「性」を見つめる その1 | 大田区鵜の木さろん楓★料理家 印南真帆のブログ「食べることは生きること」

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さろん楓ふなだまほです。

いつもありがとうございます。



箱根の九頭龍神社に行ったときのことです。
あの日、学校を休ませて小3の息子も連れて行ったのです。



さろん楓ふなだまほ の 21世紀のやまとなでしこ プロジェクト 


午後になって、九頭龍さま、箱根神社と参拝が終わり
もう解散も近いという頃。



朝、来る電車の中で
野球漫画『キャプテン』を読んでいた息子が
ニヤニヤして、チアガールの女の子たちのスカートの絵を
見せてくれたということを皆にばらしたんですね、私。
下からアングルで、ちょっとパンツが見えてるやつ(笑)



そしたら、
息子が「もう、ママ、そんなこと言わないでよっ!」
と大慌て。



そのとき、須佐厳さんが、
「いいんだよ、いいんだよ、おじさんも
そういうの大好きだよ」と言われました。



息子は「えっ、そうなんだ?!」という真剣な顔で
須佐厳さんを見ます。



次に、鷲羽くんを見ます。
「うん、オレも好きだよ」



ここからは、私の勝手な人間模様観察を含むので

お許しいただきたいのですが^^


息子と鷲羽くんは、
箱根の山道を一緒に歩いて
「結婚する相手はいるのか?」とか
「なんでまだ結婚しないの?」とか(笑)
詰め寄るような不思議な仲で、
20歳も年が離れていようと、
ある意味、少年同士一緒にふざけられる相手と言いましょうか、
つまり、割と近い存在と思っているところがあるように感じる。



ふん、ふん鷲羽くんもそうなんだ。
それはいいとして。



最後に、息子が顔を見たのは、
しほちゃんの旦那さん。



このかっこいい人もそうなの?
そんな息子の素朴な問いかけが
その空気にあったように記憶している。



それを察してしほちゃんが
「この人も大好きだよ~」と言ってくれた。
旦那さんは、笑ってくれた。



あのとき、息子は、3人の男性の顔を
順番に真剣に見ていた。



そして、うなづいてもらって確実に安心したんですよね。



みんな、そうなんだ。
そういうエッチなことに興味があっていいんだ。

そういうことは悪いことでも、
恥ずかしいことじゃないんだって。



なんて言うんでしょう?
親ではない大人が言ってくれて、
はじめて確証を持つといいましょうか。



息子にとっては、そんな体験になったひとときだったように
思いました。



だって、それから、堂々といろいろなことを聴いてきますもの^^



★  ★  ★



あなたの中に存在している「性」という名の理屈じゃない衝動。



これはもっていていいものだよ。
あの人も、この人も、みんなそうだよ。



それを肯定することこそが
「性」を見つめる第一歩。



それを認めず、肯定せずして、
ただ男性器、女性器の機能を教えても
行為の意味や崇高さを教えても、
注意事項を並べ立てても
はじまらない。




★  ★  ★




11月18日(日)、19日(月)、
さろん楓ジェムリンガの集いの一環として
『男性性、女性性を語る会』を開催しました。



18日(日)は、男性4名、女性14名の集い。
19日(月)は、女性限定の集いでした。




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「性」「セクシャリティ」について語ることは
まったくはじめてでドキドキしながら参加した
という方も少なくありませんでした。



また、普段、他のことはすごくオープンな自分なのだけど、
このテーマに関しては、
どうにも居心地が悪いという方も。



そもそも、ある程度の人数の中で
自分のことを語るというのは
難しいものなのですが、
前回参加してみて、
どれも自分に思い当たることがあるのに
一声も発することができなかったという方もいました。



一方で、意外に冷静に話すことができた自分に
驚いたという方も。



この日、子宮委員長はるちゃん には
一参加者として座ってもらったのですが、
(私は最初からそう考えてたのよ、はるちゃん)
はるちゃん自身、緊張して^^
「風俗嬢してますが、恋愛に悩むふつーの女の子です」
って言ってましたっけ。


⇒その記事はこちら  

この記事↑後半もぜひ読んでください。



前回に続き、性を語ることの楽しさ、
テーマの扱い方、答えの出し方が好きで
また来ました、という方もいらっしゃいました。



私自身は、自分の父親の「性」に傷ついてきたこと、
だから、心のどこかで男性を赦していなかったこと、
そして、自分を赦すことが父を赦すことにつながり
それと共に、男性を赦し、愛することにつながった…
というお話をさせていただきました。
(このお話は、翌日の女性性を語る会につながり、
また父と娘の深い話が生まれました。)



私も冒頭のお話のように、小学生の母ですが
「子どもの性教育、どうしたらいい?」というテーマも
まずは自分が自身の「性」「セクシャリティ」に向き合うところから
はじまるのかもしれません。



私自身、10年前にカウンセリングの師が性的な悩みも
受け付けていることを知って、私には到底できないと
思っていたことをふと思い出して、こういう会を
開催していること自分に自分でびっくりしているところです^^



でもね、はるちゃんがズバリ書いてくれたように、
「女性のからだのエネルギー循環が世の中の流れそのもの」
というのは、私も本当にそう感じています。



「国は男がつくっているように見えて、
女性のホトが創っている」というのは、
なるほど、はるちゃんの立場だからこその言葉ね^^



これは、主婦の私の立場で言うと…。



オンナのホトの潤い、おっぱいの柔らかさがあること、
オーガズムがからだを貫くこと。


これがね
「家庭の中のエネルギー循環がよくなる」
「男がいい仕事をしてくる」
「みな健康」
「私自身もいい人間関係に出会い、いい仕事ができる」
「お金の循環もよい」
「困ったことや問題さえも事態を好転させるために起きる」
となる。



だから「女性性とは、女性のからだそのもの」だと
思うのです。



だから、「私は、まだまだ」とか「未熟」とか
「もっと勉強が必要」と解釈しないで欲しいのです。



あなたのからだに既にあるから。
それに気付いてあげるだけ、です。



さて、最後に、参加者のお一人の方が寄せてくれた感想を
ご紹介して、この記事を終わりたいと思います。


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『女性性・男性性を語る会』では大変お世話になり、
ありがとうございました。


参加する前は私のような男性経験のない者に
(デートしたことも、キスしたことも、
中学生以降誰かを好きになったことも無いです)
参加資格があるのかと非常に悩みました。


挙句の果てには、ネガティブな妄想に
(失笑される、おもいっきり引かれる、
男性参加者のポルノ小説等のネタにされる、
須佐さんに実地教育される、
実は新興宗教団体でどっかに売り飛ばされる)
逃げ込んだりしていました。


ですが実際は、参加者の皆さんとても真面目で真剣な方々で、
非常に勉強になりました。


不思議なもので、話す前は怖くて怖くてたまらなかったのですが、
一旦話してしまうと自分でも信じられないくらい色々な思いが
出てきてしまい、ついには泣いてしまいました。


会合後には、須佐さんにジェムリンガの相談ができ、悩んでいた事
(男性を迎え入れる前にジェムリンガを納めても大丈夫か等)が解決しました。

以前の私は、外見を美しくするのは良いが、
処女が自分のコアな部分、
性・ホト・エナに現実的に興味を持つ事に
他者からのからかい、
年長者からは地獄行きの烙印を押される等の妄想に怯えていました。


今回の会合によって、
綺麗事ではないリアルな前向きさと良い意味での怖さと、
また、ちょっと嬉しい事を自分の中に発見できました。


参加できて本当に良かったです。


おやつとても美味しかったです。


ありがとうございました。


(35歳/女性)


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実は、この日、このような悩み、恐れを持つ方が
2人いらっしゃったのです。



「自分だけ」じゃなかったのですね。



まず、勇気を出して参加されました。
それがすごい。



「男性経験がない」ことを告白されて、
そしてね、その次の瞬間にね、
同じような人のことに想いを馳せられるのです。


「私のような人もほかにたくさんいるように思うので、
性体験がないという人でも参加していいんだよってことを
ぜひアナウンスしてください」って。



悩んできた人、苦しんできた人は本当に優しい。



来年、またいろいろな方と共に
気高く「性」「セクシャリティ」を語れる場として
続けていこうと思っています。



ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。

長々と読んでいただいてありがとうございました。




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