今日のお昼が特別だったので、まずご紹介しましたが、実は昨日のお昼も特別だったんですよ~
昨日ご紹介し損ねたので、順番が逆になっちゃいました。
という訳で、昨日のお昼は、世界の料理シリーズ、フィリピン料理でした。
先週の調理職員の研修で、実技研修していたお料理ですね。
でも、フィリピン料理なんて、すごいでしょ~、珍しいでしょ~
久しぶりに決め台詞を言っちゃいます!
フィリピン料理が食べられる特別養護老人ホームなんて滅多にないと思いますよ!
メインはアドボというお料理です。
アドボはフィリピンの家庭料理の代表で、お肉とお野菜を、酸っぱ辛く煮込んだものです。
もちろん、うちのアドボは、ご高齢者様のお口にあうよう、酸味も辛みもほどよく抑えていますが。
ご飯にかけて食べると最高でした。
そして、本来はレモンの酸味と魚醤がよくきいたシニガンスープです。
こちらも酸味をほどよく抑えて飲みやすい味に調えています。
魚醤も使わず、魚でダシをとりました。
エスニックな風味はしっかり残っているのに、とっても飲みやすい味になっていましたよ。
最後はリンゴとマカロニ、チーズが入ったフルーツサラダでした。
ねっとりと甘い味が、いかにも熱帯風でした。
昨日のフィリピン料理でも、もちろんお品書きと料理説明を配布しましたよ。
お料理もお品書きもなかなか好評でした。
珍しいお料理なので、大好評とは言えませんが、でも珍しい食の体験をして頂き、刺激を受けて頂くことも大切ですので、いいんです。
フィリピンについて話題も弾み、大成功でした。
ただし、一つだけ失敗があったんです。
と言うのは…
ご入居者様皆様、口をそろえて、「フィリピンのバナナはないの?」とか「フィリピンの料理なのにバナナがないなんて、おかしいんじゃないの」っておっしゃったんです。
確かにその通りですね!
申し訳ありません。
やっぱりご高齢の方にとっては、フィリピンと言えばバナナなんですよね。
いつか、台湾料理をお出しする時には必ずバナナをお付けしますので許して下さい。