人は、自己肯定感が低いと
褒められることも、そして、褒めることも苦手になってしまいますね。
人に褒められても居心地が悪く感じてしまう…。
人とうまくやるために、自分を低めて相手をもちあげることは上手くとも、
具体的な褒め言葉を持っていない…。
「素敵」
「すばらしい」
「すごい」
「よかった」
という漠然とした褒め言葉ではなく、
「○○が素敵だった」
「△△というところがすばらしいね」
「あなたの◇◇なところが私には真似できない。すごい」
「あなたのした仕事の☆☆がすごくよかったよ」
と具体的に相手を褒めるように心がけてみませんか?
これは子どもを褒めるときにも通じることなんですが、
「いい子ね」
「おりこうね」
「やさしい子ね」
というような漠然と人格を褒める言葉よりも
「○○ができたね」
「△△が前よりも上手になった」
「◇◇という優しい言葉がよかったよ」
という具体的なコメントのほうが子どもの自信になるんです。
でも、これは大人でも同じ。
そして、褒められたら必要以上に謙遜したり、
恥ずかしがったり、「いえいえ、私なんか…」と言ったりしないで、
「ありがとうございます」と素直に喜びましょうね。