10月7日のこども家庭費の質問をひとつ書き洩らしてしまっていました。

 

前半の学童クラブと児童館職員との交流の話の後に質問したので、短いものです。

2017年度から、支援が必要なご家庭のための要支援ショートステイが始まっています。開始当時に質問した内容はこちら

開始してからしばらく時間が経っているので、最近の状況を聞きました。

子育てがしんどくなったときに、一時保護以外に、地域で支えられるメニューがあるのはとても重要なことだと思います。

 

(かとうぎ桜子)

子ども家庭支援センター維持運営費に関連して伺います。

2017年度から、要支援ショートステイを実施されていると思いますが、実施の状況を伺いたいと思います。

 

(練馬子ども家庭支援センター所長)

事業を開始した平成29年度は、年間延べ85名の利用でございましたが、平成30年度は101名、昨年度は125名と、毎年利用が増加しております。

 

(かとうぎ桜子)

年々利用が増加している傾向のようですけれども、どのような状況のご家庭に、この支援の利用が効果的であったか検証されているようでしたらお聞かせください。

 

(練馬子ども家庭支援センター所長)

通常のショートステイが保護者の就労や疾病等に対応するためのものであるのに対しまして、要支援ショートステイ事業は、虐待予防を目的とした事業でございます。そのため、事業の利用に当たっては、個々のご家庭の課題に対し適切な支援ができるよう、保護者および児童の支援目標を立てております。事例といたしましては、生活リズムが崩れていた児童に対して、施設の支援により規則的な生活リズムが身についたのと同時に、ご家庭においては、室内が乱雑で子を養育するには不衛生だった状況を、子ども家庭支援センターの職員が保護者の支援を行いながら生活環境を整えた事例などがあり、虐待予防に効果を上げていると考えております。

 

(かとうぎ桜子)

子育ての中のストレスの要因を取り除いて、親子とも安心して地域生活を送れるようにサポートするという意味で、大変重要な役割があると思います。

時間がなくなってしまったので、今日はこれで終わりにしたいと思います。