし始めて9年目に突入するんですが、ずーーっと日本に一時帰国すると通信難民になってたんです。日本の携帯はもちろん解約して来てますし、一時期使っていたプリペイドも、機能が極端に限られていて使いにくい&通信料が高い。
更に日本はフリーWi-Fiのところが本当に本当にない。
仕方ないので一時帰国中は、2台ある父の携帯を1つ借りていました。でもねー、これがまた、ガラケーなんですよねーー。贅沢言っちゃいけないけど、スマホに慣れた身にはキーパッド操作がもうまどろっこしくてまどろっこしくて。
色々調べてみたところ、日本でSIMフリーiPhoneを使うには日本通信が出しているSIMを契約するというのが唯一の方法のよう。でも、ここで出てくるのが電波法の問題。日本で使う携帯電話には、
技適マークというのがついていないといけない らしいのです。
しかもiPhone、販売されている国に合わせて受信できる電波の範囲を変えているので、外国で買ったiPhoneは日本に持っていっても使えない可能性が非常に高い。
つまり、インドネシアでSIMフリーiPhoneを買っても、
・技適マークついてない(→そもそも3大キャリアがSIMだけでは売ってくれない)
・日本と電波合わない(通話、メールができない)
という理由で、iPod化してしまうらしいのです…
アメリカだか南米のどこかで売られているiPhoneには技適マークがついているらしく、それは日本でも使える!と秋葉原あたりの業者さんが仕入れて売っていたりしたらしいのですが、なんかもう私には色々現実的じゃない。それだって動作保証はしてくれないし。しかも高いし。
…とまあ、ぐちゃぐちゃ悩んで「あーもー、やっぱりEXPERIA買うか!日本で通信難民になるのはもう、しゃーない!」と諦めかけていた頃、飛び込んで来たのが冒頭の「SIMフリーiPhone日本で正式リリース!」のニュースだったのです。
さすがアップル、やってくれたーー! 日本で販売するということは、電波法も日本の携帯会社もなんにも文句言えなくなるってこと。
携帯キャリア各社は、「出されちゃしょうがないですよね…」と追認する形でSIMのみの契約と販売を認めるコメントを出しました。これってガラパゴスとまで揶揄される日本の携帯業界に大きな風穴を開けたことになる大事件(私的には)。
とうわけで、前置きが長くなりましたが、日本でSIMフリー版iPhone発売、のニュースが出たその夜、私は購入手続きをとりました。ちょうど12月半ばにスラバヤに来るお友達がいて、持って来てくれるということで。
で、やってきましたよiPhone5S
早速電源を入れてみるも、アクティベートするにはSIMを入れないとダメらしい。
iPhone5SはnanoSIMを採用していますが、私の携帯に入っていたのはそれこそ8年前からずっとずっと使っている大きなSIM。
カットする専用の道具があって、それで切ってくれるよ、という話は聞いていたので、まあ最悪WTCかHi-Tec Mallに行けばなんとかなるだろうと思いつつ念のためOke Shop(どこのモールにも入ってる黄色い看板の携帯屋さん。プルサも買えるし色々セッティングもしてくれる親切なスタッフが多い印象)で聞いてみたら、「ここで切れるよ」と、でっかいパンチみたいな道具を見せてくれました。
よしよし、じゃあ切ってもらおう…とかばんの中を探ったら、なんとまさかの携帯不携帯…
iPhone手に入って浮かれてんのはわかるけど、使ってる携帯家に忘れちゃダメじゃん私。
次の日に出直し。
行き先の都合で、WTCに行くことにしました。スラバヤで携帯関連のお買い物ならWTC。1階から4階までぎっしり携帯と携帯関連商品のお店が入ってます。
最初、WTCのOke Shopに行こうと思っていたんですが、入り口の目の前にTelkomselのサービスショップがあるじゃないですか。
私が8年使ってる番号はTelkomsel Simpatiのもの。一応聞いてみるか、と入ってみました。
「どんなご用ですかー?」とにこやかにドアを開けてくれたおにーさんに、「SIMって切れますか?」と聞いたら、「できますよ。Microですかnanoですか?」だって。わーお、素敵。でかいSIMを取り出して見せつつ「nanoにしたいんだけど」と言ったら、「このSIMかなり古いので、番号そのままで新しいnanoSIMに移行しましょう」と番号札を渡されました。「少し待っていて下さい」だって。なんかすごい丁寧~。
待つことしばし、呼ばれたカウンターに行って同じやり取り。
おねーさん、「ID持ってますか?じゃあ書類記入しちゃいますね」と、必要書類にぱぱーっと記入(と言っても氏名、SIM番号、IDナンバーくらい)。
SIMをなにやらケースに入れて、リーダーらしき機械にセットするとPC画面上に私のSIM情報(電話番号とかプルサがいくら残ってるかとか)が出てきます。データを一旦PC上にコピーして、それをリーダーにセットした新しいnanoSIMに移して、手続き完了。この間ものの10分ほど!
iPhoneの箱に入っていた音叉みたいな道具を使って、SIMのスロットルを開けて、そこにnanoSIMをセット。
「iPhoneのアクティベートにはWi-Fi環境が必要だから、この奥の「Clik!」(アップルの正規代理店)に行ってみて。そこならWi-Fiがあるから」とおねーさん。
料金は一切かかりませんでした。 すごーい!インドネシアじゃないみたい!
HPでネットのプランを比較しようとしても、いくら探しても料金表が出てこないTelkom、通信費も他と比べるとやや高いTelkomですが、ちゃんとしてるとこはちゃんとしてました。
その後Wi-Fi環境化で無事アクティベート完了!
通信業者、ちゃんと「Tsel」ってなってます。
電波幅(バンドっていうんですかね)も大丈夫みたいで、問題なく使えてます。
タッチの感度はいいし、Androidに比べるとアプリの充実っぷりハンパないし、やっぱりすごくいい
というわけで
インドネシアでiPhone5SのSIMフリー版、全然問題なく使えまーす!