味噌を仕込む <前編> | 大田区鵜の木さろん楓★料理家 印南真帆のブログ「食べることは生きること」

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「食べて元気に、食べて体調がよくなるごはん」を作っています。
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さろん楓ふなだまほです。

いつもありがとうございます。



さぁ、2月も後半。

味噌仕込まなきゃ~です。



前の晩から大豆をたっぷりの水につけておきます。
静岡産の無農薬の大豆、きれいです。



よく「大豆はヘルシー」と語られますが、
それは同じたんぱく源であるお肉と比較したときの言葉。



もちろん滋養たっぷりですが、
大豆そのものは、冷たく、消化に重い性質があります。

だからこそ、そのまま食べるのではなく、
こうして塩と加えて発酵させることで、
はるかに消化吸収がよくなるんですね。


必須アミノ酸の構成も完璧になる!



豆腐や納豆、お揚げさんなどなど加工食品も
大豆を食べやすくするための先人の智恵ですよね。



味噌は、腸内環境を整えてくれる最も強い味方。
日本人はヨーグルトより、味噌汁ですよ~。
朝は、コーヒー一杯より味噌汁一杯がいい。



あ、ちなみに、
アミノ酸は大切な栄養素ですが
「アミノ酸調味料」となると、これは避けるべき添加物ですから、

そこんとこ、ご注意くださいね。
(こういう命名は悪智恵ですよねぇ。。。ほんとに)



さて、ぐつぐつ弱火で豆が柔らか~くなるまで煮ていきます。
今日はまず1kg分。



豆を茹でるのに圧力鍋を使う方法もありますが、
うちには1kgの豆を納められるような大きな圧力鍋はないので
普通に鍋で煮ます。



煮あがった豆。
指で簡単に潰せます。
ここで、そのまま食べても、おいし~♪

さろん楓ふなだまほ の 21世紀のやまとなでしこ プロジェクト 


毎回必ず味見をしちゃう^^



そして、熱いうちに潰していきます。
フードプロセッサーを使う方もいますが、
私はすりばち&すりこぎで。



一つ残らず潰すぞ~と向き合うのがけっこう楽しかったりする。
1kg分だと疲れもせず、飽きもせず、
ちょうどよかったですね。



1.5kg~2kgを一人でやろうとするとしんどくなりますね~
そもそも味噌作りは一人でやるものではないと実感します。
昔から、地域の女たちの共同仕事だったようです。



つづく