ラニカイビーチを見下ろすゴルフ場
アラモアナビーチパークの交差点でぶつけられちゃったクルマ、
なんとまだ修理中。
事故が起きたのが、５月12日で、
パーツ手配ができたよ、とクルマのガレージへの入庫が６月４日。
保険会社のアジャスターの見立てでは、５日が修理期間。
もうそろそろ３週間と言うのに、まだ入院中。
という訳で、今日もレンタカーで移動です。
先日、ピルボックスのハイキングに訪れたカップルをドロップしてあげたのが、
ちょうどゴルフ場の反対側。
今日の目的地です。
初めて足を踏み入れる未踏のゴルフ場。
セキュリティのアンクルに聞いて入り口にやってきたものの、
だーれの姿もなく、
入ってみたら、いきなりファンシーなレストラン。
セキュリティが怪しそうに見守っていたけど
「ゴルフ大会に来たの？」
ぜんぜん違う方向を指さされます。
誘ってくれたマドカさんを見つけて一安心。
とは言っても、初めてお手伝いする大会、
勝手が分からないうえに、見知った人もいないから、まごまご。
テント張りしたり、
ランチパックの用意をしたり、
ときどき、ぼーっとコーヒーをいただき、
やっとスタッフミーティングで、お役目が分かりました。
ハワイ日米協会、ゴルフ親善大会でボランティア
もう4回目のボランティア、というラウさんがバディで、
ドリンクサポート係。
「じゃ、手順はこのシートを見て」
肝心のシートに、その説明はなく、
いったいどれだろう。
「ないの？ フレキシブルにやって」
スタッフリーダーにハッパかけられて、ラウさんとドリンクの積み込みを始めます。
今まで経験してきたプロのトーナメントとは違って、
この大会は、ハワイ日米協会の親善ゴルフ大会。
和やかで、それにレジストレーションは10時から、スタートは11時30分から、と
とってものんびり。
どこどこどこどこ
ＪＩＮＲＹＵ ＴＡＩＫＯの和太鼓に送り出されるカートは、一度に出陣。
ショットガンスタートの面白い光景、
かつて見たことがありません。
ボランティアの活躍の仕方も、ちょっと違います。
チェックインや、ランチパックの準備、片づけ、はほぼ同じだけど、
親善大会ならではなのは、
ホールで行われるいろいろなコンテストのお財布担当だの、
今のショットはなかったことにしてねの”マリガンショット”代の徴収担当だの、
なんて係が配置されます。
縦横無尽に走り回るドリンクサポート隊
ドリンクサポート隊は、
カートにいっぱいドリンク満載で出発。
はじめは、１８ホールから１０ホールを縦断。
それぞれのホールでプレイするプレーヤーたちに、
片っ端から声をかけて、ドリンクを渡します。
びっくりしたのは、
すっかり勝手の分かっているアンクルラウは、ティーボックスだけじゃなくて、
フェアウェイだの、グリーンだの、のプレーヤーに横付けして
「リフレッシュメントどう？」
プレイ真っ最中なのに、
フェアウェイのど真ん中でビールを渡したりします。
後半は、９ホールから１ホールに向けて
プレーヤーを追いかけて、ドリンクサポート。
ほぼすべてのプレーヤーたちと、
おしゃべりできるし、
きれいなコオラウの山々や時々、ラニカイの海を見ながらコースを回れます。
これって、一番楽しいボランティアかも。
ステーションごとのご馳走でおなかいっぱい
おまけに、コースの各所に設けられたステーションでは、
いろいろなご馳走のプレゼント。
ポケ丼、
ブリスケットスライダー（ステーキサンドウィッチ）、
タコス、
フライドチキン、
アイスクリーム、
調子に乗って、アンクルラウとほぼ全ステーション制覇。
地元の食材や産物を振舞ってくれる
ご当地マラソンのステーション巡りみたいで、
ボランティアなのに、申し訳ないくらいです。
一緒に走り回ったアンクルラウとのおしゃべりも楽しくて、
しばらくミリタリーの仕事で座間にいたらしく、
びっくりするようなことを知っています。
目黒の”とんき”のグランマ、
注文を聞くと名前も聞かないし、座るところもばらばらなのに、
すっーと案内してくれるの、すごいよね、
なんてなんともディープな話題になります。
残念ながら、
修理中のクルマが退院するから、ピックアップして、
と途中で呼び出しがかかってしまい、
少し早めにゴルフコースを出発。
ラニカイビーチもすぐ近くの、羨ましいロケーションで、
過ごす一日。
ハワイ日米協会（ＪＡＳＨ）の会員たちが、晴れ晴れ楽しんでいます。
日頃は、日本とハワイの子どもたちの交流や、日本文化の理解を深めてもらう
地道な活動に汗してくれています。
そんな活動に、ささやかなお手伝いの機会を頂けて感謝です。
すっかり楽しんでしまいました。
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