今年の夏から洗濯用の洗剤を無香料の粉石けんに変えてみました。
すると、衣服に触れる部分のイガイガした感じが解消されて快適になりました。
もっと楽になったのは、鼻を突き刺さす着香料の刺激に悩まされなくなったこと。
私、長い間シャンプーやトリートメント、ボディーソープの製品開発をしていたので、
合成香料の香りに包まれて仕事をしていたんですけれど、
最近出回っている香りの強いトイレタリー商品はどうにも馴染めません。
ついに「香害」なんて言葉まで生まれてしまいましたね。
嗅覚が刺激されすぎると、脳が疲労して、思考力や判断力まで落ちてしまうことにもなるんですよ。
嗅覚神経というのは、鼻粘膜から脳の前頭葉という部分に直接つながって、
香りの刺激は脳へダイレクトに伝わります。
また、その前頭葉という部分は思考・学習・情操など“高度な人間らしさ”をコントロールしている部分。
刺激の度合いによっては思考を撹乱したり、キレることを誘発してしまう可能性があるのです。
香りとは上手に付き合いたいものです。
最近の香料業界の事情はとんとわかりませんが、
消費者の過剰な要望に煽られることなく、
香りの弊害を踏まえて専門家としてモラルある製品開発をしていただきたいものです。
11月上旬に開催するえびすみゆきさんの「手作り石けん教室」でつくるアロマ石けんは、
100%良質のアロマエッセンスです。
アロマトリートメントにも使用されているものです。
残留有害物質の検査などもパスした高品質なものだけを使用されています。
天然=良いという短絡的な判断は危険ですが、
一般的には、
天燃由来の香りは一過性だけれど、
合成の香りの刺激は長く続きより鼻を疲労させると習いました。
実際、私もそう感じます。
他にも天然と合成の香りの相違点はありますが、今日はこの辺までに。
では、無香料の石けんにすれば?ということになりますが、
無香料だとどんなに良質な素材を使用したとしてもちょっと臭いです。
これは、シャンプーも合成洗剤も同じこと。
香りが付いている方がやっぱり気分は良いものです。
心地よい香りは逆に脳に良い刺激を与え、認知症予防や身体の活性化に繋がるとも言われていますね。
この講座では、アロマオイルをご自身のお好みにブレンドしてつけていただくことができますよ。
市販品に配合されているのは合成香料です。
天然香料の香りは長持ちしませんし、高価なので、市販品に採用されることはほぼありません。
えびすさんはとても真面目で誠実なお人柄。
えびすさんの手作り石けんも、とってもマジメで人に優しいレシピです。
‘ケン化率’(基本の植物油をどれくらい石けん化させるか)を90%に抑え、
オイル分をたっぷり残したレシピなので保湿性も高くしっとりした洗い上がりです。
乾燥肌や肌荒れに悩む方々のファンも多いそうで、
開催するたび満席になる人気講座なのだそうですよ。
写真はサンプルサイズです。
お肌にやさしく、乾燥の季節の強い味方になってくれる手作り石けん、
冬支度と一緒に準備してください!
11月8日(水)14:00〜16:00(残2名)
【講師】えびすみゆき(セルフメディケーション・サポーター)
【参加費】2500円(初回特別価格)
【お土産】70g程度の石鹸3個分相当
【定員】5名
お申し込みはこちらから♪
お持ち物
・筆記用具
・ゴム手袋(厚手のもの!)
・マスク
・エプロン
・ゴーグル(保護メガネ)
・保温用のタオル
・持ち帰り用の紙袋
・牛乳パック(500ml)(内側がアルミ加工されていないもの)
牛乳パックは石鹸の型にしますのでキレイに洗って乾かしたものをお持ち下さい
今回の手作り石けんについて、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
ご参照ください。
➡︎ 〜お肌に優しい“手作り石けん”教室〜今なら平日も休日もあります!
※土曜は満席となりましたm(._.)m
➡︎乾燥する季節はもうすぐそこ!保湿のよい石けんで対策しましょう
残り2席です。
ご応募お待ちしていますね。