今日は早めに起きたので、5時に30分くらい散歩して、ベランダでストレッチと筋トレをしました
やっぱり動くと気持ちいいですね。
暑くなると出れなくなりますから午前中に動くのが吉よね。
さて、本日は、昨日電話セッショで、私にクソミソに言われた相談者さんの記事を取り上げてみたいと思います。
”この文章を見ただけで、「あ、この人仕事できない」ってわかります。”
と、この記事でもかなり厳しいことを言われています。
”かよさんに改めて指摘されて、自分が何をしているのか、自分の姿を一歩引いた目線で見れて、めちゃくちゃ恥ずかしかったです・・・。”
これが、穴があったら入りたくなる現象です。
これが起こることが本当に大事。
これは、自分を俯瞰できてきて初めて起こります。
理屈で人に説明されても、他人事なので冷や汗かけないのよね。
自分のこと言われてるのに、「ふーん」って感じなわけ。
ほとんどの相談者さんは、自分と他人の境界線が無く、自分を殺しすぎて感情が麻痺しているため、自分の中では自分と分裂しているという、非常に複雑な心理状態に陥っている方が多いです。
これ以上先に行くと、自分がヤバい日常に陥ってることすらわからなくなります。
これが統合されてきて、妄想から現実を冷静に見れる視点が養われないと、日常が変化していけないんですよね。
妄想から現実を見れるようになると、自動的に変化していく。
自分の握りしめているものを見つめ、冷静に現実を見つめ、物事を細かく考えることが必要なのです。
自分を俯瞰できないと、自分がやってる行動が全く理解できないために、気づいたら恥ずかしいという行動が平気ででるし、こういうことがデフォルトになります
”私は主任が差別をしていると思っていました。だからあんなに申し訳なさそうにしているんだと。
でも私こそが差別をしているからこそ、そう見えた。
差別するなんてと思っていた自分こそが差別をしていた。”
二人で差別し合ってるって事。
これも何度も言っていますが、相手と同レベルだからこそ、相手に同調するんですよ。
”差別するなんてと思っていた自分こそが差別をしていた。”
こういう酷い自分もいるのが現実なのよ。
そこを見ないで変化するわけがないでしょう?
なのに、自分はどこかで聖人だと思ってるんですよ。
滑稽でしょう。
劇場で上映している人は、入り込んでるからそれが滑稽だって気づけないの。
”私は今まで自分は黙々と仕事していると思ってました。”
現実が見えないとこういう幻想を信じることになるのです。
自分は間違えてないと思っているために、変化は起こらない。
昨日の電話セッションでも、「会社の人達みんなに挨拶するのが面倒で、でもコミュニケーション能力がないから挨拶くらいはしないといけないという気持ちがあるし・・」
「事務所では人が多いので、誰かが誰かにお疲れ様ですと言ったら、それに続いてそこにいるみんながお疲れ様ですと言うんですが、私がお疲れ様ですと言ったときは誰も後から言ってくれないんです・・私は嫌われていると思います。」
などと、どうでもいいことで真剣に悩んでいたので、いい加減にしなさいと私からクソミソに言われていました。
本人は本気で悩んでいるのですから、どうでもいいというのは可哀想だという意見もわかります。
しかし、現実的にはクソどうでもいいことです。
社長だったらどう思うの?
わかったから仕事しろよ思うでしょう?
これが深刻な悩みだという人は、どの辺が深刻なのか教えてほしい。
この方は、仕事が出来ない自分に悩んでいたのです。
なのに、頭を埋め尽くしている事柄は「沢山の挨拶が面倒」「挨拶につていきてもらえない私は嫌われているかも」ですよ
どうやったら効率よく手続きが終わらせられるか、どうやったら電話対応がうまくできるようになるか、ではないんだよ
そういう悩みなら全然わかりますよ。
悩みは全て「私は他人からどう思われているだろう」なんだから。
お願いだから仕事してください
この脳みそ状態は、女子高生、いや、女子中学生レベルですよ。
「あの子がトイレに行くと皆が後からトイレに行くのに、私が行っても誰も来てくれない・・・」
同じでしょう?
”そういう人とは違うんだ、、みたいな謎の自信?があって”
はい、これが自分スゴイですね。
自信はないのに、自分スゴイがあるんですよ。
劣等感の塊だという現れです。
こういう精神状態で、臨機応変に対応しなければならない職種は無理なのですよ。
だって、どうでもいいことで頭のエネルギーつかっちゃうんだもん。
で、そのどうでもいい悩みを、家に持ち帰るばかりでなく、自分が毎日悩む種にするから。
この状態が環境にあると、せっかく進んでも戻り、進んで戻りを繰り返してしまいます。
環境を変えるって本当に大事ですよ。
これを読めば、環境が自分を形成するということがよくわかります。
”子供の頃、家族の機嫌が悪そうと感じると
「どうしよう、どうしよう、ヤバイ・・機嫌悪そう、私のせいだ、、どうにかしなきゃ、、」
と焦る自分。これと同じことをいまだにやっている。”
これが、親の呪いです。
何かある度に、「どうしよう、どうしよう、ヤバイ・・機嫌悪そう、私のせいだ、、どうにかしなきゃ、、」が自動的に出てくるでしょう?
そこから解き放たれない限りは、親が死んでも呪われたままです。
むしろ、親のいるうちに解消しないと、強まる可能性まであります。
問題のある親とは早く離れて縁を切りなさい。
他人との境界線が無いという現象も、ここに繋がっています。
”自分の行動によって相手(親や家族)の感情や機嫌がどうにかなってしまうと思っていて
自分がそれほど影響力があると思い込んでしまっている。”
自分スゴイの原型ですね。
そんな力なんて無いのに、勘違いしてしまう。
その恐ろしさ、わかりますよね。
ここまで観れば、両親の機嫌というものが、子供にどれだけ影響を及ぼすかわかりますよね?
”自分の行動が相手(親)の機嫌に直結するんだという誤解。
だから、他人もどうにかできるという妄想ができてしまう。
世界を思い通りにできると期待してしまう。”
頭で理解できただけでもとてもつもなく大きな進歩なのです。
自分で気づいていなかったのですから。
本当に、気づきこそが全てなんですよ。
目から鱗が落ちて、冷や汗をかいて、穴があったら入りたくなる経験。
これこそが、自分を大きく成長させます。
セッションをしている方、今はとても辛いかもしれませんが、その痛みは必ず自分の力になるのです。
ではまた
お気軽にメッセージをどうぞ
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