今年はスタートダッシュ早めで、
すでに2回、手作り味噌教室を開催しました。
ねこ福では今すでに
試作品も合わせて4つの味噌が
秋を待って熟睡を始めました〜。
順調にいけば、この冬、
少なくとも7つのお味噌を
寝かしつけることになります。
来年の食卓も安心になってきました〜。
初回は2人でしたが、
2回目は4人でお櫃を囲んで、
とっても賑やかに作りました。
教室でやる作業は、
*煮豆を潰す
*麹を塩切りする
*桶で材料を混ぜ合わせて
*容器に投げ入れて
*除菌して密封する
ただ混ぜるだけの作業なのに、
これがみんなでやると何故か楽しいのですよね。
お味噌は家族の会話を聞いて育つとさえ言われます。
仕込む時から笑い声いっぱいに手をかけてもらったら、
美味しく育つこと間違いなしですね。
今回はハンドケアのアロマセラピストさんも参加されていて、
麹の扱いもそれはそれは優しくて丁寧でした。
間違いなく素直な美味しいお味噌に育つことでしょう♪
同じ材料で同じように作っても、
どのお味噌も風味が違うのです。
仕込んだ人の手に住む常在菌が
麹の発酵に彩りを添えるようですよ。
だから、大勢で作るお味噌の方がまろやかで
丸みのある味になるような気がしています。
仕上がる秋の頃に、
食べ比べの会をやってみるのも楽しいかもしれませんね。
今回は大豆を足で踏み潰す方法を採用。
“足”と聞くとギョッとされるかもしれませんが、
新品の靴下に履き替えて
丁寧にいたわりながら作業します。
煮上がった大豆の温かさも
むにむにと潰れていく感触も
足裏に心地よい刺激だと、
大好評でした。
そして、作業が速くなる!
仕上げの作業の前には
お茶でほっと休憩。
それなりに労働した感があり、
お茶受けの和菓子が身に染みました。
最終盤、
大豆と塩切り麹をコネ混ぜ合わせるのも…
とってもソフト。
その日集まられた方のお人柄が出ますね。
9Kgの生地が桶からはみ出すことなく
終始お上品に作業が進みました。
「’20冬2号」はどんなお味になるでしょうか。
楽しみです♪
ところで、
大豆は当日朝から煮始めます。
(この作業のため、少人数限定での開催になります)
4つの鍋と3つのコンロに頑張ってもらいました。
例によって、一晩水を含んだお豆さんは
鍋から溢れそうなほどに。
毎年ハラハラする場面です。
豆の煮上がり具合と睨めっこしながら、
皆さんの楽しそうな笑い声を背中で聴く時間が
とても贅沢な気分でした。
ご参加くださった皆様、
ありがとうございました。
秋まで気長にお世話してあげてくださいね。
手作り味噌教室は、こんな内容です。
12月9日(水) 受付終了
1月18日(月) 満席
1月21日(木) 満席
1月30日(土) 満席
時間 13:00~16:00
参加費 5000円
内容 煮大豆を潰して、塩と麹と混ぜ合わせ、容器に詰めます
お味噌2kgをお持ちかえりいただきます
お土産♪気軽に使える塩麹材料
・大豆は開催直前に煮ておきます
・熟成はお持ち帰りになり、自宅で保管ください
・食べ頃になるのは秋以降です
定員 3名
持ち物 新品の靴下、エプロン、
ヘアバンドまたは三角巾、麺棒(あれば)
1月にご参加くださる皆様には
近日中に詳細のご案内をお送りさせてもらいますね。