あと数カ月でメインランドに行っちゃうの
そう聞いていたのが、昨年の秋、
それまでにゴハンでも一緒に食べようね、
楽しみにしていたけど、そのテンテンちゃん、
年明けとともに、サンディエゴに出発。
間に合いませんでした。
テンテンちゃんは、ハワイヨットクラブに設けられているパドルクラブ、
”IKAIKA”の選手。
KIKIの遥か先輩。
カヌー競技のアメリカのナショナルチームメンバー、
全米、ワールドのチャンピオンシップで7つものメダルに輝いた、カヌー界のプリンセスです。
数年前にバーバキューで一緒に遊んでもらい、
レストランですれ違ったり、
それくらいだったのに、テンテンちゃんはパドルクラブに参加したKIKIを見つけて、
テンテンちゃんママに電話。
KIKIちゃんって、パドルクラブに入ったの?
すごく頼りになるお姉さんが一緒、という幸運。
KIKI一気にパドルクラブでの居場所ができた気分。
そのテンテンちゃんが巣立ちます。
メインランドの大学に進学、もちろんカヌーの選手としてこれからも活躍します。
本当はテンテンちゃんがいるうちに、
と企んでいたとある計画。
この週末にやっと実現。
実は、テンテンちゃんママ、
あのハワイのお水”ピュアハワイアン”の社長さん!
今や、JALそしてANAのハワイ線に搭載されている”ピュアハワイアン”。
ハワイ線の機内で、ハワイ気分を盛り上げてくれます。
日本にもいっぱい輸出されていて、
目黒のオウチ近隣の目黒通りには”ピュアハワイアン”の配送車が目立ちます。
その”ピュアハワイアン”のファクトリー見学にやってきました。
主力工場は、モアナルナ、
ニミッツハイウェイ沿いの工場は、
空港からワイキキに向かうツーリストにとっては新しいランドマーク。
工場の大きな切妻に描かれた、巨大なピュアハワイアンボトル、
日本で愛飲している方々を興奮させます。
ハワイで工場訪問なんて初めて。
どこから入るの、ときょろきょろ。
インターホン越しに来訪を承知してくれた工場のスタッフ。
お仕事中なのに、それは心暖かく迎え入れてくれました。
そこにチョー忙しい、テンテンちゃんママ、ミナさん登場。
久しぶりの再会なのに、
そんな気もしません。
これもソーシャルメディアのおかげ。
お互いの消息が分かります。
ユニホーム姿のミナさん、
きびきびしていて格好いい。
こっちは、日本向け、それに機内で飲んでいただいている小さなサイズのペット入りのお水です
見慣れたこのラベル。
いつも、機内でいただいてから、
降機の時に、帰宅まで用にCAにもう一本お願いしてオウチまで持ち帰っています。
キッチンにぽんと置いていても絵になるラベル。
ハワイを思い出します。
そのペットボトル、
てっきりペットボトルのメーカーから仕入れているのかと思っていたら、
自家製。
速すぎてなんだか分からないけど、
”ピュアハワイアン”特製ペットボトルが一瞬で成形されます。
右手から、プラプラぶら下げって機械に吸い込まれているのは、
試験管みたいな材料。
機械に挟まれると、
熱と圧搾空気と型で、試験管があっという間に膨らんで、
あら不思議、
あの特徴ある”ピュアハワイアン”ボトルの出来上がり。
次々出来上がるボトルに充填された、ピュアウォーター、
JALとANAと、収めることになってもちろん大忙し。
想定した以上の注文で、製造ラインの検品、箱詰めはライン製造が間に合わず、
すべて人力。
一本一本目視された製品が次々箱詰めされます。
大変、忙しいですね
ううん、まだまだ出荷したいよ
今はJALもANAもほとんどが欠航、
いつかこの数倍の出荷で賑わいます。
小さなペットボトルの製造ラインの反対側に、
さらに大掛かりな製造ライン。
大きな3ガロンのウォーターボトルがずらりと行進中。
サーバー用のボトルは、12リッターもあり、
4人家族でも4本もあれば1カ月の飲用、料理用に十分。
日本への出荷なので、この”ピュアハワイアン”日本のユーザーだけの特権。
ハワイにとっては、
貴重な輸出品、ローカルにもすごく貢献しています。
大きなボトルが流れるライン、
ハワイの地下水を、NASAの宇宙船でも使われるフィルターシステムを使って、
ピュアウォーターにします。
ほとんどの人手を介さないライン、
その中に、ひときわ明るくボトルを照らしている一角、
ずっとラインを見つめているスタッフ。
目視検査のご担当で、
ボトルそのものの異常、封印の異常、そして光が透かし出してくれる異物混入を見つけます。
この光景、
ココワイナリーを思い出しました。
ワインの瓶詰後の最終検査はやはり目視での異物混入検査。
検査担当は、ダウン症のある青年、
健常者ではとってもみつけられない異物を、検知する特質があり、
ワイナリーの価値をさらに上げていました。
検査を終えたボトルたち、
お行儀よく一列でラインを流れ、
クリーンルームを後にします。
トンネルの奥から箱詰めされてでてくるボトル、
今度は、ハワイらしいプリントをされたケース姿に収まりました。
その様子、
KIKIにはとっても不思議。
ボトルだったピュアハワイアンが、きれいな絵柄の箱に変身。
工場だってココワイナリー以来だし、
ハワイでは初めての体験。
何もかも面白くて、刺激的。
きれいな荷姿のボトルはさらに進み、
待ち構えるのはロボット。
パレットの上にタテヨコ上手に組み合わせて、
あっという間に小山のよに積みあがります。
仕上げはプラスティックラップでパレットごとぐるぐる。
荷崩れ、それに水濡れを防いで、
コンテナに積むだけの姿になって準備完了。
ヒコーキでの提供だけではなく、
日本のウォーターサーバーのユーザー向けに輸出され、
その数、年間で大きなコンテナ換算で50本。
最新テクノロジーを実装した工場、
それにハワイの深深度井戸からくみ上げられる自然水、
カラダに優しいお水作り、
どれもハワイの自慢です。
なにより、ハワイらしいパッケージで、、
手元にあるだけで嬉しい製品。
うわあ ボトルにホヌとか、ハイビスカスとか、象られてるんですね
ママ、キラキラしてるボトルに惹かれます。
えっ、ホヌ?
ミナさん、一緒にのぞき込んで、
ホヌを探し出すと、
あ、本当だ、カメだね
そうだ、それワタシが絵を描いたんだ
忘れてた あはは
アハハ
KIKIまで笑い出しました。
そんなミナさん、
KIKIの工場見学を喜んでくれました。
飲みに行こうよ
ゴハン食べに行こうよ
なんて言いながら、
もう何年も行きはぐってしまい、
テンテンちゃんの留学出発にも間に合わなかったけど、
とうとう”ピュアハワイアン”のファクトリー見学は実現。
KIKIにもすごくエキサイティングな経験。
それに忙しい中、快く案内してくれたり、KIKIにお土産頂いたり
ミナさん、
本当に感謝です。
テンテンちゃん行っちゃったけど、
次はゴハン食べに行きましょう
そう言ってくれたミナさん。
今度は早々に実現します。
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