味噌を仕込む <後編> | 大田区鵜の木さろん楓★料理家 印南真帆のブログ「食べることは生きること」

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「食べて元気に、食べて体調がよくなるごはん」を作っています。
銀河弁当・ケータリング・料理教室・食生活相談。

さろん楓ふなだまほです。
いつもありがとうございます。



味噌を仕込む、後編をお届けします。
→前編はこちら



柔らかく茹であがった大豆を潰すところまできました。



この段階でとりわけて、大豆ペーストとして
お料理にも活用できますが、分量が変わってしまうので
今日はやらない。



こちらが豆麹と塩を混ぜたもの。
塩切りといいます。



さろん楓ふなだまほ の 21世紀のやまとなでしこ プロジェクト 


大豆ペーストとこの塩きりを混ぜる。
最後は手で混ぜます。
これがね、気持ちいいのよ。
そうそう、そうなのよ~



さろん楓ふなだまほ の 21世紀のやまとなでしこ プロジェクト 


上が混ぜこんだもの。

そして、それをおにぎり大にまとめて
熱湯&焼酎で殺菌した甕の中に
叩きつけるようにして入れていく。


それは、空気を抜いてカビを防ぐためなんですが、
この作業がクライマックス。
楽しいんです。



小さい甕ですが、投げ入れると腹にズコンといい音が響く。



この人↓なんて、それをやりたくてしょうがないわけです。


さろん楓ふなだまほ の 21世紀のやまとなでしこ プロジェクト 

残りは全部やるからとママは休んでいていいと言われ、
あとは任せました。



散らかることも既に知っているようで
新聞紙を完璧に敷き詰めてました。
(こういう方面の学習能力はえらいあるんだなぁ)



これだけ人の手を介すから
味わいも出るんだな。



もちろん熟成中にカビはでますよ。
産膜酵母といって無害のカビです。
きれいにとりのぞけば風味は落ちません。



豆1kg、麹1kでこれで2kg分。
半分ぐらいの重さのおもしをしてまずは1ヶ月ほど寝かせます。



都内のマンションで、しかもキンキンに冷える場所もない屋内で寝かせても
これだけ美味しくできるんだから!



ちなみに、味噌は使う麹によって3種類あるってご存知でした?


○豆味噌
○麦味噌
○米味噌



今回作ったのは、豆味噌です。
週末~来週に、皆さんと仕込むのは麦味噌です。

一番さっぱりして、私たち現代人&都会人には使いやすい

米味噌はやはり甘~いので、私はあまり使いません。



もしこのあたりのこと、詳しく知りたい方がいたら
お声がけくださいませ。
追加で書いてみます。



そういう私も、マクロビオティックを始めるまで
味噌の種類なんて知りませんでしたから。



今年は、味噌作りを一緒に体験したい!と
ささやいてくれた方にだけ、
限定でご案内していますが、
27日(月)3時半~ あとお一人様のみ
一緒に作業できそうです。



ご興味ある方いらしたら、
ご連絡くださいませ。