カレー革命 | 大田区鵜の木さろん楓★料理家 印南真帆のブログ「食べることは生きること」

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「食べて元気に、食べて体調がよくなるごはん」を作っています。
銀河弁当・ケータリング・料理教室・食生活相談。

さろん楓ふなだまほです。

いつも読んでいただき、ありがとうございます。



さぁ、カレー革命です!



我が家の男性陣は、インド、ネパール系のカレーより
断然、ザ・ニッポンのカレーライスが大好き。

(男性の皆さん、けっこうそういうものじゃありません??)



カレーの具は、たまねぎ、にんじん、じゃがいもという王道のみ。
豆カレーなんぞまったく歓迎されません。



ただ、自然食品店で売っているような甘口カレースパイスでも
息子が辛いという。

甘口でもやっぱりチリが入っていますものね。



ということで、小麦粉などでどろり感は出すけれど、
スパイスはターメリック、クミン、コリアンダーのみの
黄色のザ・ニッポンのカレーというのがうちの定番だったのです。



ところが、最近息子が文句を言うようになってきました。

「みんなが食べているカレーはもっと茶色い(笑)」と言う。


そして、極めつけは、冬休み中にワタシの母のところで
茶色いカレー、濃いカレーを食べて、それが美味しかったらしい。



「カレーが食べたい。でも濃いカレーじゃないとダメなんだっ」



はぁ…。



しかし、ふなだまほ、ここで料理人魂に火がつく。
カレーの茶色はなんぞや?と調べてみたら…。



「玉ねぎをこっくり茶色まで炒めること」に辿り着きました。
それ以上のドミグラソースっぽいのは、
明らかにカラメル色素を使っているのね。



で、1時間以上かけて玉ねぎを炒めてみる。
そこに、にんにく、しょうが、スパイス類。
極めつけは小麦粉。
そうやって炒めてたら…。


あら、カレールーができちゃった。

ああ、そういうことね。



だとすると、市販のルーを使うような感じで作ればいい。

ということで、新たな我が家のカレーが完成。
奴ら、気に入って、争って食べてましたよ~。



こうしたお題目を頂くと、
ゲーム感覚でクリアしてみたくなってくる。



で、だいたいの場合においてできるんだな、これが。
そして、そのたびに「料理は科学」と実感するのです。



さらに、あくまでも“料理において”ですが、
「なんでも叶えてくれるお母さん」で
あることをアピールしたいのではなく、
料理は科学だからこそ、
自分の作りたいものは
必ず自分で作れるんだということを
息子には伝えたいと思っているのです。




☆   ☆   ☆



これが、先週のことなのですが、

今日もまたカレーを作りました。



1時間以上たまねぎを炒めるわけで、
そのときは、本当に踊りのステップを練習しております。



「踊りながら料理をするセラピスト」
本当になっちゃった?!