東洋医学では、

気・血・津液(水分)の

バランスが整っていれば

健康な体でいられる

という考え方があります。

食べ物でも

その様な考え方があって

食品には、

体を冷やす食べ物

温める食べ物

そして中庸(ちゅうよう)

と言って、丁度中間の

『偏りが無い』性質の食べ物、

というように

それぞれあるんです。

 

この中庸、つまり

偏りが無い、これを

目指して生活をする事が

必要だと考えます。

 

シーソーを思い出して

下さい。

 

左右の偏りが無いところ(均等)で

丁度バランスが取れますね。

 

健康も、このバランスを

イメージをして日々生活を

するといいと思うんです。

 

例えば、シーソーの

左側を『不調』とか

『不健康』の領域だとします。

 

左に行けば行くほど

不調が積み重なって

重たくなるイメージ。

 

シーソーの中間に、

中庸があり

 

そこから

右側に行けば行くほど

『健康』『体調良好』の

領域だとします。

 

もし連日、体を冷やす食べ物

ばかり摂ってしまっていたら。。。

 

これでは、

バランスが悪いですから

『不調』の方向に

傾いて行きますね。

 

そうしたら、今度は

体を温める事を努めてしてあげる。

・温める性質の食べ物を摂る

・運動で体を温める

など。。。

 

すると、シーソーは

右側の『健康』の方向に

戻って行きますね。

 

こうやって、できるだけ

『中庸』に持って行く

これを心掛ける

生活をしていくと

様々なバランスが整います。

ただ、これは、私の

個人的な意見ですが

理想は、シーソーは

中庸より少しだけ

『健康』の方向に

優勢に傾いている状態の

方がいいような気がします。

 

ジャストで、

『中庸のところにいる』

というのは

ちょっと、左に傾いたら

直ぐに『不調』の領域に

入ってしまいますよね。

 

ですが、少しだけでも

『健康』の方に

優勢な傾きなら

何か、不調の方向に向かう事をして

左の領域に進んだとしても

 

まだ、余裕があり

左に進んでも

『中庸』で止まることが

できます。

 

常に、健康な方向に

向く生活が出来れば

いいのですが

人間、忙しかったり

ストレスが溜まったり

お誘いがあったり。。。

 

自分は、健康な生活が

したくても様々

外的刺激がありますよね。

 

ですから、

健康貯金と言いますか。。。

できるうちに

できるだけ、右側の

『健康』領域に

進んでおく。

 

すると、少々不摂生な

生活に崩れたとしても

まだ、右側にいられる。

 

できるだけ、

右側にいられる様に。

 

シーソーのイメージ、

伝わりますかね?

 

但し、シーソーそのものも

そうなんですが

あくまでも『中庸』が

1番理想のバランス位置なので

実は、あまり右側にばかり

傾くのも、良い事ではなく、

 

なんでも

『ほどほどに』これが

1番のような気がします。

 

例えば、不調があまりにも

雪だるま方式に

積み重なってしまい

左側目いっぱいに

傾いているとしたら

 

もうどんなに右側に

傾けようとしても

ビクともしない。

 

これでは、もうどうしようも

なくなってしまう

 

やはり『ほどほどに』。

 

そして、意外と思われるかも

しれませんが

私は『中庸』より

少し左の『不調』の方向に

優勢な傾きの方が

実はいいのではないか?!

と考えています。

 

「えっ!?だって

不調の方向でしょ!?

なんでそれがいいの?」と

お思いの方がほとんどでしょう。

 

これは、実際に病気に

なった事のある方なら

分かると思います。

 

人って

過信する生き物なの。

 

例えば、

「俺は10年風邪一つ

ひいたことが無い!」

「俺は、丈夫だから癌になんて

ならないよ」

などと

根拠もない自信を持った

発言をされている方

見た事ないですか?

 

実際そういう方

いらっしゃいましたが

ご本人も想像しないような

ご病気でその方

お亡くなりになりました。

 

過信すると、

健康に気を遣う

って事を怠ってしまうの。

 

ですが、どうでょう?

少し病があって通院

してる位の方が

自分の体に謙虚になれませんか?

 

私は、子宮筋腫が再発

してるんですね。

 

開腹手術までしたのに。。。

です。

 

だからこそ

筋腫をこれ以上大きくしたくない!

もう手術したくない!

一心で、体質改善に

一生懸命取り組んでいるのです。

もし、筋腫が無かったら

今も私は偏った食生活をして、

歳を取って、もっと大きな

病を引き込んでいたかも

しれません。

 

私の周りの人も

手術の経験があるから

『体を大事に』

これを基本に

仕事も無理の無い範囲で、と

うまくコントロールして

働いてらっしゃいますよ。

 

ですから、少し

シーソーの左側、

不調の範囲にいることで

謙虚に「気をつけよう」

「大事にしよう」と

自分をいたわって生活できる

様な気がします。

 

よく若いお母さん達が

栄養や、健康の知識も無く

平気で添加物まみれ

体を冷やす砂糖まみれ

脂まみれの食事を

しているのをみかけますが

 

自ら、不調を招いているな。。。

と思う事があります。

 

そういう方に限って

外出先でも

ひどい咳や鼻水の

症状を撒き散らしながら

歩いている人をよく見かけます。

 

そして、たいがい

そういう方が連れている

お子さんも、

ギャンギャンと咳をしている

子が多いです。

 

食べ物で、体は変わります。

粘膜が強くなったり。。。

気管支の炎症が鎮まったり。。。

 

「たかだか、ただの咳」と

軽く見て

何もしないでいては

何も変わりません。

 

ひどいアトピーの

お子さんをもつお母さんが

なんとか子供の体を良くして

あげたいと、一念発起して

栄養などの勉強をし

実践に取り組んだら

アレルギーの症状が

改善して行った。

という話はよく耳にします。

 

何もせず、右側の

『健康』領域に

いられるという事は

残念ながらありません。

 

取り組んだ人だけが

手に出来る場所なのです。

 

毎日、コツコツと

バランスを整える事を

繰り返し、繰り返し

行ってゆく

 

それではじめて

中庸から健康の領域に

いられる日々を維持出来る

のだと思います。

 

知識を身につける事も

ご自分を守る第一歩

だと思いますよ。

 

 

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