ゴールデンウィークの祝日ご膳。
ラストは5月5日の子供の日ご膳です。
子供の日ご膳のコンセプトは子供の成長です。
だからメインは出世魚のスズキの塩麹焼きです。
出世魚と言うと、ワカシ⇒イナダ⇒ワラサ⇒ブリと名前が変わるブリが有名ですが、スズキも出世魚なんですよ。
※ブリの名前は関東バージョンです。地方によって名前は異なります。また、本来関西の名称であるハマチが、関東でワラサの代わりに使われる場合も増えています。
スズキは成長するにつれて、フッコ⇒セイゴ⇒スズキと名前が変わるんですよ。
そして、古来スズキはおめでたい魚として、神事でのお供え物などに使われていますので、おめでたい出世魚と言うことで、子供に日にはふさわしいお魚です。
そして、子供の成長を象徴する食材と言えば、筍ですよね。
筍とワカメを一緒に煮た若竹煮も子供に日には欠かせないお料理です。
よりおめでたさを演出するため、茶わん蒸しもおつけしました。
茶素麺の澄まし汁もおめでたいですよね。
さらに
デザートには葛あじさいという和菓子をお付けしました。
子供の健やかな成長を願う子供の日ご膳。
なかなかいい演出でしょう