く【わたしのストレスクリア物語１０】
好きな仕事を、好きな時に、好きな場所で。
たった２つの質問で
仕事も家庭もうまくいく！
ストレスクリア・マスターコーチ、
水葵暁子です。
はじめましての方は こちら から。
ストレスクリアを始めて４年半。
これまでの変化の軌跡をつづる、
わたしのストレスクリア物語。
第１０話は
「分離した自分を見つけた日」
です。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
今日はセッションの中で
別の自分を見つけた話です。
私はストレスクリアの
セッションを受けると
心の風景が映像のように
見えていくタイプ。
あの時のセッションでも
はっきりと別の私を感じていました。
セッションで
どんな悩みを解決しようとしたのか、
またまた覚えていないのですが
たった２つの質問に答えるうちに
これまで気づかなかった自分に
どんどんつながっていき、
もうひとりの自分の存在が現れたのです。
ぎょっとしましたよね・・・
その私は
小さな小さな女の子でした。
６歳か７歳くらい？
とても純粋な少女。
私はその純粋な自分が
大切で
傷つけられたくなくて
そして
純粋な自分を
人に見られることもイヤで
本体の私から切り離し、
暗くて静かで誰もいない、
一見すると孤独な暗闇のなかに
その少女（自分自身）を
おいていたのでした。
それは
傷つけたくない自分だからこそ
あえて切り離して
誰にも邪魔されない場所に隔離し
守っている感覚。
本体の自分と一緒にいると
すぐに傷ついてしまうから
誰もさわれない金庫のような
暗いけれど安心な場所に
小さな私をおいていました。
そして、深い深い意識のなかで
気づいたんです。
私は私を
守ってるんだ と。
その時は、大勢の前でセッションされる、
デモセッションスタイルだったのですが
私は私を守ってると気づいたら
みんなの前にもかかわらず、
ぽろぽろと大粒の涙が出てきたのです。
その少女の年齢からして
私自身が６歳か７歳の頃に
切り離した自分。
切り離さないと
ズタズタに切り裂かれて
立ち直れなくなってしまいそうな
もろい自分。
だから
絶対に目に触れない場所に
おいたのかもしれません。
親にかまってもらえないさびしさを
感じないようにするためだったのか
何かのタイミングで切り離した自分。
そうしないとね、
たぶん、
生きていけなかった。
自分なりの処世術。
そして
私のなかにある
「純粋な部分＝もう一人の私」を
ひた隠しにして
生きてきたのでした。
純粋性を出したら
嫌われると思っていたから。
そう、自分の純粋性を否定して
生きてきた。
そのうち、いつの間にか
自分を分離させていたことすら
わからなくなっていました。
でもね、そのセッションでは
はっきりと分離していた私を
認識したのです。
もう一人の私がいるって。
絶対に傷つけられたくない、
もろい私がいるって。
そのことに気づいたのち、
そのセッションの中で
２つに分かれていた私を
１つにすることができたのです。
もう一緒にいて大丈夫だと
私は私の外にいた、もう一人の自分に
手を差し伸べて
合体 しました。笑
傷つきたくないからこそ
切り離して守っていた自分。
そこには
別の自分をつくってまで
守ろうとしていた
愛しい愛しい自分がいたのでした。
つづく
→人間って複雑
わたしのストレスクリア物語全集わたしのストレスクリア物語、はじめます
#１ きっかけは、母のうつでした
#２ 母がうつになった理由①
#３ 母がうつになった理由②
#４ 嫉妬がとまらない理由
#５ 体が動けなくなって気づいた気持ち
#６ 片づけたいのに、かたづけられない理由
#７ 初めて気づいた心の闇
#８ ほめられずに育つとどうなるか？
#９ 実物のほうが、わかーーーい！