【猫を連れて帰る】シンガポールの乗り継ぎ検疫について① | 鮫鰐通信

鮫鰐通信

バリで5年暮らした後スラバヤ駐在の旦那サマと結婚。スラバヤ生活5年半を経て、2016年4月末に本帰国しました。
       島が変われば品変わる。フリーライター系駐在員新妻のスラバヤあれこれ、時々猫とバリ。

ご存知のように、スラバヤから日本へのダイレクトフライトはありません。
どこかを経由しなければいけないのだけど、ペット連れとなるとさらに制約がかかります。調べていくに従ってそりゃもうぐったり。
すったもんだの末結局SQのシンガポール乗り継ぎで羽田に帰る便に決定(別記事でなぜSQにしたのか書こうと思います)したのですが、ここで問題になるのがシンガポールでの乗り継ぎ時。

乗り継ぎだけでも検疫って必要なのか?

イエス、必要です。

これがもう、調べても調べてもちーーーーっとも情報が出てこない。
ネットを掘りに掘ってやっと体験談を見つける&日本からスラバヤにシンガポール経由で犬を連れてきたお友達に話を聞くも、わかったのは「ネットでフォーマットを埋めて、クレジットカードでお金払っただけ。書類は持ってたけど、誰にもチェックされなかった」ということがわかったのみ…。

不安。
ホントにホントなの? ていうかAVA(シンガポール検疫局)のサイトに「乗り継ぎが4~6時間になる場合は別途施設使用料的なものが必要」って書かれてるんだけど、ウチみたいに乗り継ぎ10時間の場合はどうなるの? 書類チェックされないってのはシンガポールと言えど東南アジアだからさもありなんだけど、ちゃんと乗り継ぎの飛行機に乗っけてくれるの? シンガポールから日本に猫連れて帰った人が、SQのCAさんに「ちゃんと乗ったかどうか確認してもらえますか」って聞いたら「それはできません」てキッパリ言われたっていうブログもあったけど、それってどうなの?


でももうSQで帰るしかない! それが多分一番よんに負担がかからない、はず。


調べてみると、シンガポール乗り継ぎの場合に必要な手続きは2種類あることがわかりました。
・シンガポールを通過して第三国へ抜けるのに必要な「通過許可証」
・トランジット時間待機のための「着地検査申請」


AVAのサイトからオンラインでフォームを埋めていき、最後にカードで決済して終了…らしいのですが。

なぜか、どーーーーやってもその申請画面にいくためのアカウント作成の部分で引っかかってしまうのです。電話番号を15桁で入れないとエラーになるとか、ダミーで0を足してみてもダメとか、とにかく引っかかる。
何十回も試して、こりゃダメだ、と諦めました。

諦めてどうしたか。

ここにお願いすることにしました。
SPHスクショ


メールで問い合わせてみると、乗り継ぎのための通過許可証と着地検査申請の代行をしてくれるとのこと。その他、「トランジットが10時間くらいになるんだけどどうしたらいいの?」とか、「トランジットの間会いに行けるの?」などの疑問・質問にも答えてくださいました。

シンガポールの着地検疫所は平日8:00から22:30までの開所で、日曜祭日と開庁時間外到着の場合は、貨物ターミナル内の動物保管施設での待機になるとのこと。
これもあって、私たちはスラバヤ出発を月曜日にしました。

着地検疫所で待機の場合は会いに行くことはできる。貨物ターミナル内にあるので、旅客ターミナルからは車で20分くらいかかり、諸手続きを行ったあとパスを取得してから入ることになる。
ちなみにペットは滑走路脇の専用路を通るので、飛行機から着地検疫所までは車で5分くらいで着くとのこと。

2つの手続きでS$275。
実は最初に見積もりを出してもらってから、「自分たちでなんとかなるんじゃないか」と、一度は思ったのです。でももういいや、手続きに不備があってよんになにかあったら困るし、安全策を取ろう、ログインすらできないし、ということでお願いすることに。
ここまでが2月の話。

シンガポールペットホテルさんからは、
・日本の検疫の「届出受理書」(40日前申請の受理書)
・Vaccination certificate(blue book画像)
・狂犬病抗体価証明(Bio Bestの証明書)
・荷送人(飼い主)のパスポートコピー
をメールで送るよう指示がありました。

別途、シンガポールペットホテルさん側で申請に必要な情報を補完するためのオーダーシートに記入してこれも返送。
書類を全部確認後、手続きの委任状が送られてくるので、サインをしてスキャンしてメールで返送。

AVAの通過許可と着地検査申請には許可から30日間という有効期間があるので、実際の申請開始は3月末になります、ということで、一旦一息。

ふーーー。