次の世代に伝える家族会それぞれの子育て、就労体験

KIKIファミリーの時差ボケ対策

「時差ボケしないの？」

ハワイと日本と行ったり来たりしているから、時々聞かれます。
改めてどうかな、と思い返してみると、
慣れるという質の影響でもないはずなので、もちろんあります。
ただし、対処法もすっかり身についてしまっていて、
ぼーっとすることはあまりありません。

一番の対策は、
現地についたら、現地の時間帯に合わせて、
出発地の時間に換算したりしないこと。
ハワイについた当日は眠いけど、荷解きして、
お仕事して、KIKIと遊んで、ちょっとナップして、
元気が良ければ夕方からランニング、
とハワイの日常で過ごします。

サプリメントはメラトニン。
実は常用していましたが、止めました。
ちゃんとＦＤＡ承認のサプリメントでしたが、
もともと急性の旋回性めまいで倒れてから続くめまいが、
ますます悪化してしまい、
前屈ストレッチして、ばったり倒れる、
なんて副作用が続いて、ギブ。
クスリ頼みも人によって良し悪し。
どうやらKIKIパパには合いません。

東京に着くと、
それこそ時差ボケのヒマがなく、
週末に着いたのに、土曜日も早朝からお仕事でバタバタ。
一息ついたら、もう夕方。
ハワイのダンナ様と通い婚になっているサトコちゃんが来てくれて、
さっそく飲み会です。

恒例の家族会オヤジ部飲み会

実は、この日から夜は飲み会の連続。
第二弾は、
ダウン症のある家族の会、のパパたちが集まります。
いつかちゃんと考えよう、なんて言っていた“オヤジの会”というネーミングも、
１２年も続くと、どうでも良くなります。

長いお付き合いで、家族にはいろいろなことがあり、
おまけにパンデミックも経験し、
大変な困難に陥った業界もあります。
それでも、変わらず、つながりが続くのは、子どもたちのおかげです。

子どもたちの人生の節目って、
発足の頃は保育園や幼稚園の入学、卒園、
しばらくしたら、就学の大きな選択に悩み、
やがて高等教育に進めば、特別支援学校なのか、普通校なのかも手探り。
折々に年長の子どもの家族、同世代の家族、
みんなで情報や知恵を共有して、ここまで来ました。

この頃は、というと、話題は就労。

みんな苦戦しながらも、
タクちゃんは大きなホテルでフルタイム勤務、それにグループホームで一人立ち、
コウちゃんは、工房でお菓子作り、
リョウタくんもフルタイムで清掃や軽作業のお仕事、
マイちゃんも中目黒のスターバックスロースタリーのスタッフです。

みんなすごいなあ。

そしてこの日も嬉しいニュースに湧きます。
メグちゃんが就職決定。
それも国家公務員。
待遇も、ほかの職員と一緒。

何をするにも、ひたむきに頑張っていたメグちゃんは、

大きな果実を手にしました。
すごい！

次の世代に届ける子育て情報

気が付けば、今回のオヤジの会の飲み会、子どもたち世代が４人！

みんなオヤジに負けず、豪快にかんぱーい

成人を迎えた子どもたちも増えてきて、
一方で、新しいちびっ子たちメンバーも迎えています。
ロールモデルになったり、
夢を広げたり、
家族の会の次の世代が知りたい情報が、連綿と届けられるようになってきました。

KIKIはどうしてる？
近況報告です。
お兄さん、お姉さんたちのめざましいニュースに埋もれて、
どんなことを伝えられるだろう。

「スイミングチームでがんばっています　スペシャルニーズのある選手はKIKIたった一人
それでも健常の子に交じって負けんきいっぱいです」

スクールでの初めてのジョブインタビューでは、

「薬剤師のサポートをしたい
処方の準備ができれば、人の役にたてます」

自分で高いハードルを置きました。
果して
みんなに聞いてもらえるような就労の経験になるのやら。
今は、お兄さん、お姉さんの誇らしい表情が眩しく見えます。