ギリシャへ③船内について | かけはし

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日本とヨーロッパの交流コーディネイターのさんぼです。
草の根のちいさな交流が広がれば、きっとお互いにわかりあえる、受け入れられる。

フェリーは、つい半年ほど前にもオランダーイギリス間に乗りましたが、こっちの方が船内施設やお部屋は断然良かったなあ。今回のフェリーは全て簡素でした。でもまあ、鍵のかかる個室で窓もあり、シャワーもトイレもある部屋なので文句は皆無。快適に過ごしましたよ。


こんな場合は、スーツケースをバスから下ろさずに、各自一泊分の荷物を手荷物にして持参しますが、わたしは小さなリュックに夫とわたしの荷物を入れて用意しました。着替えと洗面用具とミニ電気ポットとコーヒーです。あとはチョコとかビスケット、ケーキなどのおやつも。何しろ24時間ですからね。

学生たちが雑魚寝する「屋根付きデッキ」とは、どうやら体育館みたいな広い場所なんでしょうが、そこに各自持参の寝袋とマットを広げて寝るらしいです。別世界だわ。共同のシャワーやトイレの施設ももちろんあります。


レストランはフェリーの場合はオープン時間が決まっていて、朝昼夜とそれぞれ2時間ぐらい開いていて、そのほかの時間はカフェで軽食などが食べられるようです。ショップもあって、出航後、免税品を販売するみたいですね。


船の中の時間は、これは船旅の場合とても大事なんですが、船の中はギリシャ時間でした。ドイツ時間より1時間遅い。

インターネットは、キャビンで使う場合は、有料でした。フロントでカードで買えました。フロントまで行かなくてはならないのが面倒でした。


わたしと夫は、ご飯は食べに行きましたが、その他は部屋にこもって、ひたすら休んでいました。窓があったので、たとえばオーストリア皇后のエリザベート、シシーが好きだったコルフ島なども通過しましたが、綺麗に見えましたよ。



コルフ島。下は写真撮影中の夫。この日、結婚記念日を迎えました。どっちも忘れていて、娘たちからのメッセージで思い出したけど。



ようやくギリシャのパトラス港が見えてきました。

お客さんは徒歩で下船し、船を降りた安全なところで集まってバスを待ちます。今回はバスが下船する方が早かったけど、お客さんがバスを待つ方が多いかな。

このギチギチに大型車がひしめいているデッキは壮観でした。前回のスコットランドの時なんて、がらがらだったんだけどな。


こんな感じだった。


そして港からは当初の予定より9時間以上遅れてホテルへ急ぐことになったのでした。


さんぼ