【わたしのストレスクリア物語 #3】

 

 

好きな仕事を、好きな時に、好きな場所で。

 

たった2つの質問で

仕事も家庭もうまくいく!

ストレスクリア・マスターコーチ、

水葵暁子です。

 

はじめましての方は こちら から。

 

 

 

 

ストレスクリアを始めて4年半。

これまでの変化の軌跡をつづる、

わたしのストレスクリア物語。

 

 

今日は第3話。

母がうつになった理由、その2

お届けします。

 

 

「母がうつになった理由、その1」

こちら ↓ ↓

 

 

 

今日は、母がうつになった、

もう1つの理由のお話です。

 

 

***************

 

 

うつになってから

30kg台前半まで体重が減った母でしたが、

 

実はちゃんとご飯を食べられるとわかった、

その日の夜。

 

娘の私は

もう1つ衝撃的なシーンを見たのでした。

 

 

 

 

 

何かというと…

 

 

 

 

 

母が眠る前に

父に両手を広げて

ハグしてもらっていたのです。

   

 

 

 

 

その翌日。

  

 

 

 

 

 

散歩に連れ出し、帰ってきた母は再び、

玄関で出迎えた父に向かって

両手をのばし、

 

「頑張って行ってきたよ、ただいま」と

ハグしてもらっていたのです。

 

 

 

 

 

さらに・・・

 

 

 

 

 

リビングにいる父に呼ばれると

すたすたとそばに行き、

 

母はそっと手を伸ばし、

父に手を握ってもらいながら

会話をしていました。

 

 

 

 

 

このどれもが、私にとっては

言葉に詰まるほどの

衝撃のシーンでした。

 

 

 

 

 

なぜなら・・・

 

 

 

 

 

母は何度も

父と離婚しようと

していたから。

 

 

 

 

 

自由奔放に生きていた父。

 

 

わが家は、夜中に堂々と父の愛人から

電話がかかってくるような家でしたし、

 

そんな日々に母が心を傷めて

ノイローゼのようになっていたのが

私の思春期時代でもありました。

 

 

 

 

 

その後、父が声をかけても

全く無視する母も見ていましたし、

(家庭内別居だよー)

 

 

 

 

子どもたちをおいて

家を出ていった事件もありました。

(ケガして2週間で戻ってきましたが)

 

 

 

 

そのあと、2年ほど別居までして。

(でも、また戻ってきた・・・オイオイ

 

 

 

 

何回離婚届けを出しても

父が受理せず、

離婚できなかった母の苦しさを

知っているつもりだったから。

 

 

 

もがきにもがいてる母を

見ていたつもりだったから。

 

 

 

 

それなのに!

それなのに!!

それなのに!!!

 

 

 

まるで子供のように

素直に手を広げて

父にハグしてもらう母を見た時に

 

母のずっと

秘めていた思いに

気づいたのです。

 

 

 

 

母がずっとずっと

ほしかったものは

父だったのだと。

 

 

 

 

体重を減らしてまで

目を向けてほしかったのは

娘や息子ではなく、

父だったのだと。

 

 

 

 

料理ができず、

運転ができず、

何もできないという状態の母。

 

 

 

それは

別の視点から見ると

ずっと父の目が母に注がれて

お世話をしてもらえる状態。

 

 

 

 

こんな状態になってやっと

母は本当にほしいもの(父)に

素直に手をのばせるように

なったのかと思うと

 

その夜は

涙が止まりませんでした。

 

  

 

 

好きだからこそ

耐えられなくて

別れたかったんだって。

 

 

嫌いになったのではなく、

心の奥では

ずっと好きだったんだって。

 

 

母がうつになった

本当の理由がわかったら

正直、ほっとしました。

 

 

 

同時に、

ストレスクリア講座で学んだ、

 

「人は苦しみをつくってまで

自分のほしいものを手に入れる」

ふに落ちたのでした。

 

 

いちばん近い肉親がみせてくれた、

無意識レベルの

心と体のつながりでした。

 

 

その母を見てから3年たった今、

母は認知症がすすみ、

現実と夢の中をいったりきたり。

 

うつなのか、どうなのかすら

わからなくなっています。

 

 

 

でもね、

大好きな父のそばにいられて

心の奥底では

とても幸せなんだろうと

思っています。

 

 

 

去年は、父と手をつないで

お花見に行く姿も見られたし、

 

母はその状況を

わかっているような、

わかっていないようなでしたが、

 

でもきっと心のどこかで

優しい笑顔を

見せてるんじゃないかって。

 

 

母のうつを治したくて

学びはじめた

ストレスクリアですが

 

この件があって

母のうつを治そうとするのは

やめました。

 

 

 

母がほしいものは父であり、

うつになることで

父のそばにいられると

感じているなら

 

自分でうつを治そうとはしないな、

とわかったから。

(無意識レベルの話ですが)

 

 

 

だって、うつを治したら

「また父が

自分以外に目を向けてしまう」

 

そう感じてると思うから。

 

 

 

やるべきことは

父が母を安心させてあげること。

 

 

うつが治っても

父がずっとずっと

自分に目を向けてくれると

母自身が確信したなら

 

うつという状態を使わなくても

よくなる。

 

 

 

その辺は父に話しましたが・・・

穏やかになったとはいえ、父も70代。

母も認知症です。

 

 

 

だから、あとは2人に任せています。

 

 

 

今、2人を静かに遠い場所から

見つめていられるのも

 

ストレスクリアで

心と体のつながりを学んだから。

 

 

 

この母の心を知れたことは

私の心理コーチとしての

ベースになりました。

 

 

クライアント様が

苦しいと言っているその言葉の奥で

何が叶っているのか、

その状況でできていることは何か。

 

そんな視点を

自然に持てるようになりました。

 

 

 

そして、その視点は

自分自身にも向けられて・・・

 

 

 

次回からはいよいよ

私自身の変化を伝えていきます。

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

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