一度、なぜうちにはサンタが来ないのか親に聞いたことがある。
その時の答えは
「サンタさんはみんなの家を回るので忙しいでしょ。だからうちは断ったの。
クリスマスなんだから少しはサンタさんも休みたいでしょ」
夢のある答えなので思わず納得してしまった。
それ以来、サンタさんがやって来ないことが誇りになった。
ところでみんなはいつまでサンタの存在を信じているのだろうか?
実は私は今でも信じている。
なぜなら会ったことがないからだ。
なぜいないと言い切れるのだろう?
以前何かの講演会で聞いて、印象に残っているのが
「みんなよく出来ない、出来ないと口にして出来ないことを証明しようとするが
出来ることを証明するのと、出来ないことを証明するのは
出来ることを証明するほうがはるかに楽だ。
なぜなら、出来ないことを証明するためには
ありとあらゆる可能性を否定しなければならないが、
出来ることを証明するにはたった一つの可能性を示せばいいからだ」
という言葉。
なるほど確かにその通りだ。
サンタクロースがこの世にいないことを証明するためには
世界中のありとあらゆる人をサンタクロースでないことを証明しないといけないのだ。
自分の子供たちにはクリスマスプレゼントをサンタさんの演出をして
「私が」(正確に言うと妻に頼んでいるのだが)子供達の枕元に置いている。
親が枕元にプレゼントを置くことはサンタがいないことの証明にはならない。
なぜなら自分の親からの「サンタさんがプレゼントを持ってくることを断った」
という精神を受け継いだからだ。
この精神は自動的に親から子へ継承されて、期限なしの更新されるようで、
サンタさんから意思確認はされなかったが、・・・
まあいい。
子供たちはうすうす感づいている。
そしてある時
「サンタって本当はいなくて、パパとママがプレゼントくれてるんでしょ?」
と言ってくるのを待っている。
その時
「断ってるんだよ」
と言ってあげたい。
多分この言葉を子供たちが受け取ってくれると継承したことになるんだろう。
早く言ってくれないかな?