ご来店のお客様とのお話の中で、「更年期」という言葉が話題になりました。
私自身も、何か心身に不調があると、「更年期だから」と自虐ワードを発してしまいます。（まだギリギリその年代には入っていないと思うけれど）
そこで改めて、更年期についてちょっとおさらいしてみます。
更年期障害とは
ウィキペディアによると
”卵巣機能の低下によるエストロゲン欠乏、特にエストラジオールの欠乏に基づくホルモンバランスの崩れにより起こる症候群。”
”医師により「更年期障害」と診断されるのは更年期女性の2-3割”
とのこと。
診断されるのは2-3割ってことだけれど、実際不定愁訴を抱えて病院へ行く人って、そんなに多くないだろうし、もっと多い確率で、「更年期障害」の影響を受けている方がいらっしゃるのではないかなーと思います。
代表的な症状は、ほてりやのぼせ、多汗などのホットフラッシュ、のどのつかえ、生理不順、肩こりや関節痛、不眠や頭痛など…多岐に亘るのですね。
始まりは生理周期の乱れ？
40代後半のＡさんは、生理周期が乱れてきた、とのこと。
毎月きっちりと来ていた方にとっては、気になるところですよね。
私はもともと、そんなに順調ではないので、あーんまり気にしていないですけど。
Ｂさんは生理の間隔が空くようになって、徐々に閉経を迎え、その後ホットフラッシュが始まった、とのこと。
40代後半～５０代の、閉経前後に現れる、とのことですから、生理の変化は注視しておきたいところです。
関節痛
50代半ばのＢさんは指の関節が太くなっているのが気になって、たまたまその場にいたドクターに相談したところ、その方、リュウマチの専門医で（スゴイ偶然！）検査に行かれたそうなのです。
血液検査の結果、リュウマチではなくて一安心。女性ホルモン（エストロゲン）が減少すると、筋肉が硬くなったり、血流が悪くなったりするらしく、その影響ではないか、とのこと。
ホルモン補充
ホルモンって微量ですが、本当に大切なんですね。
年齢とともに女性ホルモンが減っていくのはある程度仕方がないこと。それならば減ってしまう女性ホルモンを補充すればよいのでは？
ホルモン療法というのがあって、飲み薬や貼り薬などもあるようです。でもできるだけ薬には頼らず、予防できたらいいなあ、と思います。
先ほどのドクターは「エクオールサプリメント」をすすめたそうです。
エクオールチェック
2年ほど前かな？ＴＶで腸内フローラの番組があって、更年期症状の軽い人はエクオールの量が多く、更年期症状の重い人は、エクオールの量が少ない、という内容でした。
エクオールというのは、腸内細菌によりつくられるもので、大豆イソフラボンに含まれるダイゼンという成分をエクオールに変えることで、それが女性ホルモン（エストロゲン）に似た働きをする、ということなのです。
ざっくり言うと、
体内にエクオールを多く持っている方が、更年期症状が軽い、もしくは影響を受けにくい、ということでしょうか？
エクオールを作れるのか作れないのか、それは腸内細菌によるそうです。日本人では約50％、欧米人は20～30％の人しかエクオールを作れないのだそうです。
自分がエクオールを作れる人なのか、そうでないのか、そのチェックもできる、とのことで、
当時、めちゃめちゃ気になって検査キットを購入しました。
簡単な尿検査です。
郵送で検査に出します。
そして結果は…
しっかり作れていた(^^♪
私の母親はレトルト食材などほとんど使わず、野菜中心の食事が多かったから、そのおかげかもしれません。
今はエクオール関連のサプリメントも出ているようですから、薬に頼りたくない人は、エクオールサプリを飲んでみるのもいいかもしれませんね。
エクオールが作れている方は、大豆イソフラボンを積極的に摂り、エクオールをせっせと作りましょう。
気になる方はチェックしてみてください！
ソイチェック検査キット
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