こんにちは^__^

 

皆さんも経験した事がある「痛み」

 

痛みには色々な種類の痛みがあります。

 

原因がある痛みであれば、症状が落ち着くのを待てば、痛みは改善されてゆきます。

 

ただ、原因があっても治らず、痛みが慢性化したり、治療法がない痛み、誰にも理解されない痛みは、本当に辛く、生活のほとんどが痛みで

 

左右されてしまいます。本人しかわからない辛さです。

 

そんな「慢性的な痛み」を抱えてる方に朗報があります^__^

 

2か月前に実験結果で明らかになり、更に研究を急いで進めています。

 

もしかしたら、その痛みを改善できるかもしれません。

 

それでは、早速^__^

 

 

鎮痛剤も効かない!長年の痛みや原因不明の痛み

慢性的な長期に渡る痛みや原因不明の痛み、病院に行っても、色々な検査をしても、診断も明確でなく、もしくは、診断されても

これと言った、治療法が無い。鎮痛剤も効かない。このように、痛みと長期間つきあっている辛さは、本人でないとわかりません。

このような「痛み」は、恐怖や不安がトラウマ化し、脳が痛みを覚えてしまいます。

実際、ずっと手が痛み、手を切断しても、「手が痛い」と訴える患者様もいます。

このように、長期の痛みは脳が原因のケースがほとんどです。

 

 

■慢性的な痛みの正体は「脳の扁桃体」?

東京慈恵会医科大学は、原因のわからない、身体の長期的な痛みの原因の1つが、ストレス、不安、恐怖などに関連した脳部位「扁桃体」の活動にあることを動物実験で突き止めたと発表しました。扁桃体は「痛み」との関わりがあることは今までも知られていましたが、今回の実験で明らかになったのは、右脳の扁桃体中心核の活動が全身に痛覚の過敏状態を引き起こすという事です。

更に、マウスの実際で、痛みの信号が無くても、右脳の扁桃体中心核を興奮させることで、両足に痛みを感じるという結果になりました。

 

扁桃体とは?

扁桃体とは、大脳の中央下部にある1.5cmほどの神経細胞の集合体です。

この扁桃体は、旧皮質という古い脳の箇所にあり、動物的な本能を司り、嬉しい、悲しい、といった情動を司っています。恐怖・不安・怒りといった感情に関わっていて、ストレス、不安、恐怖といった心理状態により、身体に痛みや不快感を与えます。

簡単に言うと、「感情の中枢」です。

 

痛みが長期に渡って続く事で、扁桃体が異常な興奮状態となり、痛みの信号が実際には無くても、痛みを感じてしまいます。

また、うつ病や不安障害は、扁桃体の活動が過剰であることで知られています。

 

 

 

紫のNucleus accumbens(側坐核)です。

オレンジのAmygdale(扁桃体)です。

 

■慢性的な痛みを取り除く方法2つ

2つあります。

①扁桃体の興奮を抑える

ストレスを感じると最初に反応するのは、脳内の扁桃体です。その後、恐怖や記憶や妄想などが蘇り、痛みをかんじてしまいます。

逆に、嬉しい、楽しい、高揚感、撫でるといった感情や刺激は、痛みを軽減させてくれます。

ストレスを感じるなと言っても、それは不可能なので、一番お勧めは、アロマ痛み療法です。

これは、心療内科でも実践される方法なのですが、自分でも簡単にできる方法をご紹介します。

 

●「アロマ痛み療法」

痛みを感じる前の楽しかった時を思い出して下さい。自分が心地の良かった時や、気分が良い時の記憶です。

それに、好きな香りや好きだった香りを1つ選びます。楽しくて、嬉しくて、気分が上がる時とその香りを関連づけます。

ストレスや、恐怖、痛みを感じた時に、その香りを嗅ぎます。驚く程、脳が落ち着き、リラックスしてきます。

また、その香りを使用し、希釈し、お腹や痛む箇所を優しく撫でてマッサージする事でも脳が快感を覚え痛みを忘れやすくします。

 

 

※香りは嗅覚を経て、Amygdala(扁桃体)へダイレクトに伝わります。

 

 

②側坐核の「ドーパミン」を活性化させる

側坐核とは、扁桃体の側にあり、扁桃体を落ち着かせ、痛みを和らげる「ドーパミン」といった神経伝達物質(ホルモン)を放出しています。

また、側坐核は、ドーパミンによって活性化します。ドーパミン量が増加すると、興奮していた扁桃体は元に戻ります。

 

●ドーパミンを活性化させる方法

ドーパミンとは、快感、達成感、幸せな気持ちになるホルモンです。特に、目標を達成した時に感じます。ドーパミンによって幸せを感じると、脳は「もう一度幸せを感じたい!」と思い、やる気とモチベーションをあげます。

①目標を持つ

小さな目標でも大丈夫です。ゲームをクリアするといった事でも、達成感を感じる事です。

掃除でも大丈夫です。とりあえず、動き始める事で「やる気のスイッチ」が入ります。

 

②趣味や楽しい事をする

没頭できる事をする事で、ドーパミンは活性化されます。

 

③軽い運動をする

辛い運動はしないでください。あくまでも、身体が心地よい軽い運動です。

 

④美味しい物を食べる

できれば、食べた事のない美味しい物を食べると、ドーパミンが活性化されます。

 

 

●ドーパミンを活性させる食べ物

ドーパミンの分泌を促進するチロシンを摂取して下さい。牛乳や、ピーナッツ、肉類です。

また、ドーパミンの合成を手助けする、フェニルアラニンは身体で合成されないので、摂取して下さい。(大豆やカシューナッツ、レバーなど)

 

 

■慢性的な痛みにお勧めな香りやハーブは?

 

●慢性的な痛みにお勧めな香り

扁桃体も側坐核も、古い脳と呼ばれる大脳辺縁系にあります。

嗅覚の情報は大脳辺縁系の扁桃体にダイレクトに作用します。この感覚情報は、扁桃体に伝わり「好きや嫌い」といった判断がされます。

嗅覚が、この扁桃体を刺激する唯一の方法であり、医学的にも研究が進められています。

痛みと香りの関連性は切っても切り離せません。

また、側坐核も実験で明らかになっているのですが、好きな香りを嗅いでる時は、側坐核の血流量が増加し、ドーパミン量が増加します。

そして、気分が良くなる香りや触れ合いは、鎮痛作用がある神経物質(脳内モルヒネ)の分泌を活性化させます。

 

ゲラニオールが多く含まれる精油に、ドーパミンを活性されるという研究結果があります。パルマローザやローズ、ゼラニウムです。

 

個人的には、経験上、カモミールローマンフランキンセンスサンダルウッドがお勧めです。

サンダルウッドやフランキンセンスは、心を鎮静させ、焦りや恐怖感、辛い記憶、トラウマを取り除いてくれます。

 

※サンダルウッドに関しては、以前の記事をご覧ください。

 

※フランキンセンスに関しては、以前の記事をご覧ください。

 

 

 

●慢性的な痛みにお勧めのハーブ

痛みにお勧めなハーブは沢山ありますが、脳の扁桃体、側坐核による痛みのケースには、アメリカやドイツでは、セントジョンズワートがお勧めだと言われています。ドーパミン量を増やすには、シベリアンジンセンロディオラがお勧めです。

 

セントジョンズワート→詳細

 

セントジョーンズワートセントジョーンズワートは、セロトニン、ドーパミン量を上げる作用があり、大変古くから不安症や鬱などの治療に使われていたハーブです。ドーパミン量が多すぎても良くないので、リラックスホルモンのセロトニンとのバランスもとってくれます。

 

※セントジョンズワートに関しては以前の記事をご覧ください。

 

シベリアンジンセンシベリアンジンセンは、アダプトゲン作用を持ち、強壮作用を持ち、心身の疲労を軽減し、緊張をほぐし、運動能力を向上し、集中力を持続させるため、ロシアではスポーツ選手や宇宙飛行士に服用させていました。詳細は、以前の記事をご覧下さい。

 

 

ロディオラ :ロディオラ・ロゼアはセロトニンとドーパミンの神経伝達物質の感度を上げる働きがあり、アメリカでは、ドーパミンが不足すると、ロディオラを摂取します。

 

※ロディオラについての記事

 

 

ストレスや恐怖で痛みが増す方や睡眠もきちんと取れない方は、セントジョンズワートがお勧めです。

 

無気力で集中できず、イライラしてしまい痛みが増す時には、シベリアンジンセンやロディオラがお勧めです。

 

 

 

※商品に関するお問い合わせ

電話:03-6273-0084

メール:問い合わせ

 

 

 

痛みは本当に不思議な物で、期間が長ければ長い程、脳が記憶してしまいます。

 

今、慢性的な痛みがある方で、「朝、ベットの中で目が覚めた瞬間は痛みを感じない」といった方は、扁桃体の暴走により、痛みを感じてしま

 

っている可能性が高いので、紹介したアロマ療法やハーブで扁桃体の興奮を抑えてあげると痛みが和らいでくるので、試してみて下さい。

 

必ず、「痛み」は治る時がきます。

 

まずは、痛みに過敏になった脳に優しくして、恐怖感を取り除いてあげましょう^__^

 

以上です

 

IFA MOE

 

 

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