厳めしいワイキキのハイブランド店
すごく珍しく連日ワイキキ詣でします。
前日は、KIKIとママとお友だち家族とランチも楽しんでから、
Ｄｅａｎ ＆ Ｄｅｌｕｃａのテラス（たんなるお店の前）で、ティータイム、
となんだかオシャレな時間で、ワイキキらしさにどっぷりです。
ランチのあとに、目抜き通りのカラカウア・アベニューのとあるお店を目指します。
ハイブランドのお店がずらり。
そのうちの一角。
なかなか縁のない場所にちょっとばくばくします。
なにしろ、ウォークイン（予約なし）の入店ができません。
それになんだか厳めしいお店構え。
お店って、入りやすくするのが当たり前と思っている
一般人としては、ハイブランドのお店や、ディープなブランドのお店からは、
歓迎されていない気配に緊張します。
ドアの手前で店内をのぞき込むと、
タブレットを持ったお嬢さんがドアのカギを開け、
「ご予約は？」
名前を伝えると、通してくれます。
ちょっとハードボイルドな感じのこのお店。
もちろん自分の趣味という訳でもなく、お買い物のお手伝いです。
店内は、写真もビデオもダメ。
ネット上にはわんさかサムネイルが溢れているけど、それもお店のこだわりです。
知人が送ってくれた写真は、
「うわあ
」
思わず声が出るような高額商品。
BAYMAサイトより
どこがどうするとTシャツが２０万円超えになっちゃうのか、
まったく理解不能だけど、
それでも買う人はいるらしい。
ロックスターご用達”Ｃｈｒｏｍｅ Ｈｅａｒｔｓ”
お店は、世界のロックスターの大御所が身に着けていることで知られる、
”Ｃｈｒｏｍｅ Ｈｅａｒｔｓ”
白状すると、いままではクロムハーツ、って
ハーレーダビッドソンを街乗りでぶいぶい言わせている、
マッチョなバイカーたちのユニフォーム、
なんてイメージって、しかありません。
「何言ってるの タカミーだって着けているのよ」
アルフィー追っかけのママ情報。
今や無骨だけど繊細なファッションアイテムの一大ブランド。
それになかなか簡単に手に入らないシロモノです。
まずは、お目当てのバックル。
カッコイイ！
店頭には一つもないけど、ちゃんと予約注文を受けてくれます。
日本の知人からのお買い物依頼なので、受け取る時が問題。
ホノルルに誰かいないと受け取れません。
前日はせっかく予約に訪れたのに、担当者がお休み
、
他の誰も、対応しようとしません。
おかげで２日連続の訪問。
そもそも５日間間隔をおかないと予約もできず、今回はメッセージを担当者に送って、
ムリムリいれてもらいます。
不思議なのは、
クロムハーツは、日本、韓国で特に人気が高く、お店もいっぱい。
そこで予約はできないのかな？
お値段は、１１００ドルなり。
中古でも定価よりはるかに高く売買されているから、
お得かな。
ひと悶着の理由
２０万円を超えるTシャツと書いたけど、
これは、ホッケー選手が着るようなスタジアムジャージー。
バックプリントも迫力のデザインで、
大柄の体格で着こなしたら、すごい存在感です。
お値段は、４５５ドル。
やはり揃いのメッシュ地のショーツが、３７５ドル。
ブラックは米国限定だとか。
きっと垂涎の商品です。
お買い物を済ませ、そのあとがちょっとひと悶着。
予約注文と、このスタジアムウェアの上下、
チェックアウトを三点一緒に言われたものの、
まだ商品も来ていないのに、と拒否すると、
全部一緒のチェックアウトしないと売らない！とかなりの高圧的な態度。
ながい問答が続いて、
やっとその場で買うウェア類と、予約注文のバックルとは別会計。
人気のあるお店で、セルサイドが増長しているお店の典型です。
ともあれ、
欲しがっていたお品物が揃って、
きっと笑顔になってもらえそうです。
お店をでる間際、
若いセールスアソシエイトが、ちょっと言い訳。
「転売が多くて、個別のレシートをほしがることが多いんです
もめてしまってゴメンナサイ」
なるほどね。
世界どこもかしこも、転売ヤーの暗躍は問題になっているみたい。
そのおかげで本当に欲しい人が買えなくなっちゃってる、としたら、
やっぱり困ります。
とは言っても、仕入れて、売る、って商社の基本。
買い占めも商社の価格戦術の大きな柱。
資本主義って・・なんて大きなお話しになっていっちゃいます。
急にかかり始めたレインボウを、
ちょっとほろ苦い気持ちで見上げます。
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