●あの時こうしていれば・・・後悔しなくていいといわれても
こんにちは
自分を認め自己肯定感をあげる簡単な方法を伝授
なおたまです。
「あの時こうしておけば・・・」
「○○しておけば、こんな事にはならなかったかもしれない」
過去を振り返り、後悔したことはないだろうか。
なるべくして起きたことであり、起こった事には必ず意味がある。
確かに、今ある現状は、起こるべくして起きたことであり、それにより気付くことで学ぶこともあるのは事実だ。
「そして、起きたことには意味があり、必然である。」
「だから、後悔なんてしなくていいんだよ。」
そう言われたところで、「こうしておけば、こんな事にならなかったんじゃないか」と後悔することはないだろうか。
それは小さな事から、大きな事まで、人それぞれ違っている。
先日、流産した母親は、「自分がもっと身体に気を付けていれば」と後悔した。
彼女は、
「流れやすいから気を付けてください」
医師からそう言われていた。
「このくらい大丈夫だろう」
という気持ちが重なり、無理をしているつもりは無かったという。
その背景には。。。
・会社の人に迷惑をかけてしまう。
・妊娠は病気じゃないんだから、自分勝手なことは言えない。
・今休んだら、何かいわれるんじゃないか。
こうした職場への気遣いが、自分を気づかう事から遠ざけ、ストレスが溜まっていった。
「もっと自分のことを大事にすればよかった」
流産と言う結果は、自分を責め続けるしかなかった。
「起こった事は必然である」と言われたところで、自分のせいで流産したと思っているのに納得できるわけがない。
「子供にも役割があったから」そう言われたところで、仕方がなかったとは到底思える訳がないだろう。
それに加え、「後悔する必要などない」と言われたところで、溢れて来る後悔をどうしたらいいのか。
エネルギーをヒーリングしたり、
子供の役割はなんだったのか
自分がこんな目に合うのは何のためか
占いやスピリチュアル、エネルギーヒーリングをしてもらい、自らもそれを学んだという。
しかし、後悔はおさまるどころか、自分を責める気持ちが日に日に強くなってしまった。
後悔はしなくていい。
それが、彼女の呪縛となっていた。
取り返しのつかない後悔に意味があるとしたら。。。
どんな意味があり、自分がそれを受けなくてはいけなかったのか。
ヒーリングをしても心の傷が癒えないとしたら、それはその方法ではないのかもしれない。
後悔と自分を責めることを繰り返しているとしたら。。。
その起きたことの全てに意味がるとしたら、どうすればその呪縛から解放することはできるのだろうか。
「あの時こうしていれば」
心に刻まれた傷は、必ず爪痕を残しているだろう。
それを「後悔しなくていい」と片付けるのではなく、後悔している自分も、まるっと自分なのだ。
あなたは。。。後悔している自分を否定していないだろうか。
後悔や自分を責める癖があるとしたら、その癖に捉われそこから抜け出すことが難しくなる。
さらにそれらが、無意識の領域にはびこり「望んでないもの」を引き寄せている事を知っているだろうか。
傷を癒すだけで、望むものが引き寄せられるようになるのは、潜在意識のクリーニングが出来ているからというカラクリを知っているからだ。