8月の花はひまわり。
ひまわりの花ことばは、
「あこがれ」「熱愛」だそうだ。
ひまわりで思い出すのは
昔見た古いイタリアの「ひまわり」という映画だ。

50代以上の方は覚えておられる方も多いだろう。
先日懐かしくDVDを借りて33年ぶりに見た。
中学生だった私は
貧しいながらも幸福な生活があることを知った。
24個の卵を使って作る大きなオムレツが印象的だった。
そして戦争という逆らえない時代のうねりによって
引き裂かれてしまう悲しい運命があることも知った。
主演のソフィアローレンがロシアに旦那を探しに行って
駅で遭遇するシーンは
中学生の私には衝撃的過ぎた。
彼女のとった行動が
理解できなかった。
それから時間は過ぎ
いくつかの恋愛を経験を経て結婚し
3児の父親になった今は
その痛々しいほどの
深い愛情が
充分すぎるほど分かるようになった。
映画の名場面の一つである
ソフィアがひまわり畑の中を歩いていくシーンが
ただ美しいシーンではなく
スクリーンいっぱいの幾多のひまわりが
戦争の犠牲で死んでいった兵士や家族の無数の墓標のように思えた。
