が、そこへ、松井さんのブログで「結構おいしくてびっくりした」「シンガポールで起業した日本人がやっているラーメン店らしい」との情報が。
※松井さんはいくつかブログをやってらして、中でも「インドネシアあるくみるきく」は、インドネシアで仕事をしている人、これからインドネシアで何かしようと考えている人には非常に有益な情報が盛りだくさんです。
松井さんが「結構おいしい」っていうなら、ちゃんとしてるのかも、とやや期待して、行ってみることにしました。
ハナショウブ
店内には昭和風味満載の仮面ライダーやゴジラなどのポスターが貼ってあります。
メニュー。
ラーメンは豚骨がメイン。ラーメンライダーが豚骨、パワーラーメンはみそ豚骨だそうです。
裏側。デザートがおいしそう…。
オーダーして待つ間、一緒に行ったお友達が何気なく紙ランチョンマットを裏返したら、「これ、塗り絵だーーー！」
私たちが「裏が塗り絵だ」ということに気付いたと見るや否や、スタッフちゃんが「色鉛筆がありますが、塗り絵しますか？」と聞いてきました。塗る塗る。塗り絵するする
結構みんなで真剣に塗り絵しちゃいました。おかげで待つ間全く退屈せず
さてさて、出てきました、ラーメンライダー（Rp.48,000）。
ちょっとスープが少ないんじゃないかという気もしますが…。小さいすり鉢に入って出てくる白黒の胡麻を擦って入れるなんて、なかなか心憎い演出
食べてみると…びっくりするくらいまとも。あっさり目の豚骨スープです。麺は細めでちゃんとコシがあって、あれれれ、これちゃんとしたラーメンだ！（←失礼）
特にみんなして「うわあ…
」となったのが煮玉子。黄身がとろーんと濃くて、おいしいのですうぅぅぅ。食べていたら、スタッフちゃんが「サンバルいります？」と聞いてきました。卓上にはみじん切りのにんにくと、ABCのサンバルらしきものが置いてあるのですが、それでもサンバル？不思議に思いつつ「うん、じゃあちょうだい」と言って出て来たのがこれ。
真っ赤っかですが、全然辛くないです！辛さよりは旨味がくる感じ。スープに溶くとコクが増します。あーでもこれ、さっと湯通ししたもやしとニラをこれで和えたら、すっごくおいしい気がする…！
玄米茶。これがまたホントに普通に、本当の玄米茶だったのです
なんということでしょう、店名と外観だけだったらまず選択肢から外してしまうであろうタイプのお店なのに、ちゃんとおいしいだなんて！
いやしかしそれにしても、最近のスラバヤは本当に日本のラーメン店オープンラッシュです。11月だけで山小屋、麺屋佐畑、ハナショウブと3店がオープン。そろそろウチのブログのカテゴリに、「ラーメン」を作った方がいいんじゃないかと思えるほど。
世界最大のムスリム国にあって、佐畑以外は全て豚骨ラーメンが主力というのもすごい。それだけ華人が多く、外食単価も高くなってきているということなのでしょう。
ハナショウブはラーメンがRp.48,000と、他のラーメン店に比べてやや安めの値段設定。シンガポール資本で、材料費やマネージャークラスの人件費など、日本から進出したところよりはかからないからなのかなあ、と想像してみたり。
餃子が「Habis」だったので、次回は餃子も食べてみたいです
ていうかだれか、スラバヤで塩ラーメンのお店やってくれないかなあああああああ。