マイヤー事件７８　ピラミッドの建造年代

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前回の続きです。

アスケットの教え、です。

ピラミッドと、馬のお話、それから未来を知ることについて。

どうぞ～

アスケットの教えの抜粋
　　　これは１９５６年２月９日、エジプトのギゼーのチェオプス・ピラミッドに２回目に滞在した時の教えである。

アスケット

貴方はピラミッドの年代について疑問を抱いているようですね。
従来のピラミッドの歴史は、実際少し混乱しています。

その起原は太古に遡ります。
その発生史と意義について、今貴方に述べるとすれば、それは大変な時間がかかります。

ですから必要な事実だけをお教えします。
それだけで、貴方はその全体像をはっきり理解できます。

地球上の全てのピラミッドは、カニのしるしである琴座（ライア）の星の形に似せて建設されました。
それらのピラミッドが完成したのは、２ｘ３６，６５０年、即ち、７３，３００年前です。

２ｘ３６，６５０年の算定には、回教紀元（６２２年）の前から始めれば、正しい数字が得られます。
ピラミッドはノアの洪水の少し前、即ち１０，４００年前まで、この土地に存在していました。

しかし、誰もピラミッドを気にしませんでした。
大洪水前の３００年間に、ピラミッドは重要性を帯びて来ました。

もっともピラミッドの本来の意味から重要になったのではありません。
しかも、ピラミッドの本来の意味については、色々な理由で教えることは出来ません。

ただ、これだけは明らかに出来ます。
地球の科学者は、ことごとく、洪水の推定年代について、数千年の誤りを犯しています。

彼らは数千年前に生存していた王や、皇帝についても、誤った計算をしています。
実際の大洪水は１万年以上も前に起こったのです。

もちろん、この年代はひどく改竄されました。
ピラミッドに関して重要な役割を果たしたサークル王の生存中に、大洪水が起こったのです。

サークル王は大洪水直前の３００年頃、生きていました。
彼にはサウリドという名前の息子がいました。
その息子は未来を予見する能力がきわめて優れていました。

息子はある日夢を見ましたが、その夢の中で、巨大な惑星が大音響と共に地球に落下し、全世界が暗黒になりました。
彼は無数の人間が死ぬのを見ました。

落下しつつある惑星によって、多数の人間が破壊されたからです。
山崩れによって発生する災害や、悪臭を放ちながら流れてくる熱湯を避ける為に、生き残った少数の人間は何処へ逃げたらいいのか、わからなかったのです。

彼は、父に自分の見た不吉な夢を話しました。
国王はただちに国中の占星師や学者を呼び寄せたのです。

彼らは多くの伝承を調査したり、困難な研究を通してさんざん苦労したあげく、とうとうその謎を解きました。
それは三百年以内に巨大な彗星が地球に突進して来て、その軌道上にある地球を突き飛ばし、反転させながら去って行くだろうと言うことです。

迫り来る大惨事に対して、人類の存続を勝ち取る為に、サークル国王は現存するピラミッドを、未来世代の人類の為の避難基地、生存基地として改築せよと命令しました。
国王は又、ピラミッド内に強固な倉庫を作り、長期保存用の食料品を格納せよと命じました。

国王の息子と家臣たちは国王の命令を忠実に実行しました。
次の三百年後、ピラミッドは補修工事が行われ、水害に対処する為に、ピラミッドの外側を厚い漆喰で塗り固めました。

何人も忘れることのない様に、彼らは当時の文字で、来たるべき大異変の前兆を、漆喰の壁に刻み込んだのです。
この宇宙で今日破壊者として知られている巨大彗星が、事実地球へ突進して来ました。

その時、人々はピラミッドを開けて中へ入ると密閉しました。
彗星は地球を転倒させ、全世界に海水が氾濫し、地上の全てが破壊され消滅しました。

すべてが、彗星の破壊力のなすがままでした。
避難建築物を持たない人間や動物は、僅かしか生き残りませんでした。

太古にも何度か大異変がありましたが、その時と同様に、今度の大惨事後、彼らは再び一から出発する運命にありました。
このピラミッド建築の起原は、天の住人、星の旅行者に遡ります。

彼らはこの地球に太古の時代に入植したのです。

アスケットの教えの一部。　１９５６年２月１１日

貴方は私の発言に強い疑問を抱いていますね。
貴方の推測は正しくありません。

馬はヨーロッパからアメリカへ持ち込まれたのではありません。
その反対が正しいのです。

すべての馬は、アメリカ大陸からここへ運ばれたのです。
アメリカ大陸には、約５万年前まで宇宙旅行者とその子孫が住んでいました。

この世界ではいつもそうですが、彼らはお互いに争いを起こし、自滅したのです。
彼らは原子爆弾を発明し、戦争を起こし、それを一瞬にして爆発させたのです。

その効果は想像を絶する程大きく、大陸の全住民を全滅させ、各種の動物、例えば馬は絶滅しました。
私の記憶ではその馬の種は、その当時ヒパリオンと呼ばれていました。

５万年後の今日でさえ、その馬はこの大陸の多くの地方で、当時と同じ名称で呼ばれています。
この名称は今日まで伝承されてきましたが、それはとりもなおさず、当時の無分別と野蛮な時代の証明でもあります。

誰でも見たいと思う人があれば、彼はその野蛮な時代の足跡を観察する事が出来、それについて深く考察することが出来ます。
その当時の都市は、何千年も前にその同じ場所に存在していたのですが、原子爆弾という地獄の力によってガラス状の物質に溶解したのです。

よく保存された証拠（ガラス状になった都市の廃墟）は、現在では不可解な事件として残っています。
何故なら地球人はその真相を知らないからです。

これに関連して「死の谷」という名前がよく知られていますが、それはまた現在の別の事件と関係があります。
ラスベガス近郊の「火の谷」は、過去の大惨事のもう一つの証拠であり、地球人の原子力に対する果てしない狂気の産物です。

解説－－１９６４年９月１４日、メールアウイ・インドにて。

アスケットはなお多くの教えの説明を続けたが、しかしここに記録することが許されていない。
それはほとんどが過去の事件のみの教えであるが、遠い未来にまで、大きな意義を持つのである。

その過去の事件が、どのようにして未来に影響を及ぼすかということだが、それについては詳しく説明して貰えなかったが、要点だけは教えてもらった。

アスケットによれば多くの過去の事件（出来事）、が未来の事件にとても重要ではあるが、未来の事件を前もって明らかにすることによって、その未来の事件を変更させてはならないのだ。

合理的に判断すると、私の口止めは当然であり、全ての人間の利益の為にもそうしなければならないのだ。
それに対して、私が獲得した知識でもって未来の事件を善くしようとして、それに干渉し、改良家、変革者として気取る資格も私には全くない。

私は未来の出来事を数多く知っているが、私は自分自身の生命を賭けて、それらの秘密を世間から守る必要がある。
私に不幸な時期がやがて訪れることを私は知っているが、そうした様々な不快なことを私は回避することは出来ず、耐え抜かねばならないのだ。

つまり、私はこの不快なことをどうすることも出来ないのだ。
こうした未来の出来事は必ず起こり、私はそれを経験し、それに勝たねばならないことを知っている。

私はそれから逃れることは出来ない。
何故なら、未来の特定の時期に、それらは私の身に起こることを知っているからだ。

起こることが確定している出来事は、変更出来ない。

もしそれを変更すれば、必要な進化の経過が阻害されるからだ。
人が自分の未来を知っているからと言って、その決定された未来を勝手に変更することは出来ないのだ。

決定された未来に従うことは、すべての創造の法則に対する合理的な義務である。

自分の未来を知ることは、人間にとって良いことではないと言う事が、年を取るにつれてはっきりわかってきた。
仮に、人が自分の未来を知ることが出来るとすれば、彼は自己中心的に振る舞い、自分の勝手な意思に添って、自分の未来を変えようとするだろう。

そうなれば彼に大きな不幸が降りかかるだろう。
何故なら、その未来の出来事が災害や危難をもたらすものであれば、彼はそれを回避しようとするからだ。

人は自己の未来を知ると、悪質な自己葛藤に陥る事を私は経験から学んだ。
人間が暗い未来を知った時は特にそうだ。

不幸な未来を知った時、利己主義、悲しみ、興奮にとらわれて、無知な人間はその出来事に反抗するだろう。
不幸を堂々と受け止めようとせずに逃避しようとする。

人間があらかじめ不運な事件に出会うことを知った時、それを恐れるのだ。

しかし、そうすべきではない。
と言うのは、不安はかえって来たるべき未来の事件に影響を与え、悪い結果を招くからだ。

地球人はまだ真理を消化し、完全に理解する能力はない。
彼は自己の未来を認識し、それを正しく処理するまでには至っていない。

従って、彼には真理を方程式に書き換えて伝える必要があり、彼はまずそれを自ら考え、それから徐々にその方程式の表す真理を発見し、認識しなければならない。
つまり、彼には例えを通して真理を語らなければならない。

従って、彼には未来の出来事をベールを通して明らかにしなければならないのだ。
地球人に対しては、すべてが間接的に説明され提示される。

それは、彼の思考力を刺戟し自ら考えさせる為である。
彼はまず、自らの研究によって理解の可能性を発見し、ついに真理を認識するに至るのである。

仮に、例え、秘密、間接表現の形式をとらずに与えられたならば、彼は自ら思考することを怠り、未来を変えようとするだろう。
何故なら、はっきりと直接的に与えられたならば、彼は全てを詳細に知ることになり、苦労して知識を獲得したのではない為に、明らかにされた知識を自らの力で実際に処理する能力を失うのである。

今述べた事が事実であることは、私自身の体験から判るのである。

FIGU（www.figu.org）

以上、「セムヤーゼ（５）セムヤーゼ（６）」より引用

ピラミッドの建造年代については５万年前なんて話を聞いたことがありましたが、７万年以上前と言ってますねアスケット。

雨による侵食の跡があるのでエジプトがまだそのような気候だった時に作られたのだ、という説ですよね。

＞起こることが確定している出来事は、変更出来ない。

これは、「このような体験から学べることを学ぶ」と決めて生まれてきているから、なのでしょうか。

避けられない出来事というのはそのようなものだと思っています。

続きをお楽しみに

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