さろん楓ふなだまほです。
いつも読んでいただいてありがとうございます。
今日は、踊りのお話。
ベリーダンスを習い始めて1年が過ぎました。
最初は、とにかく基本のレッスンを繰り返していました。
あるとき、当時のエリッサ先生から
「練習の仕方として
振り付けをやっていく道もある。
でも、基本の練習をみっちりと重ねていく道もある。
その延長線にあるのは即興で踊ること」
と言われて、わぁ~!とときめいていたのです。
でもね、それはもっとずっと先のことだとイメージしていました。
もっと経験を積んでから訪れる日のことだって。
4月から新しいSangoSaria先生
の元で
今は、8月の発表会に向けて
振り付けをやっているのですが、
その曲の中で即興で踊る部分があるんですね。
ひぇ~!です。
こんなに早くそんなときが訪れるとは!
先週のレッスンから、
さっそくそれぞれが即興で踊るというレッスンも加わっています。
勝手に踊ることはしょっちゅうやっていますが
人に魅せるとなるとこれはまた勝手が違う。
まだ自分に夢中で
仲間の踊りの様子まで目に入らないのですが^^
…コレ、新しい自由です。
1年一緒に踊ってきたMさんと私の踊りは
どちらも熱いものがある、という
先生からの頂いたコメントになるほど~♪
Sango先生は、私たちが持っているものを感じ取って
それを引き出すためのヒントをいろいろとくださいます。
「巫女舞の基本の型はあるし、
それをしっかり覚えることも大事なのだけど
一番大事なのは自由に舞う部分」
と言われていて、
ああ、そういうものなのかと驚くと共に、
とても新鮮な感じを覚えました。
踊りによって
さらなる自由を獲得していく道が開けていること。
単純に“嬉しい”という言葉で表現できるものではなく、
これが必然というような感じもあり、
カラダが、自分の奥の奥の部分が振動しているというか、
喜んでいるといいましょうか、
そんな感覚の中にいます。
☆ ☆ ☆
私は踊りをずっとやってみたかったのですが
従兄弟がバレエをやっていることを
なぜか決してよく言っていなかった母に対して
「やりたい」とは言い出せなかったのでした。
…「言えない子」だったんです。
(ちょっと今の私からは信じられないでしょ?
でも、かなり最近まで「言えない人」だったんですよ)
「あなたは小さい頃、よぉくテレビのCMになると
テレビの前にやってきて踊ってたものね」
と母が言ったのは、私が30過ぎてからですよ。
な~んでそれをもっと早く言ってくれなかったのよ~と
思いましたけどね…。
なんだ、昔からそういう欲求があったんじゃんって。
それでいいんじゃんって。
…「あなたはこういうことが好きね、得意ね」
「こういういいところがあるよね」
こうした具体的なポイントを褒めてあげると、
また、複数の大人がそれぞれの目線で言ってあげると
子どもにとって自分のいいところを認識するはじめの一歩になります。
「偉いわね」「いい子ね」などの
漠然とした褒め言葉は、
実は、言われた子どもはかなりしんどいんです。
☆ ☆ ☆
話はソレましたが、
踊りの世界を教えてくれたエリッサ先生、
今、新しい自由をたくさんみせてくださるSangoSaria先生、
自分の奥の奥に届く言葉をくださると共に
ぐっと新たなステージに引き上げてくれる阿利さん、
踊りを通じて出逢った方々、
共に踊っているダンスメイトに感謝♪の日々なのです。