「ねこ福時間」のルーツは“南フランス時間”です | 山里古民家リトリート 大阪高槻 神峰山の里 ギャラリーねこ福 

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Timeless Comfort ~ 時間が止まる龍宮城 ~
築130年古民家をリノベーション、大地からの贈り物に包まれて内観するための空間をご提供しています。こだわって過ごす交流の場にも。大阪駅・京都駅から1時間、奇跡のアクセスで桃源郷へ♪

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先日、今年最後のねこ福カフェ広場のことを書きました。

 

クリスマスソングがアコーディオン演奏で流れる

とっても素敵な1日。

 

曲は、サプライズで用意してきてくださったのでした。

 

 

 

演奏を聞いて、

にわか仕立てのクリスマス仮装大会を始めました。

 

サンタ帽やらクリスマスにしか着れなさそうな服を

引っ張り出してきて、

出展者さんにも着てもらいました。

 

クリスマスツリーとクリスマスブレンドを用意して

すっかり満足してましたが、

生演奏で雰囲気をつくってもらうと、

後から後からアイデアが湧いてきたのでした。

 

 

 

もうお客様もいらしているというのに、

 

この帽子は誰がかぶるのか、

この服は誰が着るのか、

っと、取っ替え引っ替え、

さながら舞台裏の様相…

 

 

 

 

カフェの日は時々、

南フランスへの旅を思い出すのです。

 

 

「10時半開店」としていますが、

まぁまぁ11時頃まで

整えるのに掛かっていることがあります。

 

 

そういう時、

「フランスの美しい村」ゴルドで出会った朝市を

思い出します。

 

 

ラベンダーが満開の時期を狙い澄まして訪れた南仏プロバンスは、

わたしの心を鷲掴みしました。

 

ラベンダー、

空の青、

夜の青、

食事、

ワイン、

ゴッホのひまわり畑、

セザンヌが愛した白石灰の山サント・ヴィクトワール

 

そして、

 

その地に流れる“南仏時間”!

 

 

「日曜日?開いてる訳ないわよ。

 ここはプロバンスよ。」

と微笑む布屋のお姉さん。

 

「あ、バスはもう行ってしまったよ。あれだよ。」

っと、小さくなっていくバスを指し、

絶品スマイルで教えてくれた切符売りの少年。

「今日はもう来ないよ。」

どこまでもスマイル。

「Bonne nuit!(良い夜を)」

 

1日に数本しかないバスが、

発車時刻より10分も早く始発駅を出ていく。

 

 

 

『こういう時間の価値観て、あるのね…』

 

成果主義に踊らされて暮らす頭に

新しいモノサシが持ち込まれました。

 

 

そのなかでも一番驚いた“南仏の常識”は、

 

準備しながら販売している…こと。

 

 

 

思いがけず出会した朝市では、

飾り付けの可愛らしさに心奪われました。

 

とても凝っていて、陳列自体が作品のよう。

 

 

なんだけど、

陳列する横から商品が売れていく…

 

時刻はそこそこに経過していくのに

いつまでも道半ば。まだ陳列に勤しんでいる。

 

完璧に整ったところで正午になり、

閉店の片付けが始まる…

 

 

開店しながら準備するという感覚に、

頭を殴られた気分でした。

 

 

 

 

けれど今、カフェ広場の日にわたしがやっていることは、

まさしくあれ。

 

 

 

 

Bonne journée!(良い1日を)

 

 

 

次回は、

**ねこ福カフェ広場**
1月29日(金)
2月28日(日)

時間 10:30〜16:00

 

 

 

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