週末に晴れが間に合いました。
雲勝ちだけど、
陽射しは強く、アラモアナビーチパークは週末らしく賑わいます。
肌寒く、風ばかり強かった２月も押し詰まって、
やっと腰の重い低気圧がちょっとだけさらに西に動いたみたい。
週明けからは、またお天気が下り坂。
この数日、貴重な晴れ間です。
崩れる波がきらきらしているのは久しぶり。
やっとサーフポイントにも人影がぽつりぽつり。
ハワイっ子は、ここ数週間、
ハワイらしくない寒さで、ぶるぶるしていたけど、
待ちに待ったきらきら、です。
今日は、毎月恒例の”ＬＯＫＡＨＩ ＬＩＦＥ ＨＡＷＡＩＩ”の活動日。
お昼前から、
KIKIとリョースケくんのコンドミニアムのアメニティフロアにメンバーが集まります。
お題は、
レジンアート。
液体の樹脂から、思い思いのアクセサリーを作ります。
その前に、
ロカヒライフハワイのロゴの背景のイラストを描いてみてね。
みんな、持てる絵心いっぱいに、
かりかり。
好きなモチーフ、
大きさも制約なし、
とにかく、自由に描いてごらん、
と言われると、困っちゃうKIKIたち。
ふーん
それでも、アタマに何か下りてきたみたい。
パパたちも書いてみたけど、
子どもたちは、やっぱりのびのび。
このばらばらの絵を組み合わせて、果たしてどんなロゴの背景になることやら。
たいへんだけど、組み合わせを考えるのは楽しそう。
前座のお絵描き、
これで疲れていてはいけません。
本題は、レジンアート。
お師匠さんは、リュースケママ。
お料理も、クラフトも、
とにかく引き出しがいっぱいです。
材料、道具、すべて用意してくれます。
まずはベース作り。
型にレジンを流し込み、一旦硬化させます。
レジンは自然の樹脂もあるけど、
工作用は人工樹脂。
人によっては、アレルギーでかぶれたりすることもあるから、
手袋で手を保護し、そして換気が大切。
もちろん飲んだらタイヘンだから、
子どもと保護者と、一対一で作業を進めます。
透明なベースを紫外線に当てて硬化させます。
その上に、
好きな色を混ぜ入れた樹脂をもう一度流し込むと、
きれいな色ガラスのようなベースの出来上がり。
また紫外線で硬化させて、
いよいよ飾り付け。
その前に大切な工程があります。
できあがったレジンアート、
チャームとしてカバンにぶら下げて、みんなに見せびらかしたいはず。
だから、ちゃんとぶら下げられるように、キーチェーンを埋め込みます。
ベースの縁には、
アクセサリーチェーンをぐるり。
これもレジンで固めて、
キーチェンは、型から抜いたベースに設えた穴にねじ入れます。
さて、どんなデザインがいいかな。
KIKIが選んだのは、まんまるのベース。
パープルで色づけました。
机の上には、無数の小さなポンポン材料。
変わり種は、とげとげが元気のよいポンポン。
こんな材料もリュースケママが日本から大量に持参しています。
グラデーションのような色使いのドーナツ。
KIKIの大好きな色ばかりで作ります。
はじめは、
個数をはかるための予行演習。
行き当たりばったりに作り出すと、ぐるりときれいな輪に収まらなくなったりします。
かなりのぶきっちょのKIKI、
なんて言うと怒られます。
最近はすっかりファインモータースキルズもしっかりしてきました。
アルファベットもちゃんとノートの罫線に収まるし、
丁寧にポンポンを並べられます。
ポンポンの数が決まったら、いよいよ本番。
ボンドをたっぷり塗ったベースに、
ポンポンを配置し始めます。
KIKIも楽しんでいるけど、
大人でも十分楽しめそう。
ＢＧＭは、ママたちの女子トーク。
KIKIは、ノイズも気にならず、
もくもく作品に向き合います。
作業を終えたら、またレジンの硬化。
実は、紫外線ランプでももちろん固まるけど、
一番の最適な道具は、
ハワイの太陽。
なにしろ、お昼前後のお日様の紫外線は、
最強です。
ベタベタしていたレジンのベースは、これでかっちんこっちん。
ハワイのお日様がレジンアートを仕上げてくれます。
ベタベタ、
ばらばら、
あたふた、
途中経過は、ひやひやだったけど、
出来上がってみれば、
みんな、立派な作品に仕立てました。
子どもたちの数だけ、生まれるデザイン。
個性それぞれで、
同じものが一つもないのが、やっぱりすごい。
出来上がりの余韻に浸るより、
「おなかへったあ」
確かに、もうお昼をずいぶん過ぎちゃった。
KIKIママが用意したちらし寿司。
素朴なゴハンでも、
みんな一緒に食べるとおいしいね。
脇目も振らず、ランチもガマンして頑張ったこの日のお題。
ハワイのお日様に手伝ってもらったクラフト、
なんて、
にわかに特別感を醸してくれます。
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