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かけはし

日本とヨーロッパの交流コーディネイターのさんぼです。
草の根のちいさな交流が広がれば、きっとお互いにわかりあえる、受け入れられる。

広島のホテルは、ホテルグランヴィアという大きなホテルで、駅と続いているのでとても便利でした。大きなショッピングセンターもあるし、コンビニは200mごとにあるんじゃないかと思うほどで、不便とは無縁の日本ですね。

快適なホテルで一泊した次の日は宮島観光です。これは貸切バスを使いました。


実はこのバスの手配でわたしの中のケチが頭をもたげてきて、「たったフェリー乗り場まで行くためだけにバスなんてもったいない。いっそ公共交通機関で行こうか?」とも思ったんですが、「いやいや、迷惑ガイジンになっては世間様からの非難の的になってしまう」と思い直し、一日大型バスを借りましたが、結果的には大成功。わたしも全く行ったことないところなので、バスガイドさんも来てもらいました。面白かったですよ。

で、車内ではバスガイドさんの説明をわたしが通訳するやり方で進めました。


いや、日本は猛暑とわかってはいましたが、この日わたしは愕然とするほど暑さにショックを受けました。確かに綺麗なところではあるけれど、拷問のような日光の中を観光して歩くのはほんと、無理でした。まあ仕方ないからやりましたけど。もともとわたしは観光に一切興味のないたちなんです。



トイレの表示を写真に入れているあたり、ほんと、写真撮るのが下手だなあと思う。

確かに素晴らしいところではありました。しかしわたしはかなり消耗しましたね。



これでまともな気候だったら、さぞ楽しめただろう。ガイドさんから、冷やしタオルを首にかければ良いと教わり、早速島のコンビニで大量に購入。ただ残念なことに、ガイドさんから貰ったメーカーのは大丈夫だったけど、後の商品は使うと肌に刺激を感じて、赤くかぶれてしまったので使用を断念。わたしはかなり皮膚が弱いんです。


この日はせっかくバスもあることだし、広島城にも行きました。

日本のバスは、乗車するといつもクーラーで冷やされており、本当に快適。駐車場でエンジンをかけておいてくれるからだけど、これが許されているのかいないのかは不明ですが、これがもしも許されていないとしたら、あの気温の中、生命の危険を感じますよ。ドイツではエンジンかけっぱなしは禁止ですが。だけど一回かなり暑い日に休憩時間エンジン止めていたら、車内の気温が41度になったことがあって、それ以来、長い休憩の時、日陰に駐車できない時は時々エンジンかけていますよ。でないとやってられない。


この日の夜ご飯は、駅の中のショッピングモールの上にあるレストラン街で。


このサラダ見たらどこだかわかる人いるかもな。

お好み焼きは断念。これ一人で食べるのもつまんないだろうなと思って。

お客さんは、前日に続いて再びお好み焼き屋に行ったり、ラーメンを食べたりしたらしいです。


そしてこの日もわたしは、あまりの疲れにホテルの部屋のテレビをつけることもなく、次の日の準備をするや否や、お顔の手入れだけはやってベッドに倒れ込んだのでした。それにしてもこのツアーは全てのホテルがほとんど何の問題もない快適なところで良かった。


さんぼ




今回のツアーはユースオーケストラの音楽交流ツアーですが、もう10年以上交流のある愛知県の私立学校のオーケストラ部との合同演奏会が目的でした。

我が社でもここまで長い交流を続けている団体はここだけで、本当にこの仕事をやっていて良かったと思えるありがたい交流プロジェクトなんです。

そしてこのオーケストラは、保護者も非常に協力的な人ばかりで、親も楽器を演奏してオーケストラに参加している人もおり、今回のツアーは若人のみならず、演奏者も大人が何人も混ざっており、ついでについてくる付き添いの保護者も25名ばかりいました。

したがって今回は成田に一泊して次の日からは演奏目的のオーケストラグループと観光目的の保護者グループと分かれ、わたしは保護者グループの添乗員として猛暑の日本を案内して回ることになったんです。


まず難関は成田から広島への移動。日本の協力会社が列車のチケットを取ってくれましたが、大きなスーツケースを持っているので、スーツケースを置く場所を確保するべく、グループを分けて、車両を分けて予約することで、荷物置き場を確保しました。

「迷惑ガイジン」の噂でトップに来るのは大型スーツケースを列車に持ち込むガイジンですからね。充分注意して準備したわけです。


だけど、考えてみれば、旅行するならスーツケース持参は当たり前。ガイジンに文句を言うより先に、列車の中に十分な荷物置き場を設けていない鉄道会社に文句を言う方が筋が通っていると思うけどね。

ま、我らは優秀ガイジンで、全く他人様にご迷惑かけることなく素早く、所定の場所に美しくスーツケースを並べました。ちなみにわたしは、大型スーツケースの中に小型を入れており、列車での移動は小さな荷物でやりくりしました。日本は宅配便が素晴らしいので、こういうこともできるんですね。メンバーにも宅配便のことを事前にインフォしていたので、折々に後から泊まるホテルに荷物を送って、なるべく身軽に移動できるように工夫しました。


成田からは成田エクスプレスで品川まで。品川では、駅構内にとても素敵なショッピングエリアがあり、そこでお昼ご飯を買えるように40分ぐらい乗り継ぎの時間を取りました。我ながら良いアイディアだった。

そして新幹線。これもグループを分けて、荷物も守備良くきちんと積み込み、快適な新幹線の旅を楽しみましたよ。

ドイツ国鉄は、列車は来ないか遅れるかのどっちかに決まっているんですが、日本の新幹線の分まで正しい運行状況にドイツ人は大感激でした。


成田駅で入手した桜の模様がかわいいスイカカード。下は初めて間近で見た新幹線。わたしは今まで新幹線なるものに乗ったのは2度ほどしかないんですよ。なんかワクワクしました。


品川駅で買ったお昼ご飯。五目お稲荷さん。

そして日本での最初の見学は広島から始めました。


広島は駅の中にある素敵なホテルで、チェックインして1時間ぐらい休憩したら早速市内観光に行きました。ホテルから平和記念公園まではトラムを利用。すみません。公共交通機関に団体で乗るのは迷惑ガイジンになっちゃうんですが、ここだけは公共のトラムを利用せざるを得ませんでした。


広島は現地のドイツ語ガイドさんをお願いしました。

今回は交流場所が名古屋で、他に訪問するところは奈良と京都だったので、広島ー名古屋ー京都ー東京というジグザグの旅程にせざるを得なかったので、わたしは広島はちょっと遠いし、大変じゃないかと意見したのですが、団員は、日本を知るために、最初に行きたいのは広島だと頑強に主張したために、わたしとしては渋々の訪問だったんですが、熱心なドイツ語ガイドさんの詳しい説明にみんな本当に真剣に聞き入り、質問も多く、予定よりもずっと長い時間の見学となりました。


爆心地と平和の鐘。


見学の後は、自由に夕食をとって、各自ホテルに帰りました。

メンバーの多くはお好み焼きを食べたようです。


わたしはガイドさんを誘って、近くのイタリアンで日本の美味しいイタリア料理をいただきました。もちろんワインと共に。


このタバスコの横に写っているのはレモスコというレモンが原料の調味料。広島名物なのかな?美味しかったので、これは買って帰りました。


さんぼ

最近はワンワールドばっかり乗っています。始まりは、去年、JALのなぜかかなり安くなっていたチケットを買って、久しぶりに乗ってみたところ、かなり快適に過ごせたからです。その次の里帰りは、急遽チケットを手配する必要があった緊急里帰りの時ですが、その時一番安かったのがキャセイ。これもたまたまワンワールドでした。

となると、その次もなんとなくワンワールドを選んでしまうのは、遂にわたしもマイルを気にするようになったからです。もう30年以上日本とヨーロッパを往復しているのにも関わらず、後先を考えずに行動する性癖が災いして、今まで一切マイレージを考えたことがありませんでした。

わたしは損はあまりしないけれど、お得を逃すタイプなんです。


またJALは成田発着と言うのが良い。わたしは実家が福岡ですから乗り継ぎになりますが、到着日と出発日は一泊ホテルを取ることにしています。このホテルでの一泊で、頭を切り替えているので、ここでワンクッション置くのはとても大事なんです。ここでしか休めないと言う理由もあるんですが。その時のホテルは成田は羽田よりも安いんじゃないかな。シャトルバスで便利だし。


行きはユースオーケストラの本拠地からダブルデッカーバスにトレーラーをつけてフランクフルト空港まで移動しました。運転は夫。

総勢60名ほどが一緒に移動したのですが、フランクフルト空港のターミナル1にあるバス駐車場からJALの発着するターミナル2に移動するのがちょっと大変だっただけで、あとはスムーズに済みました。

オーケストラということで、楽器も持参でした。この楽器の運搬の件で、JALとは、かなり長い間打ち合わせしまして、面倒でほとほと嫌になるほどでしたが、安全と楽器の確実な運搬のためには欠かせない手続きでした。でもコーラスの方が簡単だね。

チェックインも特別にカウンターを設けて、迅速に済ませてくださって、ありがたいことです。


全員飛行機に乗り込んだら、やっと一安心。

わたしもフライトを楽しむことになります。恐ろしく忙しかったので、わたしは飛行機に乗り込むのを心待ちにしていたんです。この中では、電話もこない、メールもこないし夫から「今からすぐにバスに乗り込み〇〇駅に直行し、列車不通で駅に立ちんぼの客を乗せて✖️✖️駅まで行け」とか命令されることもない。


まずは冷たいドリンクで喉を潤し、最初のご飯です。


わたしは思うんですけど、30年ぐらい前は機内食もかなり豪華でしたよね。エコノミーでも、お盆は今の2倍ぐらいの大きさで、チーズやちょっとしたおつまみもあったし。まあ寄る年波でもうあまり食べなくても良いので、機内食なんてどうでも良いんですが、JALはかなり美味しいと思います。ちゃんと味わっていただける。

それにサービスも落ち着いていて、快適と思います。ただ機内食はかなり健康オタク的な食材も取り入れているので、わたしの夫のような昭和の人間ならばあまり好まないメニューかもしれない。


行きも帰りも途中でおやつが配られましたが、甘くない調理パンでした。希望すればカップうどんもあったようです。わたしはどちらかと言うと、お食事の間のおやつは甘い方がよかったなあ。


プレミアムエコノミーは、お隣が小柄な人ならば、窓側の席から通路に出る際に、わざわざ立って頂かなくても良い場合が多く、これは良いなあと思いました。わたしは窓側が好きなんですよ。

また、フットレストは長距離の場合は、マストと言って良いほどの便利な機能ですね。


帰りはお隣は空席でしたが、プレミアムエコノミーの場合は肘掛けが上に上がらないので、もしも隣が空席とわかっていたら、エコノミーの方が良いな。ま、そんなの乗ってみなくてはわからないので賭けだけどね。


まあこんなこともビジネスに気軽に乗れる財力があれば、考えなくて良いことだけどね。ただ、仮に財力があったとしても、到着時間が同じなんだから、ビジネスシートに2倍以上のお金を出す気にはどうしてもなれない。




上は行きのご飯。2回目のご飯だと思うけれど、なんだか健康的なお食事でした。あえて言えば、冷たいパンはあまり美味しくなかったかな。前回キャセイに乗った時、エコノミーでもパンが温められていたけれど、あれは良いですね。最近暖かいパンが出てくるエアラインはほとんどないんじゃないかなあ。昔はどこでも温めていたと思うけど。あんなのさして手間もかからないと思うけどね。


しかし、今回キャビンアテンダントの方々のお仕事を表面だけ見て、わたしも若かったらこんな仕事もよかったなあ、と思った。

だって、バスの運転手としてツアーに出る場合、苦手な客がいて、嫌だなあ、この人とは関わり合いたくない、と思っても運が悪ければ一週間ばかり一緒に過ごすことになるしね。フライトアテンダントだったら、奇人変人がいたって、せいぜい14時間ぐらい我慢すればさよならだもんね。ただ逃げ場は無いね。着陸しない限り。バスなら、あまりにも酷い客はバスから叩き降ろす権限を運転手は持っていますけど。


さて、フランクフルトから成田までは行きは今は12時間ぐらいかな?成田からは多少長くて13時間ぐらいと思いますが、今回は帰りは14時間以上かかりました。なぜならカムチャッカ半島の火山の爆発で生じた火山灰の影響で迂回路を飛んだからです。

そして、やっと辿り着いたフランクフルトで、我が家まで帰るドイツ鉄道の駅に行けば、なんと1時間の遅延。期待を裏切らないこの仕打ち。やっとドイツに戻ってきた。


さんぼ