大型のベイトタックルやサブタックルを安く揃えたい人におすすめのリールですね。
ただし、ハガネボディ(金属ボディ)ではありますが、ギアはマイクロモジュールではなくベアリングも少ないので、長く使用した場合の耐久性や巻心地は期待しない方が良いでしょう。
コストパフォーマンスを追求した高性能エントリーモデル。剛性感のあるHAGANEボディとガッチリ握り込めるSコンパクトボディを採用。また、スプールロック機構や、ハンドルリターン機構を搭載し、ジギングに集中しやすい設計になっています。
ラインナップは1500HG、2000HG、2000PGの3アイテム。ジギングの幅広いシチュエーションを無駄なくカバーするラインナップです。
S A-RB
●ギア比:6.2シマノHPより
20トリウムは金属製のハガネボディなのでボディ強度は問題ないものの、ハガネギアですらないので巻心地にかんしては長持ちしないでしょう。
釣りフェスティバル2020で巻いてみた感じだと、巻心地は重くはないものの振動のようなノイズが感じられました。
実売2万円と言ってもサイズが大きいのと売れ筋サイズじゃないので、品質的には1万円程度の小型ベイトリールと同じと思ったほうが良さそうです。
ベアリングは最低限
オシアジガーはベアリングが8/1、20トリウムはベアリングが3/1と必要最小限なので、たぶん実釣で負荷を掛けたら巻心地が結構重くなるかと思います。
ブッシュ部分の摩耗によりガタつきも早く出そうですが、ブッシュのサイズ次第では自分でベアリングに交換できるかもしれませんね。
S A-RB
業界初の「表面改質」により「不動態層」を形成し、錆を寄せつけないベアリングを実現したのがA-RB。さらに、その側面を防錆素材でシーリングし、ベアリング内部での塩分再結晶化による塩ガミを大幅に減少させたのがSA-RBです。
Sコンパクトボディ
パーミングする側のボディが一回り小さくなっておりリールをしっかり握れるようになっています。
音出しクリック
ハンドルと反対側のスイッチで巻上げ時にジージー音が出るか出ないを切り替え可能。
20トリウムと17オシアジガー2000番を比べてみた
20トリウム2000HG
●ギア比:6.2
●最大ドラグ力:11kg
●自重:555g
●PE糸巻量(号-m):3-400、4-300、5-220
●スプール寸法(経mm/幅mm):59.5/29
●最大巻上長(cm/ハンドル1回転):116cm
●巻上げハンドル長(mm):80/92
●ベアリング数・BB/ローラー:3/1
17オシアジガー2000NR-HG
●最大ドラグ力(kg):10
●自重(g):595
●スプール寸法(径mm/幅mm):60/25
●PE糸巻量(号-m):3-400、4-300、5-220
●最大巻上長(cm/ハンドル1回転):117
●スプール下巻ライン:1/3、2/3
●ハンドル長(mm):80/92
●ベアリング数S A-RB/ローラー:8/1
カタログスペックね数値だけを比べると20トリウムか40g軽くドラグ力が1kg上回っていますが、搭載技術には雲泥の差がありますね。
トリウムが40gも軽いのは使用されている素材の問題かな?。あまりに軽いのでボディ左右のプレートは樹脂かもしれませんね。
長く使うなら間違いなくオシアジガーを選んだ方が耐久性は遥かに高いでしょう。
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