えっ 日本の陰性証明書でも自主隔離!? | KIKIとウインドサーフィンとハワイ移住のブログ

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ウインドサーファーとして夢見ていたハワイでの長期滞在
KIKIの誕生で思わぬきっかけが舞い降りてきました
米国の教育を受けさせることを心に決め、ハワイ移住
家族、仕事、療育・・乗り越えなくてはならない障壁は
多くその試行錯誤を綴っていきます

3月から始まった混乱。

ハワイが海外からの渡航客に門戸を閉ざして、もう8カ月。

いきなり「来ないで」とハワイが言い出して、

春休みのハワイ行きを突然キャンセルした、なんて例はいっぱい。

 

トランプ大統領、イースターにはこのウイルスは消えてなくなる、なんて言っていたけど、

それどころが燎原の火のごとく新規感染者数は増え続けて、

ハワイでも3月にはとうとう初の感染者が確認されました。

 

GWにハワイへ、という希望を抱いていた方も、ハワイのロックダウンと言う事態に、

それどころではなくなりました。

 

夏休みどうかなあ、実はKIKIファミリーも発券までした一時帰国のヒコーキを確保済み。

そもそもJALは全便運休、直行便もなければ、

日本で、そして帰ってきてハワイで、自主隔離が義務。

行くという選択肢は消えました。

 

やがて夏から日本への直行便の臨時便は飛び始めたものの、月に2便程度。

それに自主隔離の高い壁は変わらず。

夏のシーズンもツーリズムが甦ることはありませんでした。

 

 

 

 

 

 

大きく動き出したのは、10月にはいってから。

10月15日以降、メインランドからの太平洋路線のビジターは、

渡航前検査プログラムが適用。

指定検査機関でPCR検査を受け、その陰性証明書を提示すれば、

14日間の自主隔離は免除!

 

このツーリズムのリオープンから11月初旬までの3週間で、

来島者は14万人と鎖国状態の時のざっと4倍。

ハワイに光明が差し始めました。

 

もともと、アメリカは日本人の入国制限をしていません。

ハワイやアラスカ、ニューヨークなど特殊な事情のある州、地域を除けは、

出入りは全く自由。

ハードル、と言えばハワイ州独自の自主隔離命令です。

 

まずはメインランドからの到着客に対して緩和された自主隔離命令、

やきもきしていた日本からのツーリストへの恩恵はありません。

 

それが満を持して、11月6日、解禁の日を迎えました。

 

 

 

ハワイ州ポータルページより

 

 

 

日本国内の検査機関が認定され、”渡航前検査プログラム”が世界に先駆け、日本に適用。

ハワイツーリズムではインターナショナルマーケットでトップシェアの日本。

いち早いトラベルバブルが実現しました。

 

11月6日にはプログラム対象のANA第一便が到着。

60名強のビジターが降り立ちました。

搭乗率は3割以下、とこれまでの臨時便とあまり代わりはないけど、

きっと年末に向けて、じわりと増え始めます。

 

実は、11月6日に渡航前検査プログラムが適用されても、

12月、1月の運航予定が更新されていなかったJALのハワイ線情報、

もしかすると、

定期便1便くらいは、それがダメでもせめて臨時便の増便が実現するかな?

期待し過ぎて、ばくばく。

 

そして11月10日(ハワイでは11日)発表された運航計画、そしてその連絡メール。

がっかり。

結局、この先2カ月は全便運休。

臨時便も年末年始に2便づつ増えたものの、月に4便。

ハワイが期待して英断したトラベルバブルを踏みにじるものとなりました。

 

相互主義が外交の基本だけど、今回ハワイだけが譲歩したものの、

日本側は呼応せず、帰国者に対しての検査加えて自主隔離もそのまま。

これでは日本人として行きにくい状況に変わりありません。

さらに、アメリカ人の入国拒否の継続。

ハワイと同様、渡航前検査などの手段で入国を認めるという柔軟性はなく、

片手落ちで始まってしまいました。

 

 

 

ハワイ州Safe Travels Hawaiiのホームページ

 

 

 

いまハワイに訪れようとする人が、義務付けられているのが、

Safe Travels Hawaiiの登録です。

10月15日以降は、”Documents”のボタンが登場、自主隔離バイパスのために検査結果報告書のアップロード機能も追加になりました。

 

日本人も渡航前検査プログラムの恩恵を受けるので、

もし原本を持参できない時は、このアップロード機能のお世話になります。


そろそろ東京に向かうKIKIパパ。
日本に入国すれば、PCR検査で陰性であってもまたまた2週間の自主隔離決定。

なんと9回目、です。

 

みんなから”自主隔離のプロ”とからかわれています。

一方で、Go Toなんとか、でどんどん新規感染者を増やしているのに、

陰性と確定している入国者にいつまで、こんな扱いを続けるんだろう。

7日以内の旅行や出張の帰国者は除外する、というロジックと、

一時帰国者を差別を整合する根拠をもっているのかな。

アメリカなら間違いなく損害賠償請求訴訟もの。

厚労省、法務省もきっとその準備が必要です。

 

12月初旬には東京を発って、帰途に。

いくらなんでも、ハワイにもどって10回目の自主隔離、なんてシャレになりません。

もちろん自費でPCR検査(ハワイならいたるところで無料でPCR検査できるのに)。

その陰性証明書が何にも代えがたい貴重な書類、

大事に持って行かなくちゃ。

 

 

 

 

 

 

辛いのは、
行きも帰りも直行便なんてないので、またもやロスアンジェルス空港経由。
まるまる一日、無駄になります。

 

この週末、東京とはまるで反対に向かうロスアンジェルス空港行きの夜間飛行。

ブラッドレー国際線ターミナルで7時間のレイオーバーがあるけど、

もう過ごし方には慣れました。

 

期待しないけど、少し国際線ターミナルのゲート内外のお店が再開してくれていると嬉しいんだけど。

なにしろ、チェックインカウンター周辺のお店と言えば、朝9時くらいにやっとニューススタンドが開くくらい。

お水さえ買えません。


ロスアンジェルス空港から羽田空港まではざっと12時間。

ハワイ直行便に乗りたいけど、どうしても日程が合わない人、

メインランド経由にしなさい、と誘導するJAL。

ハワイまで往復出来ちゃいそうな時間を強いられる搭乗客の辛い日々はしばらく続きそうです。

 

12月も全便運休が決まってしまいました。

ということで、ホノルルに戻る便まで、ロスアンジェルス経由。

不幸中の幸い、朝9時過ぎにロスアンジェルス空港に着くと、同日のお昼のホノルル行きに乗り換え。
時差のおかげはあるけど、同日の夕方にはホノルルにたどり着きます。

 

 

 

芝国際クリニックホームページより

 

 

 

なかよしのサトコちゃんから教えてもらった、芝国際クリニック。

土日も休日も、はてはお正月休みまで検査してくれるという素晴らしい検査機関。

それに陰性証明書は当日発行で、かつ検査費用も他の検査機関より割安、

言う事ありません。

 

早速、ハワイ自主隔離を回避するためにPCR検査の予約。

ヘタする10回目、ハワイでも5回目の自主隔離を強いられるところだったけど、

検査当日、陰性証明書をもらえるのであれば、憂いなく出発できます。

 

ところが、とんでもないことが発覚。

 

JALのホームページのリンクのそのまたリンク先、ハワイ州観光局(日本)のサイト、

年末年始にハワイ行きを模索しているサトコちゃんからのメッセージで、開いて良く見てみると

 

えっ

 

【米国本土経由でハワイ州到着について】

米国本土経由でハワイ州へ入島する場合、最終経由地を出発する72時間以内に、ハワイ州保健局に認定を受けた医療機関で、アメリカ食品医薬局(FDA)により承認されているPCR検査を含む核酸増幅検査(※NAAT)を行い、指定の陰性証明書を発行してもらう。

日本で発行された陰性証明書では自主隔離免除になりませんのでご注意ください

 

これじゃ、せっかく渡航前検査プログラムが日本に適用になっても、

直行便のない日程で渡航する場合は、アメリカ本土で検査受けなくちゃいけないということ?

 

ということは、同日にトランジットできて喜んでいる場合じゃないんだ。

大変、

ロスアンジェルスで検査時間を確保しないと。

 

それからが大混乱、

乗継便の変更しなくちゃ、この旨を伝えると、JALもびっくり。

ハワイ観光局(日本)サイトのこの掲示を確認し、

知らなかった・・

 

本来、代替便を一度決めてしまうと、再度の変更は有料だけど、

まさかのハワイ観光局の見解に、上席にレポートしてもらい変更料は免除、

他の搭乗客にも知らせなくちゃ、と慌ただしさが伝わります。

 

結局、乗継便は翌日にスライドして、

余計な出費だけど、ロスアンジェルスに一泊。

市内の検査機関でPCR検査して、結果はメールで追ってもらうから、きっと数日は自主隔離。

ホノルルには、さらに一日余計にかけてたどり着く羽目になりました。

 

 

 

ハワイ観光局(日本)ホームページより

 

 

 

このあと、もっと唖然とする事態。

 

なんと、今日になって、

”日本で発行された陰性証明書では自主隔離免除になりませんのでご注意ください”

と堂々と注意喚起していた囲み記事は消滅。

代わりに、

【日本でPCR検査を受ける場合】

【米国本土で検査を受ける場合】

と併記されました。

 

つまり、どちらで検査した陰性証明書であっても、72時間以内かつハワイ州指定の書式であればOK,

と書き直されていたという顛末。

 

この修正記事になる寸前でばたばたしたKIKIパパは、余計な出費と貴重な時間を失うことに。

ただ、この件は一人が困った、で済みません。

JALが確認して、乗客に情報展開を図っています。

 

いつも頼りにしているハワイ観光局のホームページ、

なかったことにしたいのかな。

危機管理マニュアルに従い、清々と迷惑の及んだところを早く把握することを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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