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かけはし

日本とヨーロッパの交流コーディネイターのさんぼです。
草の根のちいさな交流が広がれば、きっとお互いにわかりあえる、受け入れられる。

京都の観光は名古屋から乗ってきたバスをそのまま使用。ドライバーさんはベテランの穏やかな方で、とても良いサービスをしてくれました。

わたしもドイツではバスの運転してる事を話して、同業者同士のおしゃべりもできたし。

ちなみに今回の大人のメンバーの中にも本職はバスの運転手がいまして、バスドライバーの仕事と毎週決まった時間に合同練習が必要な趣味を両立させるなんて考えられないので、どうやっているのか聞いたら、彼の会社は市営の路線専門バス会社で、シフトがきちんと決まっていて、それ以外の時間に呼び出されないホワイト企業だとわかりました。我が社とは大違いです。うちなんて「今すぐ、直ちに⚪︎⚪︎駅へ行け!」なんてことあるもんね。わたしなんて一回たった半日走るはずだった路線を、結局一週間走る羽目になったこともある。何にも持ってきていなかったから、服もパンツもスーパーで買って。

夜20時過ぎに、バスが壊れた同業他社のヘルプで、夫と二人でバスに飛び乗り、クロアチアに行ったこともある。真っ黒だなあ。


さて京都見学は、ちょうど京都に留学中のお友達の息子さんがお手伝いに来てくれました。わたしの「わたし、ドイツ語話せるあるよ」的な酷いブロークンのドイツ語でなく、完璧な(もしかしたら多少バイエルン弁が混じってるかもだけど)ドイツ語でのサポートです。本当、大助かり。

考えてみれば わたしは彼がまだ幼稚園児ぐらいの頃から知っており、そのちょろちょろ走り回っていたコドモが、ルーツはあるとは言え母国を離れ、外国の、立派な大学で勉学に勤しんでいるなんて本当に信じられない。


訪問したのは、三十三間堂、清水寺、嵐山の天龍寺あ、龍安寺と金閣寺です。

これを1日で回るのは無謀かと思われましたが、ドライバーさんの経験からくるアドバイスによる時間配分と息子くんの協力で、急ぐこともなく、しっかり見学できました。





混んではいたけれど、それぞれのスポットで充分に時間を取ることができて、移動は冷房の効いたバスで、良い一日でした。

終わってからどこが印象に残ったか聞いたら、予想外で三十三間堂と龍安寺でした。実は観光時間が足りないと思ったので龍安寺はカットしちゃおう、とも思ったんですよ。地味だし。別に行かなくったって良いか、って思った。だけど、旅程表を見たら、ちゃんと書いてあったので、カットするのはマズいので、渋々行った龍安寺ですが、やっぱりあのZENの感じが、外国人には人気なんでしょうね。意外でした。行って良かった。


後びっくりしたのが、京都と奈良の観光地の入場料は現金オンリーなんですね。ドイツ人グループと以前から何度か京都は来ていますが、いくらなんでもコロナ後のこの時代、そろそろカードも使えるだろうよ、と思っていたんですが、全ていまだに現金でした。念の為に札束は持っていたので払えたけど。

後ネットでグループチケットを事前に購入、っていう手段もほとんどできないのね。これはそろそろ変えても良いんじゃないかなあ。


観光の後は、ドライバーさんの好意で、希望者は祇園で下車、残りはホテル帰着で、京都の夜をそれぞれ楽しみました。


わたしはもちろん息子ちゃんと一緒にお礼のディナー。

おばちゃんがなんでもご馳走してあげるけんね。

お肉が美味しいレストランを予約しとってね。

で、高級お肉のお店です。これはかなり美味しいお肉でした。ああ、日本って素敵。


美しい景色に心癒され、誇るべき日本文化に触れ、息子ちゃんの目を見張る成長に驚かされたとてもとても素敵な1日でしたよ。


さんぼ

名古屋の金山駅の近くで一泊しました。

保護者グループの他の土地のホテルよりも簡素なホテルでした。なぜなら学生が泊まるかもしれないことを鑑みて、少し料金が手頃なところを予約したからです。

しかし、比較的新しい建物で、清潔だし、コンビニは下にあるし、フロントの人もとても親切で、満足でした。今回はホテルは全く問題なかったなあ。ありがたい。ちなみにコンフォートインというホテルでした。おすすめです。


名古屋では、オーケストラ団員は午前中からリハーサルで、保護者は午後にセントレア空港へ列車で移動の予定でした。ですから、わたしはチラッと「保護者グループでみんなで一緒に名古屋城見学」を提案しようと思ったのですが、メンバーは、とにかく暑くて体調を崩したくないので、名古屋では自由にして、お城は行きたい人だけ行くことにしました。ありがたい。


わたしは何してたかというと、ホテルをレイトチェックアウトにして、2時ごろまでベッドに転がって休んでいました。

メンバーは思い思いの過ごし方で楽しんだようです。ランチに「櫃まぶし」を堪能した人も何人かいましたよ。


そしてセントレア空港でのコンサート。

セントレア空港はミュンヘン国際空港と姉妹空港(という言い方でいいのか?)で、大変関係が深いとのことですが、ドイツからのオーケストラを歓迎してくださり、また交流先の学校のオーケストラも定期的にここで演奏する機会があるとのことで、非常に協力的でした。これは通常ではとても開催できない場所でのコンサートで、団員全員、本当に感謝していました。


ドイツオーケストラがおよそ45名、交流先のオーケストラは100名ほどの大世帯です。合同演奏では100人以上の演奏者が一緒に演奏したわけです。

空港でのコンサートは、通りかかった人なども聴くことになりますから、割とみんなの知っている曲、たとえば映画音楽とかディズニー音楽や、サーカスをテーマにした軽快な曲で構成されて、多分その日たまたまセントレアにいらした方々も楽しまれたんじゃないかな。もちろん人には好みがあるので、断言は出来ないけどね。


こんな場所でのコンサートでした。

コンサートの後はパーティ。バイキング式で、とても素敵なメニューだったと思います。わたしは現場にいなかったんですよ。コンサート終わったらすぐに貸切バスに乗り込み、保護者グループ及び大人のオーケストラ団員と一緒に京都に移動しましたから。


昨日京都を通り過ぎて名古屋にきたのに、また逆戻りです。ほんと、今回はジグザグルートだった。


この移動も新幹線のほうが早いし、多少安いしどうしようかなーと思ったんですが、面倒なので三日間バスを貸切で、移動したんです。

わたしに取っては楽だったな。乗り込めば良いんだから。乗り心地は快適だし。バスに乗客として乗ってるだけで良いなんて天国だね。いつもだったら、運転交代するから、やっぱり緊張しているしね。



移動途中のドライブイン。ここってオートレースで有名なあの鈴鹿だそうで、夫はフォーミュラワンの大ファンなので、早速パチリ。そして日本のバスのミラーは良いなあと思った。この丸いミラーでバスの前部の下が見えるんですよ。ここは死角なので、これは良い装置です。格好悪いけどね。安全には変えられないから。


京都は駅前の大きなホテル。チェックインしたら、もう20時近くだったけどみんな京都駅の見学とお食事に出て行きました。

わたしも京都では、1日目は一人焼肉。京都ではお肉ばっかり食べたなあ。



とにかくさっと食べて冷たいビール飲んで、さっさと休みたかったので、ホテルの近くにあったお店に入ったら、そこは焼肉屋だったというわけだけど、美味しかったですよ。まあわたしは何食べても文句があることはほとんどないんだけどね。


さんぼ

広島から名古屋はもちろん新幹線。

ホテルが駅の中だったので、移動は簡単。今回のアテンド業務で一番心配だったのは乗り慣れない列車での移動だったんですが、何とか無事に全て予定通りに進みました。

懸案のスーツケースも、座席の後ろのスペースに置くことができて、新幹線の上の棚も結構大きいんですね。中型のスーツケースは問題なく収まります。

空いていたこともあるでしょうが、どうしてスーツケース持ち込みのガイジンが問題になるのかわからなかったですね。予約無しで適当に団体で乗り込むガイジンが多いとも思えないし。


名古屋到着時にトラブル発生。客の一人が携帯電話を座席に忘れてしまいました。

すぐに駅員さんに報告して、列車内を見てもらったところ、確かにあって、この先の予定を聞かれて、最終的には東京に行くことを伝えたところ、東京駅に保管するとのこと。特に書類なども貰わなかったので、わたしは半信半疑だったのですが、数日後に東京駅の遺失物取扱場所に行ったところ、きちんと出てきたのには感心しました。


名古屋は例によってものすごく暑く、その日はコンサートだったのですが、その前のお昼ご飯は冷やしたうどんを食べました。


食事に関していえば、今回はコンビニに大変お世話になりました。

わたしはホテルの部屋でご飯を食べるのが好きではなく、ほとんどの場合は外に食べに行きます。レストランで冷たいビールと美味しいお食事をいただくのが楽しみなんです。ところが今回は、東京に3泊しましたが、1泊目はポリシーに基づいて、外に食べに行ったけれど、2泊目と3泊目はほとんど初めてと言って良いんですが、コンビニでおうどんを買って部屋で食べました。あまりの猛暑で消耗していたからでしょうが、ビールを飲む元気がなかったとも言えます。わたしは部屋で酒は飲まないことにしているので。


また、その時コンビニのお食事コーナーをじっくり観察したけれど、おにぎりのコーナーに塩結びがあって、結構びっくりしました。具のない、海苔も付いていないおにぎりを買う人がいるんだろうか?と思って。


さて脱線しましたが、名古屋では当ツアーの目的である交流コンサートが開催されました。小規模だけれど、とても雰囲気の良いホールでのコンサートでしたつくづく思うのが、日本はこういったコンサートホールって沢山ありますよね。舞台があって、観客席があるホール。これは他のことに使おうと思っても、用途がかなり限られてきますよね。コンサートでないならば、何かの発表とか儀式には使えるでしょうが、それ以外では使いようがない。

ドイツもホールはありますが、このような文化交流コンサートで良く使う会場は、多くの場合多目的ホールのような会場、つまり会議場にもなり、宴会会場にもなり、体育館にもなり、のどの街にも一つはあるような市民全員で便利に使用する会場を使うことが多いです。あとは場合によっては教会ですね。


会場では、この学校との交流は10年以上続いていることもあり、前にドイツにやってきた卒業生もたくさんきてくれており、付き添いの保護者の中に、かつてのホストファミリーがいたりして、再会を喜びあったり、かなり友好的な素敵な雰囲気でした。


ああ、お金にはならないけど、やってて良かったなあ、と思いましたね。


人があまり写ってないのはこれくらいかな。


夫は音楽交流の仕事を、「ちょっとだけお小遣いがもらえる我々の趣味」と称しています。


さんぼ