安野准教授の記事 | さくらの里山科公式ブログ ご入居者様とワンちゃん、猫ちゃん

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うちの施設長が書いている文福の本、『看取り犬・文福 ~人の命に寄り添う奇跡のペット物語』(宝島社刊、税込み1,430円)の生みの親とも言える、横浜国立大学の安野舞子准教授へのインタビュー記事が、朝日新聞デジタルに掲載されています。

 

https://digital.asahi.com/articles/ASS4S4QBBS3XULZU001.html?ptoken=01HWPCPNP4PS7TG23ME6ECM56X

 

本日アップされ、明日、5月1日の11時17分までは無料で全文読めるそうです。

 

その時刻を過ぎると、冒頭の一部のみ見ることができ、全文は有料という形になります。

 

非常に興味深い記事ですので、ぜひ明日の11時17分までにお読み頂けると嬉しいです。

 

紙の朝日新聞を読まれている方は、5月3日付朝刊の全国版くらし面にも、この記事が掲載されますので、そちらをどうぞ。

 

ホームの本、『看取り犬・文福』は、安野准教授が施設長に執筆を勧める、というよりは説得したから出来上がったそうです。

 

施設長は、安野准教授が横浜国立大学で担当している授業の中で、毎年1回、1月に講義をしています。

 

2019年1月。施設長にとって2年目の講義をした際に、文福の看取り活動を話したところ、安野准教授がそれはぜひ本にするべきだと施設長に強く勧めたそうです。

 

講義の際に勧めただけでなく、数日後、東邦出版社の社長と共に、さくらの里山科を訪れて、文福の奇跡的活動を、世の中の多くの人に知らせるべきと説得したそうです。

 

その熱意に感じ入った施設長は執筆を決意。

 

そうして、東邦出版から「看取り犬・文福の軌跡」が出版されたのです。

 

 

残念ながら、この本が出版された直後、東方出版社は倒産してしまい、この本も絶版となってしまいましたが、

 

ご存知の通り、その後宝島社が新たに出版してくれたので、現在も売っています。

 

 

こちらが、現在売られている宝島社の『看取り犬・文福』です。

 

ちなみに、文福のエピソードが1編、加筆されています。

 

このような経過で、東邦出版バージョンは今はないのですが、その幻の東邦出版バージョンの冒頭では、安野准教授に対する謝辞が掲載されています。

 

出版社は変われど、安野准教授がいなかったら、書籍『看取り犬・文福』はなかったでしょう。

 

だから安野准教授は、『看取り犬・文福』の生みの親なのです。

 

そして、今回のインタビュー記事でも注目されている、安野先生の研究対象は「人と動物の関係学」です。

 

施設長からの受け売りですが、動物学や獣医学ではなく、社会学の立場から、人と動物の関係を研究している研究者は非常にレアだそうです。

 

でも確かに、私たち介護の現場の人間は、ご高齢者様とペットの問題は、獣医さんが解決できるものではなく、社会的な問題であることをよく知っています。

 

きっと安野准教授の研究は、ご高齢者様とペットの問題の解決のために役立つものだと思います。

 

だから、もっともっと安野准教授が社会で知られてほしいなと思います。

 

皆さんも、ぜひこの記事を読んで、安野准教授の研究を知って下さい。

 

よろしくお願いします。