編物講師の仕事はAIに取って代わられる? | 佐倉編物研究所 公式ブログ

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編物をあらゆる角度から研究し、広く普及することを目指します。
所長は講師・デザイナー・ニッターもするオジサンです。

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所長の伊藤です。

 

 

AI、AIと世の中が騒がしくなってからもう久しくなっています。

その中で、将来AIに取って代わられてしまう職業についての話題がしばしば取り上げられています。

 

私は、編物の研究家として活動していますが、ベースは編物講師(編物の指導者)です。

ここでふと、編物講師の仕事は、将来AIに取って代わられることがあるのだろうか、と考えてしまいました。

 

そもそも、AI(人工知能)にできることとできないこととは何でしょう?

よく言われるのが、AIは過去の膨大な情報から導き出せるようなことはいとも簡単にできる、ということ。

では、そういうようなデータからは生まれないようなことは、できない? あるいは苦手?

ちょっとそのあたりの知識が不足しているので、ここではちゃんとした議論はできませんが、編物講師の仕事内容を振り返ってみると…

 

まず、編み方があっているかまちがっているかを見極め、正しい編み方に導くというのは、AIでもやれちゃうような気がします。

また、受講者の希望から製図・編み図を起こすようなことも、たぶんAIにもできる。

では、新しいデザインをするのは…? 新しい編み方を考えて、それを用いた作品を編んで提案するのは…? えっ、これもできちゃうの?

 

こう考えると、もしかしたら編物講師の仕事の大部分はAIに取って代わられる可能性がありそうです。

そうでない部分を活かす、深める、磨く。それが、もしかしたらこれからの編物講師に求められるところなんでしょうかねぇ…

それと、雑談力!これはAIには真似できますまい。

一人の人間として、個性や魅力を磨くのも大事なこと。

 

幸い、私が知っている編物講師のみなさんは、十分個性的で、十分魅力的ですので、この業界、そうすぐにはAIによる置き換えは起こらないでしょう。

 

あるいはもっと、AIとの共存ということも考えられるのでしょうか?

 

うーん、いろいろ考えてしまうと夜も眠れなくなってしまいそうですが、編物の「人間的な営み」という側面を大事にして、できるだけ長くこの仕事を続けていけたらと思います。

 

すみません、わけわからない投稿になってしまいました。

 

 

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※)毛糸店「モントリコ」でのワークショップのため、原則として講習で使用する毛糸はモントリコでお買い上げください。

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