職場で言葉でなく
笑う事だけで
反応する人って
皆さんの周りにもいませんか？
例えば、誰かが何か
言いますよね。
すると、「アハハ…」
返事はこれだけ。
言葉で返す事がないんです。
いません？
今日は、なぜそのような
反応をするのか
理由をご紹介します。
先日、ラジオを聴いていたら
大学の教授さんでしょうか
こんな事を仰っていました。
「学生なんかと話している時
大体５分話せば
その人の事が分かる」 と。
会話をする受け応えから
その人の『人となり』が
ある程度分かるのだそうです。
何が分かるのかというと
・その人が本を読んでいるか
・人とのコミュニケーションの
取り方はどうか
そういうものは
すぐに垣間見れる、と。
本を読んでいる人と
読んでいない人の違いって
なんだか分かりますか？
語彙力があるか
この話を聞いて
ずっと謎であった
『笑ってしか反応を返さない人』
この事がどういう事だったのか
理由が分かった気がしました。
なぜ言葉ではなく
笑ってしか反応出来ないのか。
多くの人は
何か言われたら
言葉で返しますよね。
この違いは何なのか？
そう。
本を読んでないから
本というのは、
小説でもいい
歴史書でもいい
漫画だっていい。
なにかしから
日頃から文章に触れていると
語彙力って
数段多く身に付くはずなんです。
ところが、
本を読む習慣が無い人は
語彙力を育む機会が
限られてしまうんですね。
そのまま社会に出て
就職したところでも
あまり、言葉を必要としない
業種に入ってしまうと
その後もほとんど
言葉で返す訓練が乏しいまま
他人と触れ合う事になります。
そのような方は
どうなるのでしょう。
言葉でのコミュニケーションが
極端に取れない。
コミュニケーションは
人付き合いの基本ですから
そこの能力が十分に
備わっていないと
人と揉める事になります。
なぜ？
自分の意見を伝えられないから。
それは、
『自分を守れない』と同じです。
職場って様々な立場の人が
いますから
その人の主観で
ものを言われる事もあるし
時には誤解をされる事も
あります。
その時、きちんと
言葉を使って自分側の考えを
伝える事ができないと
言われっ放しで
悔しい思いをしたり
ずっと誤解を
され続けてしまう。
相手に理解されないから
『自分は認めてもらっていない』
とか、
言葉を発しない事で
必要以上に
能力を低く見られたり。。。
など
結局、本人に悔しさしか
残らないのです。
すると、職場の人との
関わりが楽しくないから
本人も周りの人を信頼出来ない。
いつも嫌な思いしかしないから
職場の人を好きになれない。
それでは
『感謝』というものが
全く生まれませんよね。
すると、
「別にこんな職場、辞めてもいいや」
と簡単に周りを
見限って、裏切る事を
してしまう。
実は、私の職場にも
笑いでしか返答できない人が
いるんです。
その方が明るい性格で
ほがらかで
いつも何を見ても
楽しくて笑っている、
という人なら
「この人明るいな」としか
思わないですし
気にもならないんですが
この人は違うんです。
裏ではものすごい
人の事を否定してる。
この人からは
人の文句しか聞こえて
来ないんです。
なのに、周りの人といる時は
いつもヘラヘラ。
その人の事をあまり知らない
他の同僚達は
この人の事を
穏やかな優しい人
という印象で見ているようで
周りもその人に優しく
接しています。
ところが私は、
この人が常に同僚達の
文句しか言っていない事を
知っているので
どこかでずっと、
「この人って、人の前で
『いい人』を演じてるよね
みんなそれに騙されてる…」
と思って、
笑って返すそのヘラヘラ感に
凄く違和感を感じていたん
です。
だから私はこの人が
嫌いでした。
その人本人も
「自分は全く穏やかな
性格ではない」
と自覚はあるようです。
でしょうね。
言葉の端々からそれ、
漂ってるよ。
そう思うんですがね。
そして、本を読まない人の
もうひとつの特徴が
視野が狭い
本って、『他者の人生を知る』
事に繋がるんですね。
自分はこういう風にしか
捉えられないけど
「そうか、他の人は
こんな考え方も持ってるんだ」
と知る事が
『他者を知る事』という事です。
ところが、読んでないので
自分の価値観しか
知らないんです。
例えば、職場の先輩が
なぜ厳しく指導をするのか。
自分側の事しか知らないと
「意地悪でそうしてるんじゃないか」
「自分の事嫌いなんじゃないか」
どれを取っても『自分』しか
見えてないですよね。
でも、指導者側は違います。
今、徹底して覚えてもらわねば
適当に覚えられたら
大事故につながってしまう。
そうやって先の先まで
見越して教える側は
指導をしているの。
教える立場として責任があるのです。
本などを読めば
例えば、ビジネス専門雑誌なども
世の中にはあるんですが
そういうのを読めば
新人側の心得だけではなく
指導者側の考えも
書かれているのです。
これ１冊だけでも
『他者の事』が分かります。
ところが読んでないので
「この人が嫌だ」
とかいう理由で
平気で人を、教えてくれる人を
批判したりします。
当然、相手も人間ですから
真剣に教えているのに
そんな事言われたら
黙っていないでしょう。
それで、段々揉めて
居づらくなって
結局は辞める。
実は、職場の
笑ってしか返答出来ない人も
そうなんです。
この職場に来るまで
色々なところで揉めて
飛び出して(辞めて)来た事
何度もあるらしい。
会話をしていて
「あっ、そうだろうな…」
とは思ってました。
なぜ分かるのかというと
会話。
会話を聞いてると分かるの。
語彙力がない人って
自分の考えた事
主張ですね、
言えないの。
だから人の批判ばかりしている。
それが『会話』だと思っている。
けれど、実際は
それでは意味がないんですよ。
会話というのは
自分がどういう考えを持っているか
を伝える事。
また、相手の考えも然り。
そうやって、互いに
理解し合わなければ
まず人間関係うまく
いかないでしょう。
それをしないで
「あの人は自分を嫌っている」とか
それ、勝手に自分を
『嫌われ者』に仕立て上げてる
だけだよね。
どんだけ、自分に自信無いのよ！？
周りに聞けばそうじゃない
事だってある。
もし本当に嫌われているとしても
では、何がそんなに
気に入らないのですか？
確認すればいい。
もしかしたら
何か誤解をされているのかもしれない。
それなら、説明をして
そんなつもりではなかった事を
話せば、誤解は解けますよね。
自分の事も
相手の事も
話さなければ
何も解り合えないのです。
その努力がまず
やるべき事なのに
それをすっ飛ばして
「はい、この職場嫌なので
あの人が嫌いなので
辞めます」では
どこで働いても
同じ事の繰り返しでしょ。
人の文句言ってる場合じゃ
ないんですよ！って事。
『５分話せば人となりが分かる』
ある意味その通りですよね。
発する会話一つで
この人がどんな心持ちで
人生を歩んで来たか
どんな風に人と関わって来たか。
感謝をする生き方をして来た人なのか
批判ばかりして来た人なのか
確かに分かります。
今までヘラヘラ、
いい人を演じていると思って、
嫌いだったあの人の事を
「そうか、語彙力が無いから
笑って反応するしか
出来ないんだ」
けれど何か反応は
しなければ悪いから
この人としては
精一杯の『相づち』だったんだ
と気がついたら
全て合点が行って
演技してる訳じゃなかったんだ
と分かりました。
ほらね。
会話をして
自分を説明してないから
私から誤解をされて
嫌われていた。
勿論、私から
「あなたは、どんな人ですか？」
と聞く事もできますけど、
他人に根掘り葉掘り聞くって
ちょっと失礼でしょ。
この人に対して
普段疑問に思っている事
こちらからは失礼で
聞けない。
だからこそ、
自分から自分の情報
開示していかなきゃ。
特に新人で入った人は
そうです。
決して、私生活の事を話す
必要はないのですよ。
自分は、どんな思いで
この仕事に向き合っているのか。
そこを話すの。
間違っても
「面倒くさいっすよね〜」
なんて新人が言ってはいけない。
基本ネガティブな事は
他人には言わない。
なぜ？
他人に誤解されるから。
自分の事周りの人は
知らないんです。
それなのに、
人の悪口、会社の文句…
そういう事ばかり言っていると
「まだ、仕事もロクに
覚えてないのに
文句ばかり言うな！」
周りはそう思います。
「生意気だな」と
思われてしまう事もあります。
そういうちょっとした事で
人から誤解をされて
嫌われてしまってる人も
多いんですよ。
正しい会話をしない
知らない…。
これも本を読んだり
情報を出来るだけ
入手する努力をすれば
防げる事。
前向きな事を言う人には
みんな「この人やる気あるな」と
思って接してくれるから。
このブログを読んで
また一つ皆さんの
人付き合いの
『知恵』が増えたら
いいな、と思いますけれども。
自分の事を説明出来る人になる方法はこちら⬇
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