所長の伊藤直孝です。
◎お知らせ
・記事末尾の講習案内に残席数を表示するようにしました。特に狙い目の枠をピンク色で示してありますので、ぜひご受講ください。
・編物講習受講(予定)の皆さまは、以下の3つの記事を一度お目通しください。
「講習シートについて」、「ご協力ください」、「スケジュールについて」
・New! ヴォーグ学園東京校・横浜校「伊藤所長の楽しい編物研究サロン」の新規募集開始しています。ご受講お待ちしております。詳しくはこちら。
・New! 「編物製図講座2024」2月15日0時から募集開始です。たくさんの皆さんのご受講をお待ちしています。詳しくはこちら。
今日は、早朝からちょっと遠出をして、帰りにこの電車に乗りました。
京急本線品川駅22時38分発、エアポート快特宗吾参道行き。
これには、いくつかツッコミどころがあります。
※)かなりローカルな話になります。ご了承ください。
まず、「宗吾参道」ってどこ?
京急のエリア、つまり東京23区南部の皆さんにとっては、見慣れない駅名だと思います。
宗吾参道駅は、千葉県印旛郡酒々井町にある京成本線の小さな駅で、京成成田駅の2つ手前、成田空港駅の4つ手前の駅です。
宗吾参道駅には、宗吾車両基地という京成電鉄の大きな車庫があり、朝のラッシュ後や終電近くの電車の行先に何本か設定されています。
次に、なぜエアポート?
宗吾参道駅は、成田空港のちょっと手前です。
つまり、寸前まで行くのに空港まではたどり着かない。
これは、この電車の始発駅が羽田空港駅だからということに由来します。
羽田空港から品川までは、急行(青色表示)として運行していました。
少し前までは、京急の急行は「エアポート急行」という名称の種別でしたが、「エアポート」という言葉が削除されたことがいっとき話題になりました。
エアポートという名称がない種別で羽田空港を出発して、品川に着いた途端に「エアポート快特」(オレンジ色表示)という種別に変わり、直通先の都営浅草線では東銀座、人形町、浅草橋、蔵前などといった、結構主要な駅も通過する運転をします。
その後、押上から京成線に入りますが、終点の成田空港までは行かず、寸前の宗吾参道で運転を終了してしまいます(京成線内は「快速」(ピンク色表示)に種別が変わる)。
これねぇ、かなり初見殺しの電車だと思います。
宗吾参道という見慣れない駅、そして途中から乗った人にはエアポートは無関係。
まぁ、今はスマホの乗換案内アプリがあるので、そういった意味まで考えて乗る人はなかなかいないでしょうけれど。
私は、この電車を品川から乗って、そのまま乗りっぱなしで我が家の最寄り駅である京成臼井駅まで着きました。
23時55分着、かなりの長旅でした。
途中、京成臼井駅の5駅前の八千代台駅で、成田空港行き最終電車のイブニングライナー213号(有料特急)を待ち合せるというオチ付き。
あんだけ地下鉄線内をビュンビュン飛ばした挙句、京成では京成津田沼からは各駅停車になっちゃう快速に変わって息切れして、そして八千代台では空港行き終電につながる…つまりここで「エアポート」の意味が実質復活する。
ただ、このイブニングライナーは成田空港着が0時13分なので、当日の飛行機は全便終了しています。
どうすんのかな? 近くのホテルに泊まるか、空港ロビーで夜を明かすか。
私はかつて、福岡空港から成田空港への飛行機が低気圧の影響で遅れて、成田空港から帰る電車が無くなったとき、第3ターミナルの待合所のベンチで仮眠をとりましたが、寝心地はあまりよくなかったなぁ。
畳のエリアがあったような気がしますが、そこでごろ寝をしたほうがよかったかな。
ちなみに、宗吾参道駅は宗吾霊堂への最寄り駅です。
宗吾霊堂は、佐倉の人間にとっては義民・佐倉宗吾(木内惣五郎)が祀られているところということでなじみ深いです。
江戸時代、4代徳川家綱のときに凶作と重税に苦しめられていた農民の窮状を将軍に直訴。
重税は見直されましたが、当時直訴は禁じられていたために佐倉宗吾は家族もろとも処刑されることに。
その約100年後、佐倉藩はこの失政を悔い、佐倉宗吾の名誉を回復、宗吾霊堂に「宗吾様」として祀られるようになりました。
歌舞伎や講談でもしばしば取り上げられる話でもあります。
また、地元民にとっては、宗吾参道駅は東京学館高校の最寄り駅、また、かつてあったプール・レジャーランド「酒々井ちびっこ天国」(通称:ちび天)への最寄り駅です。
それ以外は…?? これと言って何もないかな。
鉄オタの皆さんは、宗吾車両基地で休んでいる京成線とその乗り入れ路線の車両が見られますけど。
宗吾参道行き、もし乗る機会がありましたら、そんなところに行く電車なんだと思い出していただけると、まぁ佐倉宗吾様も浮かばれるかな、なんて。
ブログランキングに参加しています。
左クリック・タップで応援お願いします↓
佐倉編物研究所のTwitter
佐倉編物研究所のInstagram
☆佐倉編物研究所への仕事の依頼などは、以下へメールをどうぞ(@は半角にして入力し直してください)
info@sakuraknittinglab.com
〈おことわり〉
本ブログで、Ameba Pick機能を利用して、広告([PR])として商品のリンク(画像)を貼る場合があります。
編み物ワークショップのご案内
※)日程等は変更になる場合がありますので、常に最新の情報をご確認ください。
※)ご予約についてのお問合せ・キャンセル・変更は、必ず当研究所へ直接ご連絡ください。会場の貸し出し元へのご連絡はご遠慮ください。
※)こちらからお送りしている講習の予約受付完了メールやお問い合わせの回答メールが適切に届いていないケースがあるようです。@sakuraknittinglab.comからのメールを受信する設定にしてください。また、迷惑メールフォルダに分配されている可能性もご確認ください。
【重要】諸事情により変更がある場合があるので、必ず最新の日付のブログに記載されている情報をご確認ください。
また、ご受講の際は、こちらにご協力ください。
キャンセルポリシー(こちら)も必ずご確認ください。
自由なスタイルでレッスンをします。
フリーレッスンのほか、(公財)日本手芸普及協会の手編みカリキュラムに沿った資格取得のためのレッスンにも対応します。
毛糸・編み図(本)の持ち込みは自由です。
受講料は、1コマ2時間半で3,000円です。
ご予約はメール(workshop@sakuraknittinglab.com 迷惑メール対策のため@は全角で書いてありますので、半角で入力し直してください(そのままコピペしただけでは送れません)。メールが不調の場合は各種SNSのDM(Instagram, X(旧Twitter), Facebook, Ameblo))で受け付けます。
原則として2営業日以内に返信しますが(制作に没頭しているときや体調不良時、休業日などはさらにお時間をいただく場合があります)、返信がない場合はアドレスに間違いがないか今一度お確かめください。アドレスがGmailから独自ドメインに変わりました。
※)前日、当日など急ぎの連絡の場合は、従来通り iton13579@gmail.com (@は半角で)にお願いします。
1) 銀座の編物教室(金曜日月2回、日曜日月2回)
銀座の会議室を借りて講習をします(最寄り駅:銀座一丁目駅、京橋駅、宝町駅、銀座駅など)。
この記事をアップした時点での残席状況
2月18日(日)(午前2、午後2)
2月23日(金)水天宮前会場(午前満席、午後1)
3月1日(金)(午前満席、午後2)
3月10日(日)(午前1、午後1)
3月24日(日)(午前1、午後1)
3月29日(金)(午前満席、午後満席)
※)3月の金曜銀座教室は、変則で第1・第5です。
金曜日は午前の部10:15~12:45、午後の部14:00~16:30
日曜日は午前の部10:00~12:30、午後の部13:30~16:00
詳しくはこちら
2) 東京都区内の編物教室(月1~2回程度)
この記事をアップした時点での残席状況↓
2月17日(土)東新宿会場(午前1、午後2)
3月2日(土)東新宿会場(午前満席、午後3)
3月16日(土)東新宿会場(午前2、午後3)
午前の部10:00~12:30、午後の部13:30~16:00
基本事項は銀座教室と同様です。
※)東新宿会場は靴を脱いでスリッパで入室していただきます。
※)東新宿会場へは必ず東新宿駅A3出口のエレベーターからアクセスしてください。ここからなら横断歩道も交差点も渡らずに済みます。これ以外の出口から出ると道に迷いやすいです。
3) 佐倉の編物教室(月1~2回程度)
地元・佐倉の貸しラウンジで編物教室を開講します。
「さくら住建」のSAKULOUNGEまたは別館リビングで行います(最寄り駅:京成本線志津駅)。
この記事をアップした時点での残席状況↓
2月21日(水)ラウンジ(午前1、午後満席)
3月6日(水)ラウンジ(午前満席、午後満席)
3月27日(水)ラウンジ(午前満席、午後満席)
※)2024年3月の佐倉教室は変則で第1・第4です。
午前の部10:30~13:00、午後の部14:00~16:30
※)別館2階リビングは靴を脱いでスリッパで入室していただきます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。