【緩和ケア病院の選び方に失敗した】 | わたしよ、わたし サマンサ!

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笑いながら生きよう!

職業は「古屋サマンサ」
肩書き「古屋サマンサ」
横浜市在住 心理カウンセラー&心理学講師
「どーせ無理女」をなくすべく
全国で個人セッションや
講座を開催!


「病院選びを失敗した」

 

「実際に入ってみないと

わからないわね」

 

緩和ケア病棟で

最期の時を待っている

81才の母のつぶやきを

聞きながら

 

自分がどういう場所で

どういう最期を

迎えたいかが

より明確になった

 

古屋サマンサです

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一口に「緩和ケア」と

言っても病院によって

その方針は

様々だということが

今日になってわかって。。。

 

「病院選びを失敗した」

 

「入ってみないと

わからないわね」

 

という母に

 

「ママの経験を無駄に

しないように

これからわたしが

周囲の人に伝えて

いくからね」

 

と話したら

 

 

「是非そうしてちょうだい」

 

という母の言葉どおり

これからわたしたちが

「感じたこと」

書いていこうと思う

 

 

母は、ずっと以前から

最期は緩和ケア病棟や

ホスピスで安らかな死を

迎えることを

ずっとずっと願っていた

 

だけれども、残念ながら

その願いを叶えることが

できないでいる

 

 

つまり母が

緩和ケアに対して

抱いていた期待と

今の病院が提供できる

緩和ケアとに大きな

ギャップがあった

ということ

 

 

母は母の兄が

最期を迎えたホスピスが

母にとっての

緩和ケアのイメージで

 

病室っぽくない

温かみのある部屋で

いろんな管に

繋がれることなく

 

なんの制限もなく

まるで家にいるかのように

過ごせて、おだやかに

最期の時を迎えることが

できる

 

そんなイメージを

持っていた

 

 

わたしの義父も

こちらの病院

緩和ケア病棟で

最期を迎えたのだけれど

 

お部屋も、お医者様も

看護師さんたちの対応も

それはそれは温かなもので

 

そのプロフェッショナルさに

わたしは心から感動したわ

 

わたしにとっても

「緩和ケア病棟」とは

こういうところだと

思っていたの

 

↓  ↓  ↓

 

 

昨日、緩和病棟の

先生との面談日で

ようやくわかったこと

 

それは、わたしたちが

期待していた

緩和ケアとは違って

その病院は

「医療重視」であること

 

 

その病院の緩和病棟から

別のホスピスに移った

患者さんから元気そうに

ビールを飲んでいる

写真なんかが

送られてくるけれど

 

こちらの病院は

そういう対応をする

ところではなく

元気になったら

通常の病室に

戻ってもらうと。。。  


 

それを聞いて

「なるほどなあー」と

ようやくこの数日間

感じ続けてきた

モヤモヤが解決したわ

 

 

例えて言うならば

 

市立中学校と

私立中学校の

違いね

 

市立中学は校長の方針で

教育方針を決められる

ものではないけれど、

私立中学はそれぞれの

学校で独自な教育ができる

 

 

これはわたしの解釈で

正しいのかどうかは

わからないのだけれど

病院もそんな

感じなのかな?と・・・

 

 

母のいる市立の病院では

使える薬の幅も少ないし

使い方もとにかく

ガイドラインに

沿っての対応

 

患者への対応も

患者目線ではなく

 

病院の責任となるような

事故を起こさないように

することが最優先

 

そんな印象の病院

 

 

母曰く

 

「優しい言葉を

かけてもらって

背中をさすって

もらうようなこともなく

ちょっと見に来たら

あとは放ったらかし」

 

 

わたしから見ても

身体の向きを

変えることも

体勢を整えることも


こちらから頼まないと

なかなかやって

もらえないし

細やかなケアは

されていない印象ね
 

 

病室も緩和ケア病棟の個室と

通常の個室はちょっと

広さが違うくらいで

いかにも「病室」という感じ

 

 

母は自宅から一番近く

病棟も建て直されたばかりで

綺麗だという理由で

そこの緩和ケア病棟に

入ることを希望したのだけれど

 

結果的には満足のいかない

結果になってしまった



緩和ケア病棟や

ホスピス ならどこでも

同じような対応を

受けられる、、、


と思ったのが大きな

間違いだったわ


 

 

今の母の願いは

優先順で書くと

 

1 早く死にたい

2 起きているのが辛いから

   意識を早くなくしてほしい

3 それができないなら

 もっと居心地の良い

 他のホスピスに移りたい

 

「1」は今の日本では無理だから

「2」をお願いしてきたわ

 

 

昨日の夜から

ミダゾラムという薬を

前回より多めに投与




 

今日、母のところに行ったら

昨夜はぐっすり眠れたらしい

 


母の希望としては

もう目が覚めないように

してほしいのだけれど

 

ミダゾラムも

量を多く使うと

逆に苦しくなるし

 

あまり使い続けると

耐性ができてしまい

効かなくなって

しまうとのこと

 

 

だからどうしても

使わない時間が

必要らしい

 

 

そんなこんなで

今日母のところに行ったら

目が覚めていて

また少し話をしてきたわ

 

 

目が覚めていると

どうしてもあれこれ

気になって心配になる母

 

 

そんな母に昨日も

今日も手を握りながら

こんな話をしてきたの

 

 

「ママは少しでも早く

あの世に行きたいんでしょ?

 

それなのに

『あれはどうなっている?

これは大丈夫なの?』

なんていうふうに

あれこれ心配していると

 

神様は、ママはまだまだ

死にたくないんだって

思っちゃうわよ」

 

 

そう言ったら母は

 

「たしかにそうね

 

と笑っていた。。。

 

 

 

昨日の医師との面談で

母の不満を話したせいか

今日は担当の看護師さんが

穏やかで優しい看護師さんに

変わってちょっと一安心

 

やっぱりきちんと

要望を伝えるって

大事よね

 

 

栄養点滴をやめて2週間

 

母はほとんど食事も

採らないのに

まだ生きている

 

 

水を飲ますのは

危ないからと

喉が乾いたときには

小さな氷を口に

含ませてあげて

いるのだけれど

 

今日は小さな紙コップ

三杯分の氷を

食べていたわ

 

そして急にパンを

食べたいと言うので

コンビニに買いに行って

菓子パンも少し。。。

 

 

帰り際に

 

「今日もあれこれ

心配せずに

あちらの世界に行ったら

まずは誰と会おうかな?

とか、そういうことを

考えてね」

 

そう言って別れてきた

 

 

あとは葉が自然に枯れて

木からポトリと落ちるように

母の安らかな死を待つだけ。。。

 

 


 

 

普通の派遣社員から

全国を飛び回る

セミナー講師へとなったのは

「心のブロック解除」のお陰

 

 

 

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